【本当に売れるの?】3年連続でLINEあけおめスタンプを販売してわかったこと

結果:年々売り上げは上がっている

2021年から始めて年を追うごとにあけおめスタンプ単体での売り上げは右肩上がりとなりました。レッドオーシャンと言われているLINEスタンプ界隈ですが、努力と戦略次第ではまだまだ稼げます。

MAXの40個で作る必要はない

LINEスタンプは1セット40個まで作って販売することができます。(※最低8個から8の倍数個で販売可能)
「40個あった方がお得だし、40個作れるなら作ったほうがいいに決まってる!」と思っていた時期もありましたが、別に32個でも売れるもんは売れます。
実際、今年度は32個のスタンプの方が40個作ったスタンプより売れました。
量より質、質より需要です。使いやすいものをしっかり揃えていけば売れます。むしろ、40個を無理やり捻り出して余計なスタンプを出してしまうよりマシです。時間と労力の無駄だ!

敬語スタンプが強い

2022年現在、若者は連絡手段にLINEを使っていないという噂がありますが、それ以前にクリエイターズスタンプにお金を使ってくれる人のほとんどは30代以上だと予測しています。
10代、20代は有名人やその時流行っているアニメとのコラボスタンプなどに集中する傾向が強いというのが、LINE公式で出ている年齢別のスタンプランキングからも見てとれます。

我々素人の土俵であるクリエイターズマーケットでのターゲット層の人々は、職場やママ友、ある程度の距離感が必要な大人たち。

そのため、スタンプであれ敬語のスタンプが含まれていることは必須です。全てがタメ口の表現だとなかなか選ばれにくくなります。

わかりやすい表現を心がける

特に40代以上のある程度年齢の高い層は「誤解を与えない表現のスタンプを送りたい」「伝えたいことをストレートに表現したい」「迷わずに使いたい」という傾向が強いように感じます(ちょこなす調べ)
大きな文字で、わかりやすく、シンプルに!
いしいともこさんの「しろまる」スタンプなどが良いお手本になるかと思います。

干支のイラストは無理に入れなくてもいい

卯年ならウサギを入れないといけないのか?という問題ですが、無理に入れなくても売れます。自分の描きやすいキャラクターや表現で制作していくことが大事です。
全く関係のない動物キャラクターを入れても売れるもんは売れます。

年末年始、あけおめしか使えないスタンプは多くても8個まで

よほどの売れっ子クリエイターさんではない限り、スタンプ全てを「あけおめ」「ことよろ」「良いお年を」など、年末年始限定でしか使えない表現で揃えてしまうのはかなり危険です。
前述した通り、あけおめスタンプはそう何個も買うものではありません。
また、「普段スタンプはあまり買わない(無料のものだけ使う)けど、あけおめスタンプはとりあえず買う」という層もいるはずです。
「あけおめ系の表現以外にも普段使えるものがたくさんある方がコスパがいい」と考える人も多いため、定番の表現は押さえておくのがいいと思います。

最初の6個までは力を入れる

メインに据えるスタンプはもちろんのこと、最初の6個の絵柄には最も気を使いましょう。一番露出が多くなるからです。
おすすめされる時、表示されることが多いのが6個目までのスタンプです。
できるだけ目を引くような派手な色合い、使いやすい表現、自分の作風をアピールできる絵柄を選ぶと良いです。

LINEスタンプを始めるならあけおめスタンプからがおすすめ!

最後に、LINEスタンプをこれから始めようか迷っている人にはぜひあけおめスタンプからの参入をおすすめします。
なぜなら、一年を通して最も売れやすく、露出度も高く、単価も高いからです。

最も売れやすい

あけおめスタンプはLINE側もかなり力を入れて販促活動をします。そして、買う側もテンションが上がっていることが多いので、どんどん買ってくれます。一度買ってもらって実際にその人が使うだけで、あなたのスタンプはその人の家族、友人、知人へと広まります。
また、あけおめスタンプを出す人の数は多いですが、年末の暇な時間にある程度全てのスタンプ見てくれる可能性が高いです。

露出度が高い

前述した通り、LINE側がかなり気合を入れて販促活動をしてくれます。
LINEは日本中のほとんどの人が使っているSNS。かなり多くの人にリーチしてくれる上、それを確認する人の数も、通常時のスタンプよりは多いと予想されます。

単価が高い

通常スタンプは売れてもクリエイター側には1個30〜40円程度の収益しかありませんが、あけおめスタンプは60〜90円の収益になります。
平常時のほぼ倍!
作る側としてもテンションが上がりますし、自分へのお年玉にもなります。

最後に私ちょこなすのスタンプ一覧URL置いておきます▼
https://line.me/S/shop/sticker/author/650911

それでは、2023年も良いお年を〜!

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