先月の博多cup(チーム戦)で5-2で優勝した電脳堺の話
ちょげどっくすと申します
最近はマスターデュエルばかりやることが多い上に田舎故近場でのCS開催がなく、紙の方を全くさわっておりませんでした
そこで今回過去の構築を見返しつつカードの採用理由に関して自分の考えを整理する目的で簡単な解説記事を書くに至りました
展開の中身や注意すべき立ち回りに関しましてはまた別の機会に記載させていただきます
では構築と採用理由について、早速本題に入りましょう
・使用した構築と戦績
勇者ギミックが入った電脳堺を使用しました
強みとしては先攻展開の強さと気持ち程度の後手の手数の多さ、エルドリッチに対して先後問わず有利に立回ることが可能である点です
勇者ギミックの流行に伴って拘束力こそ落ちてしまいましたが、仙々+朱雀の妥協展開でも勝てる対面が九州ではまだ多いこと、専用の立ち回りを覚えることが必須でありかなり意識しないといけない対面であるデスピアの練度がまだ低かったことから、デスピアをきり、天威勇者やエルドリッチに構築を寄せました
・メイン採用カードについて
・電脳堺モンスター(手札効果のあるもの)
1番引きたいカード達なので最大枚数であり、固定枠です
勇者が混ざることで上級が渋滞を起こす事故も少なくなりました
・電脳堺姫ー娘々
1でも問題ないですが、通常召喚可能なため先攻時の事故軽減、サイドチェンジの際の自由枠の確保の目的から2枚採用です
・勇者セット
水遣い2アラメシア2他グリフォンライダー旅路ドラコバックがそれぞれ1です
誘発のケアからアドバンス召喚のリリース素材、妨害、手札の補充、後手の手数と使用用途は枚挙に遑がありません
減らすと事故が起こる可能性も増してしまうため特に水遣いとアラメシアの枚数については最大枚数が望ましく今期は固定枠です
・妖精伝記ーシラユキ
デスピアを完全にきった構築のためメインの妨害手段としてベアトリーチェで落とす先として1枚採用しています
・手札誘発
後手の勝率の確保のためうらら3枚G3枚の計6枚を採用しています
・緊急テレポート
先攻時の事故率軽減と後手の手数の増強の目的で2枚採用しています。固定枠です
・指名者
先攻時の誘発への回答として墓穴2枚抹殺1枚の採用です
増殖するG以外の誘発がささりにくいデッキのため、Gを全力で止めることが勝ちに繋がるという理由と、抹殺の指名者に関しては先攻展開の際にないと動けない組み合わせが存在するため固定枠です
・電脳堺都ー九龍
最強カードなので3枚採用の固定枠です
・各種電脳堺門
青龍3枚朱雀2枚玄武1枚です
青龍と朱雀に関してはそれぞれ1枚ずつ減らしても問題ないですが、青龍は後手の手数の増強、朱雀は先攻展開で2枚採用でないと展開できないルートの存在、そして両方ともにサイドチェンジの際の自由枠の確保の目的から余分に採用しています
過去の構築と比べて運命の旅路とバロネスの存在から素引き青龍で動けるパターンが増えたため、メイン戦では青龍はほぼ3枚で確定枠です
・虚無空間
発動するだけで勝てるため採用しました
Gをうたれてもこれを開けば基本的に負けることはありません
抹殺の指名者の制限化に伴い頻度は少なくなりましたが、抹殺の指名者で宣言できることも非常に強力な1枚です
以上がメインデッキ採用理由となります
・エクストラデッキ採用理由について
・天霆號アーゼウス
後手まくりの後の制圧のために採用しています。固定枠です
・迅雷の騎士ガイアドラグーン
2素材、4素材アーゼウスを作りやすくするために採用しています
凰々と合わせての採用であること、今期そこまでアーゼウスの蓋で勝てるゲームが少ないことから不採用候補です
・電脳堺凰ー凰々
エルドリッチ、デスピアに対してリソースを消しつつ盤面除去に使えるため採用しました
結果としてはデスピアへの回答としては不十分であり、エルドリッチに対してはこのカードをプレイしなくても勝てることが多いため、今期の出番は少なそうです。不採用候補です
・セイクリッドトレミスM7
墓地リソースの回収と後手の捲り手段としての採用です
特にデスピアのミラジェイドに対して、場を離れた時の破壊効果を不発にすることができるため、使う機会が最も多いカードで固定枠です
・永遠の淑女 ベアトリーチェ
先攻展開で必須のため採用しています
効果で落とすカードの優先順位は 水遣い>シラユキ>青龍 = 娘々 > その他
勇者が禁止にならない限り1枚は固定枠です
・告天子竜パイレン
今回はサイドデッキに採用しているデスサイズを蘇生するためのカードです
バロネスとの明確な差別点は電脳堺ギミックのみでだすことが可能である点であり、ベアトリーチェに対する無効系誘発を再度レベル6のモンスター2体を盤面に供給することでパイレンを着地させ、相手ターンにベアトリーチェの効果とパイレンの効果を使用することでデスサイズを着地させるために個人的には固定枠として考えています
今回のメイン構築では妨害数を増やすためにメイン戦ではシューティングライザーのシンクロ素材の蘇生が主な役割でした
デスサイズ不採用の場合はあれば便利かな程度のカードです
調整段階でこのカードを採用していないせいで負けてしまうゲームが発生したため仕方なくメインから採用しました
・幻影騎士団ブレイクソード
最も出しやすい組み合わせであるレベル3のモンスター2体から相手盤面に干渉しつつ青龍を場から墓地に落とし、アーゼウスになれるカードのため採用しています
固定枠です
・フルールードバロネス
勇者トークンと6チューナー、及びグリフォンライダーと3チューナーで出せる妨害としての採用です
場のカードを破壊する効果は後手はもちろん、先攻時の素引した青龍を破壊して墓地に送ることが可能になったため、安定性の向上にも一役買ってくれています
固定枠です
・相剣大公ー承影
先攻時の妨害手段としての採用です
シラユキと合わせることで任意のタイミングでシラユキと合わせて盤面を2面、墓地1枚の計3妨害を繰り出すことが可能です
後手に関しても除去はもちろん、打点が上がる効果に関してもこれまで電脳堺が越えれなかったアルティメットファルコンやアライバルを超えるために必須となっています
固定枠です
・電脳堺狐ー仙々
増殖するGをうたれた際の妥協点、先攻展開の上振れ要素、後手で相手のリソースを消すカードとしての採用です
勇者ギミックとデスピア以外には依然として非常に高い拘束力を誇るモンスターであり、自己蘇生効果と除外されても朱雀でデッキに戻って再度出てくるしぶとさは経験した人は多いことでしょう
水遣いが手札墓地から除外して発動するため、仙々の攻撃時の効果で毎ターン墓地に戻してあげることで常に手札にアラメシアを抱えることが可能です
固定枠です
・灼銀の機竜
先攻時に自爆することで除外ゾーンから老々、瑞々を回収することで手数を増やすこと、抹殺の指名者で除外したり既に発動したうららを拾うことで妨害数を増やすことを目的とした採用です
後手もシンクロ素材に使ったチューナーを使って盤面に触ることができるため、コスパも高く扱いやすいモンスターとなっています
固定枠です
・シューティングライザードラゴン
勇者トークンと3チューナーとでデスサイズやシラユキを墓地に置いておく目的での採用です
月華竜ブラックローズと合わせた採用がほとんどですが、今回はサイドデッキにデスサイズを採用していることとサイドデッキのファイナルシグマの採用からこのカードのみの採用です
なくてもいいですが、あると便利で相手の後手カード(主に一滴)への耐性を上げることができます
・電脳堺獣ー鷲々
出しやすい6シンクロの電脳堺モンスターであり、先後問わずあらゆる状況で使用するため固定枠です
3チューナー+水遣いでだすことができるため、先攻時に場に電脳堺カードを用意するためにかなりの頻度使います
・瑚之龍
手札を増やせて10シンクロができるチューナーであり、後手で手札1枚を墓地に送れて盤面にも干渉できるため固定枠です
・スターダストチャージウォーリアー
手札が増やせるシンクロ、エクシーズ素材として固定枠です
ビヨンドザホープが採用されていた頃は合わせてワンキルしていましたが、今ではほとんど場に残ることはありません
以上がエクストラデッキ採用理由となります
・サイドデッキ採用理由について
・手札誘発
ニビルコレクタードロール無限泡影それぞれ2枚ずつの採用です
3連戦最終日の大会だったため1日目と2日目のあまりの天威勇者の多さと九州特有のふわんだりぃずの流行からこの枚数となりました
トークンコレクターに関しては天威勇者に対してはそこまで強く使えないですが、先攻時にベアトリーチェやシューティングライザーで触ることができるため、Gの妥協点としても活躍できました
・アーティファクトセット
デスサイズ1枚神智2枚の採用です
デスサイズはデスピアに対してシラユキだとろくな効力を発揮できないため、パイレンやバロネスで蘇生させます
誘発の止まりどころとして神智も採用することで先攻時の勝率の安定に貢献してくれました
・拮抗勝負
サイドカード唯一のフル投入カードです
後手でデスピア、ふわんだりぃずに対して1:1交換以上の働きをすることがほとんどのため採用しました
虚無空間をわれないため、ライトニングストームの方が優先度的には高く感じています
・炎斬機ファイナルシグマ
対ふわんだりぃず最強カードとして採用しています
回答がエクストラデッキを使うことのみのため、朱雀+ファイナルシグマで完封でき、安定した勝率を得ることができます
以上がサイドデッキ採用理由となります
・最後に
ここまでお付き合いいただいた方ありがとうございました
来週から2週連続で地元でCSがあるため、採用理由で整理した反省点を元に構築を考えていこうかなといった次第です(そもそも電脳堺使うのか問題はありますが)
各対面に対する立ち回りは気が向いたら書きます
おわじ
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