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ぼくらは銀色の星を見ていた

※セットリストのネタバレがあります。

2024年2月12日、ストレイテナー Silver Lining Tour 2024 in  Zepp Fukuoka に行ってきました!!!!!
いや〜〜〜〜今回も楽しかった。

今回は2階席をゲットしました。Zeppの2階からもテナー観てみたいじゃん??というノリだったんかな、チケット取った時の自分。(記憶喪失)
そんなゆるいテンションでいざ整番見てみたら、ななんとA列(1列目)……!!
しかも会場についてみれば、センター席!!ホリエさんの真正面だよ!!ちょっと待って!!!めちゃくちゃ良く見える!!!!嬉しい反面、緊張感にも襲われる(何の?)。
2階の1列目ってめちゃくちゃよく見えるんだな……(同じことしか言ってない)。シンペイさんをあんなにハッキリ視認できたの初めてだよ!!ひなっち共々、ニッコニコで演奏しててとても良かった。

一曲目はネクサス武道館ver.でスタート。このアレンジさぁ……。(クソデカ感情)
ネクサスって曲はただでさえメッセージ性も存在感もでかすぎるのに、そこに武道館のオープニングを飾るにふさわしいエモアレンジまでされたら、オタクは簡単に泣いてしまう。ていうか2009年のNEXUS TOURのアレンジと同じやつなのかな?だとしたら、それはそれでエモい。教えて!!古参バーサーカー!!

そっからは怒涛の勢いで会場のボルテージを上げていく。泳ぐ鳥にテンションが爆上がり!!あのイントロを聴いたら体が動き出してしまうね。
以下、個人的に印象深かった曲をピックアップ。

▼Toneless Twilight

大好きな曲。何度聴いても良いね……!
暗いステージ中央で一人、キーボードを弾くホリエさんだけにスポットライトが当たる。その絵と、イントロの美しい旋律だけで泣けてくる。そしてドラマチックな曲の構成。サビでホリエさんが切なく歌いあげる高音もまた涙腺に効く。
一番最後のサビだけにある「届けたい 君に会いたい twilight highlight…」のメロディが天才だと思う。それまでのサビとは印象が違う。切なすぎる。韻も踏んでるし。

▼246

このMVのホリエさんカッコ良すぎませんかね。

今日はなんかOJのギターの音がすごく良く聴こえて良かった!!いつもあんまり聴こえないから。というか、ベースが抑えめだったかな?最近はベース抑えめにしてくれてる気がするなぁ。音のバランスが良くなった気がする。zeppの音響が良いのか、ドラムの音もキレがあってすごく良かった。
246のキャッチーで爽やかなリフがくっきり聴こえて嬉しい!あのリフ、初見時は「単調すぎでは……?」と思ってたけど、聴き慣れてくると「逆に良い、いや、良すぎる」と思えてきた(手のひらくるっくる)。
サビとAメロの繰り返しのみで構成されたシンプルな曲。こういう曲好き。

▼POSTMODERN

う、嬉し〜〜〜!!!POSTMODERN大好き!!
シンプルな演奏に、ホリエさんの荒々しい歌い方がクセになる一曲。最近はこういう曲無いですね……若かりし頃の象徴みたいな曲だし……。
間奏のベースかっこよすぎ。サビの繰り返しに戻ってくる時のキメも良すぎる。最後のシンペイデスボイス(なのか?)とギターも良いね。

▼インビジブル

インビジブル。不思議な曲。今までにない新感覚。
初めて聴いたのは武道館でだが、その時の印象は全く覚えてなく(記憶喪失)、配信開始されて初見の気持ちで聴いた時も、正直ピンとこなかった。
Aメロの歌い方もなんか違和感ある。なんだ、この譜割り…………?
しかし繰り返し聴いてるうちに気づいた。サビの「気付いて 傷ついて だからぼくは」のメロディ、めちゃくちゃ天才だな。
次第に、暗い歌詞が気になってくる。不穏に始まり不穏に終わる。
せっかく無駄考察したのでポエムを載せておきますね。

▼インビジブル考察妄想ポエム

もう何日も夢を見ていない。変わりばえのしない毎日。
夕暮れ、影の中を歩く帰り道、求めて失ったきみのことを思い出す。
きみに全てを与えたいはずなのに、心までも奪われるのが怖かった。
だからきみから離れることを選んだんだ。

これは皮肉なバッドエンドか、感動のラブストーリーか。
想像していたきみとの未来に鍵をかけて捨てることにした。
その光景を忘れることはできないだろうけど。
きみを守りたいはずなのに、ぼくは臆病で、世間と戦うのが怖かった。
だけどきみの幸せは願っているんだ。
こんなぼくの心はきみには見えなくいい。


▼群像劇

大好き!!!
 宇宙の夜 二人の朝を除けば、Crank Upの中でダントツに好き。大変エモーショナル。
「きみは行く 未知なる方へ……」とスローテンポで歌いだすホリエさん……ライブで聴くとまた格別なのよね。
サビの特徴的なギターのカッティングが気持ちいい。永遠に聴いていたい。あと、ライブだとフェードアウトしないOJのギターソロが聴けるので◎。

▼SIX DAY WONDER

なんだかすっごく久しぶりに聴いた気がする!!
いやーーーー名曲っすね……(軽い)。意味深な歌詞を含め……。
センスの塊の曲。こんなん考えて作れないよ。SIX DAY WONDERでしか出せない空気感がある。しかもイントロのピアノで作り出した神聖な雰囲気が、サビのアンサンブルで和らいで、幸せで美しいものを見てる気持ちになる。世界の終わりっつってんのに。

▼Silver lining

ツアータイトルを冠する者。なんか貫禄ありますねこの曲……。
この曲を初めて聴いたのは2023年7月8日 Silver Lining Tour in 熊本B.9 V1だったね。(ホリエさん45歳の誕生日。あのライブ神のセトリだったしMC面白すぎて息できなかったし楽しすぎたので映像化してくれ!!)
まーたBメロがヘンテコなメロディだな!!(褒めてる)という第一印象だったけど、実際音源聴いてみたらそんなヘンテコじゃなかった。
独特な音運びにはクセになるような魅力があるね!サビ前の三連符も気持ちいい。そして明るすぎないサビが好き。歌詞も良い。やっぱり何度も聴いてると「サビのメロディ天才か??」ってなっちゃうんだよね〜。

「Silver lining」という言葉には二つの意味があるらしい。

1.(地上から見た灰色の雲の後ろ側で)銀色に輝く裏地
2.(比喩として)希望の兆し

英辞郎 on the WEB Pro

Silver Lining Tour……2023年4月にツアータイトルが発表された時は、
「コロナ渦を乗り越えて、未来に希望の光が見えてきた」
……そういうイメージで付けたのかなと感じた。しかしそれと同時に、「Silver」っていったらそれはもうSILVER RECORDを思わせずにはいられないじゃん。そりゃ貫禄あるわ。
武道館のテナモバ新聞の見出しにも「銀色の輝きを纏い、武道館ライブへ」って書いてあってニヤついた(キモオタ)。銀色に輝くバンド。25周年を迎えるにあたり、原点を思わせる「SILVER」をわざと持ってきたのだろうか?

▼SILVER STAR

2002年、インディーズ時代にリリースされたシングルである。
荒削りなサウンドで、ストレートに想いをぶつけてくるロックンロールがたまらない。THE・勢い。ギターとドラムだけ。二人の覚悟決まりすぎてカッコ良すぎませんかね。ちなみにSILVER RECORDの中ではDJ ROLLが一番好きです。次点がTHE MAN WITH A SILVER GUN。

今回のツアーは、各会場ごとにみんなの投票でセットリストのうち一曲を決めるという楽しすぎる企画があった。福岡会場ではこのSILVER STARが一位に選ばれたのだ!!アルペジオのイントロだけで高まる。昔からのファンには思い出深い曲であることは確か。

で、軍師ミントはレアオブレアと名高い(出典:軍師ミント)LEAP IN THE DARKに投票し続けていたのだが、残念。どこの会場でも一位になれなかった。いやでも、テナモバ会員限定の企画で判明した福岡の投票結果を見ると、お、おや〜……?LEAP IN THE DARKくん……惜しかったのでは!?

▼MAGIC WORDS

ズルじゃん!!MAGIC WORSDやるとか聞いてないって!!(?)
この曲はイントロのギターで高まった後、すぐにギターのノイズで始まる勢いのあるサビで感情が限界突破できる。その後Aメロがすぐ始まるけど、これが20秒くらいしかない。またすぐサビ。最高。
恒例のサビとAメロの繰り返しで構成された曲。これ激しい曲に限らず好きなんだよね。REMINDERとかね。
あとMAGIC WORDSで忘れてはならないのが間奏の良さだと思う。それまでの激しさから一変して、急にクリーンなギターのバッキングで穏やかな時が流れる。え……?安心感……と思ってたらゴリゴリのベースが乱入してきて、再び疾走感溢れるサビへ連れていかれる。
いつの記憶なのか、妄想なのかわからないが、あの間奏を聴くと必ず歓声と拍手の幻聴が聴こえるので、「ついてきてるかい?」ってテナーが俺たち手を差し伸べてくれてるようなイメージがあるんだわ。

▼TENDER

軍師ミントが一番好きな曲……が今回のラストの曲。
嬉しい!!彩雲がトリだと思ってたから!TENDERがトリって……!嬉しーい!!!(語彙力)
自分の中でストレイテナーといえばTENDERかREMINDER。この2曲が好きだからストレイテナーが好きと言っても過言ではな……くはないがそれくらい好き。やっぱTITLEの完成度はすげぇ。
シンプルな演奏ゆえに、ザラついたホリエ氏の若い声と、独特の世界観をまとった歌詞がよく聞こえる音源も良い。けど現在のホリエ氏の聴き心地の良い声と、楽しそうに演奏する四人に優しく包み込まれるようなライブも良い。Rain down tenderly……!

▼KILLER TUNE

アンコールラストはキラチュンで気持ちよくなっちゃって良いんですか!?
このエクスタシー、他の何でも得難い。得難い体験。本当にありがとうストレイテナー。あとTRAINとか、シーグラス落ちサビの会場一体となったクラップでも同じエクスタシーを感じられますよ(変態……?)。


▼SOFT CREAM、改名するってよ

今回のMCも息できないくらい面白かったです。お笑いコント観にきたんだっけ……?

・むっちゃん万十とOJの距離感に嫉妬(?)するひなっち「きみたちそういう関係だったの…?」。むっちゃん万十美味しいよね〜!!!
・ひなっち「633、最近あいつらどうしてんの?」
・「あいつらピザ頼んでたよね。ソーセージのくせに」
・ホリエ「ボーカルのSOFT CREAMが改名してS'CREAMになるらしい」
・↑????
・へ、へぇ〜〜〜?
・冒頭4曲でおれたちのカッコつけ具合わかってもらえた?(焦)
・福岡はどうしてもエモくなっちゃう。
・福岡良いよね。住みたいわ〜〜(脳死会話)
・マイクにリバーブめちゃくちゃかけてもらってMCもエモくしよう
・歌い終わり息切れしてる息がリバーブかかってたらエモい
・それがSIX DAY WONDERのキーボードと重なったらエモい
・実際にやってみるホリエ氏「スーーーーーッ……」会場、爆笑。
・OJ「今日のMCも面白い◎」
・安全地帯どころか危険地帯だね(笑)
・……危険地帯ってデンジャーゾーンじゃん!!!(とオフマイクで盛り上がってるシンペイとひなっち)
・↑???????

633を自ら話題にあげるとは……?今後もなんかあるんですか!?!?期待して良いんですか!?それともいつもの脳死会話ですか!?!?

▼軍師ミントの雑魚予想

今回のライブもめちゃくちゃ楽しかったね。このために生きてます。

軍師ミントね……ツアーやらDVD発売やらが落ち着いてきた頃、つまり……5月ごろにニューアルバムの発表があると睨んでいますよ!!
ついこの間出たと思ってたCrank Upが2021年……?Applauseは2020年!?!?となると、今年の夏ごろとか、そろそろ次のアルバムが出てもおかしくないんじゃないか?!
もしくはライブアルバムの発表(ただの願望)。Behind the Tokyo大好き。
もしくはテナマニ開催のお知らせ(ないか…………。)。

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