ダムマイスター所感

もうすぐ第六期

ダムマイスター第六期が4月から始まります。現在、既存のダムマイスターには更新申請の通知が来ていますが、もちろん新規の受付もしているのでこの機に「ダムマイスターになりたい!」という方は申請してみましょう。

というわけで、2012年から一般枠ダムマイスターをしている僕から所感を少しだけ。

ダムマイスターとは

ダムマイスターは、「広く一般の方々に、ダムの実態、役割、魅力などについて知って頂くために、それを支援する役割を持つ」ものです。

ダム協会のQ&Aにはこう書かれています。端的に言えば、ボランティアでダムの広報をしてくれる人だと思ってもらえれば差し支えないでしょう。

ダムマイスターになる方法

書類審査で合否が決まります。申請書はこちらから。

「ダムマイスターとして今後行っていきたいこと」と「活動実績」が主なメインになります。初回申請では活動実績が少ないと思いますので、前者をしっかり書きましょう。

ダムマイスターになるメリット

ダムマイスターを名乗れます。
ダムマイスターだからといって羨望の的になったり尊敬されたり…なんて記憶は無いのでメリットと言って良いのやら。

以前はダムマイスター向け現場見学会が年1回くらい実施されていましたが最近はありません。第五期中に現場見学会復活を求めましたが実施されませんでした。第六期では実施されるといいなぁ。

ダムマイスターだから特別に見学させてもらえる特権のようなものはありません。その他一般の方々と同様に対応されます。

あと、月刊ダム日本が毎月貰えます。

ダムマイスターになるデメリット

特にありません。

もしかすると月刊ダム日本への寄稿を求められるかもしれません。面倒な場合もありますが、活動実績になるので積極的に寄稿すればデメリットを打ち消せます。

更新が厳しくなった

ダムマイスターの初回申請は比較的通りやすいようですが、次期の更新申請が厳しくなってます。Twitterでダム見学活動を投稿しているとか、ブログ書いてます程度では厳しいかもしれません。そういう意味では2期目からが本番だと思います。

既存のダムマイスターでイベントやメディアに出演をしている人もいますが、ダムマイスターという称号だけで話は舞い込んできませんので積極的に活動できるよう考えておくといいでしょう。

ただし、一部のダムマイスターのように得意分野があると何かの折に話を振ってもらえるでしょう。以下は例。
・Hisaさん 水力発電
・星野   鬼怒川地域
・しょさん 四国地方
・佳さん  丸山ダム
・目黒さん 新潟・福島県

ダムマイスターの層が薄い分野

・北海道、東北、中部、中国、四国、九州、沖縄
・利水全般
・海外

地域については1地方2人はいると良いですね。1人だとイベントでもなんでも1人に集中してしまうので。

どしどしご応募ください!

最近は一般枠のダムマイスターが減り専門家が多くなりました。一般枠ダムマイスターはダムや職員さんや専門家と一般の人を繋ぐ重要な役目があると思っています。災害やインフラツーリズムで注目を浴びているダムのさらなる理解促進のためにも、一緒にダムの世界を盛り上げてくれる新しいダムマイスターが増えてくれることを願っています。

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