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【参加者レポ】中津超帰省秋編〜こしらえよう、秋の幸せ。〜

こんにちは!松本かなと申します。

このnoteでは、秋の超帰省協会主催のツアー企画「中津耶馬渓超帰省」レポートをお届けします!とても自分の世界が広がった2日間の滞在についてお話します~!


超帰省とは?

そもそも超帰省とは「友達を連れて地元に帰省すること」「友達の地元に帰省すること」を指す、超帰省協会が生み出した造語です。

地元に帰るといつも訪れる場所、定番の食事や私だけの思い出の景色。そうした”私”だけのストーリーがベースにあるローカルコンテンツを、繋がりのある友達や仲間へシェアしていく体験、それが超帰省です。

超帰省をすると、初めて訪れるまちでも自分の地元のように思えてきたり、また「帰りたい」という感情になったり。通常の旅とは一味違う地域体験として参加者の体の中に強く残ります。

そんな新しい地域との出会いかた、”超帰省”の魅力を全国に広めるべく、2020年に超帰省協会が発足。現在47都道府県のアンバサダーとともにこの言葉とアクションを文化として広げるための活動を展開しています。

*具体的な超帰省についてはこちらのプレゼンテーション動画や記事をご覧ください!

https://note.com/chokisei1741/n/nd8cf333c3fa8


中津観光協会、そしてシェアハウスhitotoseとコラボ


そんな中、超帰省の活動拠点SHIBUYA QWSにて大分県中津市の観光協会と繋がり、中津市で超帰省を推進するツアープロジェクトが始まりました。

地域を案内するのは、超帰省アンバサダーである松木 太さん。対象地域は、中津市耶馬渓エリア。中心市街地から30分以上山の中に車を走らせた先にある山間地域で、松木さんが幼少時代、実家のように通っていた祖父母の自宅での暮らし体験を元に超帰省プログラムが展開されます。

ツアーコンセプトは、”いなかクリエイティブ”。「クリエイティビティ溢れるアプローチで暮らしを創り楽しむ体験を、超帰省という体験の中で感じて欲しい。」という思いで、夏・秋・冬の計3回のプランが作られています。プログラム内容は各季節に合わせたテーマのもと展開され、今回はその秋編「こしえらえよう、秋の幸せ」のレポートの様子をお届けしたいと思います。


秋編ツアー「こしらえよう。秋の幸せ」レポート

2日間を通じてハッピーなコンテンツが目白押しでした。まずは1日目から!


1日目 耶馬渓の自然を大満喫!

集合場所はJR中津駅。参加者と主催者全員で顔合わせをして、超帰省がスタート!全体の予定を聞いてから、今回の“実家”となる松木さんの祖父母のご自宅に出発します。(事前にオンラインで自己紹介の機会もありました)

松木さん(左)と超帰省スタッフ(右)と 参加者の方々


青空の下でおいしさ2倍!「鮎の塩焼き」

アイスブレイクもそこそこに、中津駅から車で耶馬渓の中でも奥地の津民エリアへ!着いたのはここは松木さんのおじいさん、おばあさんのお家。(おじいさんがお手製で建てたそうです!)

到着後は、早速昼食の準備です!近くの川でとれた鮎を塩焼きにするために、竹串製作班、火起こし班に分かれて作業しました。私は竹串班で、竹を刀で削りました。これがめちゃくちゃ難しかったんです!竹の節が硬くて、なかなかうまくいかず.........松木さんに教えてもらいながらなんとか完成させました!

みんなで鮎を囲んでいます

鮎が焼けたので、みんなで一緒に昼食を食べました。手作りの竹串で食べる鮎は絶品!幸せな時間でした~。

参加者の方と仲良くなって、おばあちゃんがつくっているという自家製キウイのデザートが美味しかったです!


耶馬渓では日常!?「薪割りチャレンジ」

その後は、食後の運動を兼ねてお家の敷地を案内してもらいました。飼っているニワトリと、最近生まれたひよこ、キウイの木などを見せてもらいました。途中、私の実家にあったような木を見つけて実家だーー!って思うことが何度も。その後、冷えた体を温めるのと食後の運動を兼ねて、薪割りを体験しました。最初はうまくいかなかったメンバーも徐々に慣れてきて、意外な才能を見せる方もいて、終始笑いの絶えない楽しい空間になりました。休憩時間にみんなで焚火に当たりながら食べた、おばあちゃん特製ぜんざいの味が忘れられません.........みんなで焚火を囲んでいると、久しぶりに実家にかえって親戚みんなで団らんしている気分になったことが印象的です。

散策中です
薪割りをレクチャーしてもらっています
松木さんのおじいさん、おばあさんと写真撮影しました


心も身体も温まったとろろの湯

hitotoseから車で15分位のところにある銭湯に行きました!すっかりメンバーと仲良くなって地元の話を聞いて、わいわい話しながら向かう経験は、普通の旅行だったらできなかった大切な経験となりました。

とろろの湯から帰ると絶景が!


参加者の距離が一気に縮まった、hitotoseでの夕食

その後は、待ちに待った夕食!!みんなで準備しました。松木さんが作ってくれた唐揚げが本当においしくって、今でも思い出します^^  
シンプルな醬油味のものと、塩麴味の2種類あって、お肉はカリッとジューシー、衣はサクッとしていて嚙むたびに味がしみだしてきました.........ほんとうに美味しかった.........他のサラダや煮物も忘れられない美味しさで、とくに土鍋で炊いたご飯は素晴らしかったです.........!もちもちした食感で、ずっと嚙んでいたかったです。普通の旅行なら、料理を自分で準備することは絶対にないけど、実家なので積極的に参加して、みんなでつくり上げていく感じがアットホームで楽しかったです!

その後は夜遅くまでお互いについて語り合ったり、将来について話したり。参加者同士の距離がぐんと近づきました。

みんなで夕食を準備!
乾杯♪


2日目 サウナ、カボスシロップづくりなど充実!


体に沁み渡る刺身茶漬けの朝食

朝起きてから、昨日と同じようにみんなで食卓を囲みます。お茶漬け美味しかった。みなさん、昨日の飲みすぎた体にお茶漬けがしみ込んでいるようでした.........

山の中では贅沢品だったお刺身
そこにお茶を足してつくる「刺身茶漬け」。絶品でした!


暮らし作りに挑戦!カボスシロップとサウナづくり

2日目のメインイベント!カボスシロップチームとサウナチームに分かれて作業しました!カボスシロップチームでは、カボスを木から収穫するところから始まりました。とげに注意しながら、カボスの酸っぱいにおいに包まれながら作業をするのが楽しかったです!

敷地内でカボスを収穫

収穫してから室内に移動して、カボスの皮をむきます!収穫するときにできた浅い傷にカボスがしみて痛い.........ひと口大に切り分けたカボスと氷砂糖を交互に瓶に入れて数週間待つと完成するそうです。残念ながら完成品を口にすることは出来ませんでした。

作り方の説明を受けています
切ったカボスを分けています。完成が楽しみ!


なんと手作り!屋外サウナ

一方のサウナチームは、hitotoseで手作りしているサウナの完成が目前ということなので、仕上げのドアをつけるのを手伝いました。参加者の方に建築関係の方がいたので、本領発揮!みんなで協力して、個人の得意分野が生かされ、感謝される在り方がとてもアットホームで、本当に親戚のようでした。


知る人ぞ知る穴場カフェ「豆岳珈琲」

hitotoseの近くにあるカフェにみんなで行きました。外にも席があって、少し寒くはありましたが、高地から見下ろす耶馬渓が絶景!少し寒くはありましたがドリンク、フードのメニューが多くて悩みながら選んだチーズケーキがとってもおいしかったです!

チーズケーキとカフェオレ


別れ

豆岳珈琲を出発して車で1時間ほど、車で中津駅に向かいます。全体を通して、たった2日間とは思えないほど濃密な体験になりました。旅行では決して見えなかった耶馬渓の1面を見ることができました。たくさんの家族と親戚ができて、終わった後も耶馬渓の天気予報に注意を払うようになりました!


濃密な2日間の超帰省ツアーを終えて

一般的な旅行とは違い、地元にしかわからない地域の魅力やスポットをエピソードとともに教えてもらうことで、一気に耶馬渓というまちが身近になった2日間でした!普段の生活では関わることのない方々とお話しする機会もあり、その中で興味深いお話がたくさん聞くことができてとてもよい体験になりました。

私個人としては、シェアハウスhitotoseでの夕食の時間。自分とは全く違う境遇の人と話すことができたことが、大きな収穫となりました。あらゆる経験や考え方について会話するうちに、生き方は一つではないと分かって、肩の荷がすっと降りたような気がしました。これもひとえに、参加者の方やhitotoseの皆さんが一番年下でもあった私の話を親身になって聞いてくださったからだと思います。参加者間の距離が親戚のようにグッと近づき、自然と心が開いている、そして、自分の話を尊重してもらえる。そんな体験ができたのも超帰省ならではだと思いました。

生まれ育った地元ではないところに、大切な場所と思い出が増えていく家族のような繋がりが生まれる。
超帰省という体験は、たくさんの気づきを与えてくれるものです。

超帰省を通して、日本中に私だけの”実家”を見つけられるかも。
ぜひあなたも友達と一緒に、超帰省してみてはいかがですか?



超帰省協会からのイベントや取り組みの告知はこちら!

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