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泣くとはなんぞや?

子供の涙の理由

先日6歳の女の子が泣く理由を教えてくれました

「泣いてないよ。だって悔しくないもん」
「悲しいじゃなくて悔しくて泣くの?」
「うん」

まだこの子達は悲しいことに
あったことがないもんね
と周りの人たちは言いました

でも、無垢な子供の泣く理由は
悔しさと聞くと健全だと納得しませんか?

そして、大人の私もこれまで流した
涙の殆どは確かに悔しさだなと思うのです。

泣くことはストレスの発散になる

涙には種類がありその中で
ストレスの発散になる涙を
「情動の涙」と言います
この涙がどういう役割をもっているか

喜び苦しみ両方とも人にはストレスです
ストレスがかかると交感神経が活発化し
興奮が続き自律神経を乱します

この時に役立つのが情動の涙
泣くと副交感神経を活発化する
セロトニンが分泌されリラックスし
ストレスを軽減できるのです

泣くなはあまり良くない⁉

子供が悔しさのあまり泣くと言う理由がわかりますよね

泣くことで悔しいというストレスを軽減し
リラックスして理不尽を受け入れている

大人になると泣かなくなります
でもそれと同時にこのリラックスするすべも
失われているのかも知れません

泣きベタはストレス発散ベタ

堪えて泣くとストレスはさらに溜まる
できれば安心安全な場所で遠慮せず泣くのがいい

かくゆう私も辛いなあと思っても泣きませんでした
でも、最近はよく泣いております

心がへこたれない理由はそんなところにも
あるんだろうなと思います

喜怒哀楽は人間らしくいる根源

強いだけが人間ではない
弱さもまた人間らしくいるためには必要

悔しさは成長の証

時には泣いて悔しがり
またすぐ笑って面白がる

いつまでも、子供のように自由でいられる
そういう社会を創れる大人でいたいなと
6歳の子供に教えられました

#高齢者虐待防止

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