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嫌なことばかりでも前へ進め。

※これはヘブンバーンズレッド×Angel Beats! コラボ第2弾「Beautiful the Blood」の脳溶け感想文です。
※なんでも許せる人向け。
※ネタバレ注意。

▼そんな理不尽ってないじゃない

軍師ミントはスマホのアプリでやるゲームが全く続かないという説があるのですが、それはどのくらい信憑性があるかというと大好きなストレイテナーが主題歌を務めた大好きなテイルズシリーズのアプリゲーム(2018年サ終)でさえ続かずに放置してしまうという重要事例がありまして、キャラクターイラストもすごいクオリティ高かったし可愛かったしフルボイスで超豪華だったしサラのお兄ちゃんが森田さんってことだけ知っていてそこまでは!なんとか!シナリオ進めたい!!と思ってたけど結局だめでしたね。テナーの歌に!!テイルズのアニメが!!ついてるのに!!!これ以上ってある!?
極め付けに大大大好きなファイアーエムブレムのアプリゲームでさえ最初は頑張っていたもののついて行けずに放置してしまい、力のインフレに怯えて戦場からは遠ざかり好きなキャラクターのイラストやシナリオをニヤニヤしながら楽しむだけの弱小召喚士エクラミントになり下がってしまったわけですね。それでもいいじゃん……。

で、ヘブンバーンズレッド通称ヘブバンも例に漏れず放置に放置を重ね、あーーやりたいんだけど腰が重い。(なんで?)また今度にするか……という状態がずっと続いているんですね。今もかい。
そんな中に飛び込んできたのがAngel Beats!とのコラボ。
え??!?!?!?!?
そんなことしてもらえるんですか!?!?!?

何を隠そう、全然スマホゲームに魅力を感じない(感じてないんじゃん)軍師ミントがヘブバンだけはやってみたいなと思ったきっかけが、大好きなアニメAngel Beats!のシナリオを書いたKeyの麻枝准(天才)が手がけるゲームだと知ったからだ。
放置してるけどこれは見逃せない。中学生の頃にABに多大な影響を受けた、そして生きていくことに少し希望をもらった人間としてこれをスルーするなんて……そんなの…‥許せないじゃない!!!!

▼移り変わらぬ気持ち

というわけでちょうど一年前、コラボ第1弾「コスモスが咲き続けた場所」はしっかりプレイしました。
ゆりっぺーーーーー!!!!!かなでーーーーーー!!!!ってずっと言ってた気がする。二人が仲良し癒された……。かなでは全力ですっとぼけてくるのが良かった。(いや天然か……?)もちろんみゆきちも可愛かったよ。クソビビリなの親近感わく。なのにドラム叩くとバッキバキになるの最高だね。

癒し空間。

みゆきちの過去についてのシナリオもじっくり見ました。中盤まで怖すぎてホラゲーだったんかヘブバンは???って思ったけどなんとか精神を保てた。このシナリオも泣いたよ……。おい、新之介………;;いいやつすぎるだろ……………。
なかなかいねぇよ、君みたいに誠実で一途な人間は……;;
みゆきちなんて普通にAB見ただけの人は「誰???」ってくらい影の薄い存在かもしれないけど、ガルデモファンとしてはみゆきちの過去が知れたのは嬉しかったな。
大喜利、そして恒例のやきう………アホですね……。すっごい懐かしい気持ち……。ABを観てる時と同じ気持ち。次回予告大好き。AB感すごかった(ABです) 。

戦闘で曲流れるの嬉しい!!!!テンション爆上がり。余談ですがこれを機に、Awakening Songっていうアルバムを買いました!(ガルデモファン名乗っておきながら今ですか!?)めちゃくちゃ良い。ジャケットがまず良い。ユイと岩沢さんが一緒に歌っているイラスト。本来はかなうはずのない姿。ソロの歌も良かったけど、やっぱりAwakening Songが一番好きだな。二人で畳み掛けるサビが気持ちいい。
ユイの曲にAnswer Songっていう曲があって、これがユイ史上一番エモい曲と思う。憧れの岩沢さんのことを歌う部分があり、「今も聞こえる歌声」というのは岩沢さんのことだが、歌詞の中の「いつか一緒に歌ってみたいな その日を楽しみにしてる」というセリフはどうやら岩沢さんが言っているように見える。つまりお互いの願いがAwakening Songで叶っちゃったわけだ。エモすぎてキレそう。

▼本題のBeautiful the Blood

ひさ子さん!!!!!!
うわーーーーひさ子さんがいるよ!動いてるよ!喋ってるよ!ギター弾いてるよ!!!しかもイラストがすごく良い!かわいい!
ひさ子さんのセラフかっこよすぎるよ!!それは軍師ミントが中学生くらいの時に「ギターで戦う女子ってよくない?(?)」って妄想してたやつと完全一致じゃん!!!?!
……と開幕テンションMAXだった軍師ミントだが、月歌が岩沢さんの生まれ変わりだと思い、抱きつくひさ子さんには突然感情を揺さぶられてしまった。違うよ……岩沢さんじゃないんだよ……ステージにぽつんと残るアコギを呆然と見つめるひさ子さんを思い出すと………泣きそう……。

って泣きそうになったかと思えば息できないくらい笑ってた。作詞バトルおもしろすぎる。月歌がめちゃくちゃ上手い良い声で歌いあげるのが効く。ゆりっぺやユッキーやひさ子さんがなんてツッコむかワクワクし、なんてツッコんだとしても一人で爆笑してた。思い返せば、ここらへんをプレイしていた時はとても幸せだったな……(お前消えるのか?)。

ヘブバンでABキャラのシナリオやってくれるの感謝感謝感謝しかないな。本当にありがとう。新規イラストもかわいいし。ていうかゆりっぺとかなでがマジで可愛い。こ・い・つ・ら!!!!!アニメ見終わった後の「ゆりっぺとかなでちゃんが仲良くしてるところもっと見たかったなぁ〜〜」を完全に叶えてくれてありがとう。ゆりっぺがいちいち「かなでちゃん、どう思う?」って聞いてるのも「えっ……仲良しじゃん……」ってなったし、それに対してかなでが真面目に「そうね……こういうことかしら」ってキュートボイスで答えたりしてるのを見てるだけでキュンとしちゃった。キューーーートッ!!!!
あとかなでの戦闘アニメかっこよすぎる〜〜〜!!!レッツマーボー!!!これが!!見たかったんだよ!!!あとセリフも全部良い。「おまえはすでにしんでいる………」「なにその動き……!」「それどこで売ってるの?」。ゆりっぺもすごく良い。本当にABを観てる時と同じ気持ち。リーダー!!!ゆりっぺにならどこまでもついていきます!!!でも泣きじゃくるゆりの姿も知ってるから、リーダー然としてるゆりっぺを見てるとたまんなくなるんだよね。(この人キモいよぉ……)

▼あんた、最高にイカすよ

話は戻ってシナリオ。ひさ子さんの過去がついに明らかになる。ひさ子さん、元プロだったのか……バンド名は「汚れた血」。なんとも不穏なバンド名である。斬崎が出てきて真っ先に思ったのが、「リッキーだ………」。

実際にこの目で当時のART SCHOOLを見たことは当然無いのだが、斬崎みたいな感じだったなら……良いな。という軍師ミントの完全妄想です。実在する方とは全く関係ありません。軍師ミントはBOYS DON'T CRYというライブアルバムが大好きで大好きで、その吐き出すような、倒れそうなくらいの、木下理樹氏の歌声を聴くたびに胸がきゅっとなる。そのメンバーには軍師ミントの敬愛するお二人・日向秀和氏と大山純氏がいたのだ。今から20年以上も前の話。何があったか詳しく知らない。それでもこの歌声にはきゅっとなるわ。何が言いたいかというと、結婚してやんよひなっち先輩と個性がないのが個性大山くんじゃないよ、全く関係ないよ。←これを書きたかっただけです。すみません。BOYS DON'T CRYが大好きなのはほんとです。
もし明らかにやってんな麻枝准。となる瞬間があるとしたら「戸高」とか「中尾49歳」とか「堀江」とか「中山」とかいう名前のキャラが今後ABに出てくる時だと思います。妄想するだけならタダだから。
明らかにやってんな具合で言えばひさ子さんが筆頭なんじゃないかと思うけどね!!ひさ子っていったら………もう………あの方しかおらんのよ。

ストレイテナーってことか?(違う)

▼スノードームの中で永遠に溺れ死ぬ

斬崎の介護を押し付けられてしまったひさ子さん。辛すぎる。マネージャーも斬崎も斬崎の母親も、誰も責めることはできない。斬崎が「日本国憲法で生きなきゃいけないって決まってるわけ?」と言ったのがそれ死にたがり中学生時代の軍師ミントが思ってたやつ!!!だった。やっぱ軍師ミントって麻枝准と心拍数のBPMが同じなんじゃなーい?(意味わかんねーし気持ち悪ぃわ!!!by心の中のユッキー)
斬崎の「どうして子供を作る行為が一番気持ちいい行為に設定されている?」ていうセリフも印象深かった。そんなこと考えたこともなかったけど、性行為に快感をおぼえる個体が生き残って繁殖していったからや!!とか(これが正しいかは知りません)が知りたいんじゃなくて、命の作るのが人間の本能なのなんで?って言いたいんじゃないかって。だって自分は自殺したいのだから。
もしくはひさ子さんに恋愛感情があったとするなら、自分の気持ちを伝えられずに抑圧された性欲を抱えて、もどかしさを世間への不満として吐き出した……のかもしれない。
実際シナリオ上で斬崎………もとい木崎久遠くんが、ひさ子さんに恋をしていたのかどうかはわからなかったと思う……(にぶかったらごめん)。ただ誰かに、愛されたかっただけなんだよね。死んだ母親の代わりになってくれる人が欲しかった。誰かに見ていて欲しかった。毎日息することで精一杯で、周りに気を使うことなんてできなかった。だからひさ子さんが自分のせいで嫌われ者になってることにも対処できなかった。しようとしなかった。

ひさ子さん、よく頑張ったね。あなたはえらい!!すばらしい!!!優しい!!(突然の賞賛)「あたしは仕方なくやっただけだよ……」……って声が聞こえてきそうだ。でも、それをやるのが難しいことなんだよ。人道的な人間なら誰だってそうすると思われてることを、実際にやり続けるのは意外と難しい。
ひさ子さんが久遠のことお世話してくれたから、久遠は生きることができたんだよ。当たり前のこと言ってるかもしれないけど、それってすごいことなんだよ
!!!もっとひさ子さんを褒めさせろ!!!
ひさ子さんが斬崎の亡霊を見ながらもガルデモとして頑張っていたと思うと、切なくなる。なんか、麻枝准氏のキャラクターたちって、主要キャラじゃないキャラにも濃厚〜〜な過去があるよね。本編では絶対に明かされることのなかったひさ子さんやみゆきちの抱えていたものを知れて、そしてそれを今は音無くんじゃなく、月歌たちで救う……ってエモすぎるコラボじゃん……。

▼触れるものを輝かしていく存在

久遠とひさ子さんのあやとりもスゲー雰囲気良かった。「あやとり」って言葉が出てこなくて検索したわ。100億年ぶりに使ったわこの言葉。なんか、麻枝准氏のシナリオで出てくる「子供の遊び」って超ノスタルジックだよね。廊下ホッケーしたことはないけど。
二人とも声がやわらかくて、もうそれで泣きそうになってた。実はすごく眠いんだ……っていうところでもうだめだった。激弱涙腺。お前……消えるのか;;

最後に岩沢さんが待ってたの泣いた。

岩沢。岩沢。岩沢。ひさ子さんにとって全てだった岩沢さん。ひさ子さんを待っていてくれてたの………。音楽のことしか考えてない、音楽バカの岩沢さん。あの時満足して歌いきって、次の生へと向かって、またどこかで既に歌ってるだろうと思ってた。でもひさ子さんのことは人間として特別だったんだね。ただのギタリストじゃないよね。まさか岩沢さん出てくるなんて思ってなくて、夜中に一人ではしゃぎ泣き(?)してたよ。岩沢さんの新規ボイス(沢城みゆき氏)も聞けたし新規歌声(marina氏)も聴けたし最高最高最高だよ………… 。
月歌とひさ子さんの最後の会話で、ひさ子さんがあの時スピーカーのボリュームを上げたことを後悔してるってハッキリ言ったから、辛くて泣いちゃった。自分のせいで岩沢さんが消えてしまったと思ってたんだ。月歌が自分なりに励ますのも泣いちゃった。月歌………っ!!!!「私はその人にはかなわないよ」って言ってたけど、君も恐ろしいほどカリスマや!!!
ひさ子さんが岩沢さんとまた会えたことで、その後悔もする必要なかったんだよってわかったならいいな……と思った。
いいんだよ……ひさ子さん。もういいんだ。幸せになれ……。


ひさ子さんのスタイル名が完全にストレイテナーですありがとうございました。


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