
【特別区採用試験】面接に合格するためのテキスト
500いいね!突破記念!10,000円→5,980円
特別区の2次試験である「面接」に合格するための、令和5年度版テキストです。
当テキストの対象試験区分は次のとおりです。
・Ⅰ類採用
・経験者採用
・就職氷河期世代を対象とする採用
特別区の場合、面接の配点は筆記試験と同じかそれ以上だとされているので、面接次第で簡単に逆転が起こります。
特に、希望区に行きたい場合は上位合格をする必要がありますので、面接での高得点は必須になります。
当テキストは次の3部構成であなたに合格を届けることを目的としています。
1.定番の質問と模範解答
2.上位合格者に共通する3つの特徴
3.特別区の政策トレンド
それぞれについて説明します。
1.定番の質問と模範解答
面接対策の基本は「予想される質問を知り、ベストな回答を用意する」ことです。
質問に対してその場で即座に考え、満足いく回答ができる人はいません。
自己分析や志望動機を考えることは重要ですが、結局は「事前に理想的な回答を用意する」ことに終着します。
特別区の面接は、面接カードに書いた内容を中心に進行しますので、用意すべき回答は十人十色です。
その一方で、「ほぼ正解が決まっている質問」というものも存在します。
たとえば、「住民からのクレームにどう対応しますか?」といった質問。
これは人によって回答が変わるものではなく、面接官が欲する正解がたしかに存在します。
面接では本来こうした「知っているかどうか?」の質問ではなく、「その人ならではの回答ができる質問」から評価すべきです。
それにもかかわらず、「知っているかどうか?」の質問に満足いく回答ができなかった受験者には容赦なく不合格が下されます。
そこで、「正解が決まっている質問は無駄な時間をかけずに模範解答を見て覚え、浮いた時間を他に投資すべき」というコンセプトから答案集を作成しました。
2.上位合格者に共通する3つの特徴
上位合格者たちの面接再現を見ていると、必ずしも面接そのものが上手な人たちばかりでは無いことが分かります。
回答に詰まってしまうこともありますし、正解とは言えない苦しい回答をすることも多々あります。
しかしながら、面接官が受験者に対して「好感」を持っていることは、文面からだけでもひしひしと伝わってきます。
つまり上位合格者たちは「必ずしも面接が得意なわけでは無いが、好感を与える能力に長けていた」といえます。
では、どうやって「好感」を与えることができたのか?
上位合格者たちの面接再現を分析したところ、好感を生む源泉ともいえる3つの共通の特徴が浮かび上がってきました。
例えば、上位合格者たちは他の受験者と比べて明らかにあるワードを使用する頻度がとても高いです。
このように、上位合格者たちが無意識にやっていた高評価につながる3つのポイントを、あなたの面接でも再現できるようにお伝えします。
3.特別区の政策トレンド
特別区は常に変わり続ける街なので、政策にはトレンドがあります。
例えば、一昔前なら「待機児童対策」は大きなトレンドでしたが、今は政策の中心ではありません。
もし、「待機児童対策をやりたい」という人と「多様な保育ニーズに応えることにチャレンジしたい」という人がいたら、どちらを優先して採用するでしょうか?
また、防災分野では「行政の防災力向上」と「住民の防災力向上」のどちらがトレンドでしょうか?
現場の職員からヒアリングした情報や区議会の議事などを参考に、現在の特別区の政策トレンドをお伝えします。
以上、3部で当テキストは構成されています。
万一、少しでもご満足いただけなかった場合は、noteの返金機能に従って、謹んで全額をお返しいたします。
それでは本編に入ります。
※無断頒布・無断転載・無断引用を固く禁じます。
1.定番の質問と模範解答
まずは定番の質問について、確実に答えることができるようにしましょう。
当たり障りのない回答だけではなく、合格者の回答の中で優れていたもの、心理学を使った効果的な回答もお伝えしていきます。
「最後に何か質問はありますか?」
面接の最後に出される、いわゆる「逆質問」です。
ほぼ必ず聞かれる質問ですので、当テキストでも真っ先に解き方をお伝えします。
さて、心理学には「ピーク・エンドの法則」という有名な法則があります。
簡単に言うと、面接の最高潮(ピーク)と最後(エンド)が特に印象に残り、その他の印象を凌駕するというもの。
したがって面接最後のこの質問は、他のどの質問よりも印象に残りやすいので非常に重要です。
まず、絶対に避けたいのは「調べればわかること」を尋ねてしまうこと。
例えば政策や地理、福利厚生や勤務地など。事前にしっかり調査しなかったのか?と思われてしまい印象が悪いです。
また、面接官が答えづらい質問も好ましくありません。たとえば、他人の話や機密情報、センシティブな話題。
「○○の施策についてどうお考えですか?」といった個人的な感想を問うのもあまり好ましくありません。議論の場ではないからです。
定番かつ当たり障りのない回答は次の通りです。
【定番の回答例】
「これから公務員として働くまでにやっておいた方がいいことや勉強しておいた方がいいことはありますか?」
「活躍している職員の共通点はなんですか?」
「これだけは覚悟しておいてほしいということがあれば教えてください」
「将来的には管理職として活躍したいと考えています。昇進していくために、どのような能力が求められますか?」
「住民の方に満足していただけるよう接遇を学んでいます。これ以外にも何か学んだ方がいいことがありましたら教えてください」
定番すぎて面接官からすると「またか」と思われるかもしれませんが、マイナス評価にはならないので、他に思い付かなければ問題ありません。
一方で、上位合格を勝ち取って希望区に行きたいのであれば、ぜひ使って頂きたい強烈なテクニックがあります。
それは「面接官に欲しい人材を言わせてしまう」ことです。
外資系コンサルや総合商社向けの高度(高額)な面接塾に通った経験がある方ならご存知の方法かもしれません。
例えば、あなたのアピールポイントが「粘り強さ」だとします。
面接の最後で「粘り強い人材が欲しい!」と面接官に言わせることができれば合格は堅いでしょう。
では、どうすればそんなことができるのでしょうか?
それにはまず、逆質問でこんなことを聞いてみるのです。
続きをみるには
¥ 5,980
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!