社会学と社会学者、学会(?)への疑問

橋迫先生。
先生の御ツィートや他の社会学の先生方の御ツィート群を拝読するうちに、社会学という学問や社会学会(でいいのでしょうか)のあり方に対して疑問が色々と生まれてまいりました。
私は学問の世界から遥か遠くに生息する無学な一市民にすぎませんので、あくまで外部からみた印象にすぎないことはよく理解しているつもりですが、私が私の疑問を解消できるようご教示いただけたら誠に幸いに思います。

1.まず、私のような何も知らない外部の人間たちが、「なんか納得いかない」という理由で御学会(でいいのでしょうか?)に対する疑念をインターネットという公共の場に公開し、あまつさえ社会学者を称される先生方にそれを何らかの形でぶつけてしまうという行為は避けるべきことだとお考えになりますか。そしてそれらは概して「クソリプの類い」であるとお考えになりますでしょうか。

2.ウィキペディアによると 

”社会学(しゃかいがく、英: sociology)は、社会現象の実態や、現象の起こる原因に関するメカニズム(因果関係)を統計・データなどを用いて分析することで解明する学問である。”

と定義されていますが、厳密にこの通りであると理解してよろしいのでしょうか。
特に「統計・データなどを用いて分析」のところが知りたいです。
これも大雑把なイメージに過ぎませんが、理系だったら数式を駆使して、みたいな話かなぁと思いますが、社会学ではどのように「用いて分析」するのですか。

3. 文系・理系での論文の取扱い方や重視のされ方についての論議を散見いたしますが、ど素人から見ると理系の論文重視、査読重視システムというのは、研究内容の信用度や精度を確保するのに非常によくできたもののように思えます。
一方、私が見た限りでは社会学ではそれほど論文や査読システムを重視しているようには見えず、なんとも頼りなく思えてしまいます。もちろん私の底の浅い知識、幼稚な観察眼によるものに間違いないとは思いますが、できましたら社会学においてはどのような方法で研究内容の評価、検証がなされているのがご教示いただけますでしょうか。

4.これ→https://togetter.com/li/1214735を見て素人の私はびっくりしてしまいました。おもわず「クズじゃん」とつぶやいてしまうほどだったわけですが、橋迫先生が上野氏を「荘厳華麗な天井絵」とまで評価なさっているのを見て二度びっくりでした。
「一部を切り取って批判している」、「上野氏の研究者としての実績は素晴らしい」とかの反論は無論あるでしょうが、一部だろうがなんだろうが「理系」でしたら上野氏のような発言(本当のことを言わないことがある)一発で研究者生命はお終いではないでしょうか。また、その発言によって、過去の実績についても再度チェックされる可能性が高いと思いますが、社会学の世界ではあの発言はオッケーなんでしょうか。
先生のお嫌いな(のように見える)「文系・理系の単純比較」かも知れませんが文系でも理系でもない一愚か者に先生のご意見をお聞かせいただけたら幸いです。

5. 社会学では「(過去の高名な社会学者・哲学者)がこう言った」とかはそれだけで研究内容の補強になるのですか?ウェーバーさんによると、とか。
私は橋迫先生が「島薗進」氏のスピリチュアルの定義をポンと引用なさった時には、それだけで信用する気がなくなりました。(あ、島薗氏を軽蔑してるので特に)あの定義は学会・学界として検討され、総意は得られているようなものなのですか?
あ、言うまでもないでしょうが、この疑問は「理系」だったら「(数値やら実験結果やらのない)誰々がこう言っていた」は全く補強材料にならないのではないかと思うところから出てきたものです。

お説をお聞かせいただければ幸いです。

ちょちょんまゲ










この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?