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心の参考文献たち

私の心のメモみたいなものなので前置きなしで始めます。

経済学者の田中秀臣氏が、2015年映画「進撃の巨人」関連のトークイベントの内容を、今年の8月に文字起こしされたもの。

一部を引用することはやめておきます。私の知らない春馬の一面、の手がかりのようなものが垣間見える記事です。三浦春馬=三國連太郎論、興味深いです。

三國連太郎さんと言えば、佐藤浩市さんで、2012年のあさイチプレミアムトークに春馬が出演したときに佐藤浩市さんが出されたコメント。リンクが見つからないのですが。

「春馬君は身長も180㎝で甘いマスクで弱点がない。だがこれからその部分と本人が戦っていくのだろう。」

なんとなく私はガラスの仮面の姫川亜弓を春馬に重ねてしまった。でも同時に北島マヤ的要素もあるのだけど。

「『人の記憶に残る役者になろう』と言ったのは、そもそも人の記憶に残る作品と出会うことが難しいこと、そのうえに自分の役が半永久的に人の記憶に残ることが難しいという状況で、それでもできれば記憶に残る役者になりたい、それを自覚すること。そこまでして人の記憶に残りたいとすがるような役者の弱さを自覚していく。そういうことにすがらないといけない役者をやることの無常観をひきずりながらこの仕事を続けてほしい。」

難しすぎる。でもこの言葉を忘れずに考えていきたいと思っている。


もうずっとぐるぐる考えているので、関係ない場面の別の方の言葉にも反応してしまう。

大泉さんの新作映画のインタビューで、腹の読めない難しい役柄について問われ、

監督から言われたのは『何を考えているか分からない人間であってほしい』ということ。でも、僕自身は何を考えているか分からない人に見せようと思って演じたわけではない。速水は『面白いものに向かって突き進むんだ』っていう編集者として誰よりも熱いものを持っている男なんです。ただ、行動に説明がないから、周りから見てわからないだけでね。

行動に説明がないからわからないだけで、誰よりも熱いものを持っている!!!ようちゃん、そうだよね!!!と涙が出そうになった。(普通に考えればそこでそうは受け取らないと思うので、私の精神状態がヤバかったと思われます。)

偶然見た武田真治さんのアナザースカイにて、

https://www.ntv.co.jp/anothersky2/articles/218u1q6bpw78yg6zgru.html

私は知らなかったけど、武田さんの20年前のかなり危うい時期のことを振り返られていて。20年たったから言葉にできた?言葉にできるまで20年要した?わからないけど、こういうことってあるんだなと。

大泉さんも武田さんもそういうつもりで発信されたかどうか、そんなおつもりではなかったのでしょうが、もうずっとぐるぐる考え続けていた私には、「行動に説明がなかっただけ」で「説明をするには長い期間を要することもある」から仕方ないんだよ、と時空がずれているのに、おふた方から優しく諭されたようで、少しだけ落ち着くことができる。ふとぐるぐるしてしまったり迷子になったとき、思い出す流れのようなもの。


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