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#ウィーン

現代音楽 : ウィーン・モダンでの演奏

私は音楽は好きだが、例えばクラシックの現代音楽、というものに少しアレルギーがあった。 絵画で表現すると非常に抽象化され、そこに心の安らぎが無い様なイメージで前衛的な絵画を想像する。クラシックの現代曲においても同じようなイメージを抱いていた。 しかし、この度、綾・クレバーンさんのトリオで演奏する「アルフレート・ウール: 小協奏曲」を聞いて現代曲アレルギーが解消したように思う。 現代曲でもすんなり心に入ってくる曲がある事を知った。 曲もそうであるが、演奏する奏者達も世界の第一線

🇦🇹📷:グロリエッタ: ウィーン、シェーンブルン宮殿

ウィーンには、宮殿と名前の付く場所がとっても多い。その中でも代表的な宮殿が、ベルベデーレ宮殿とシェーンブルン宮殿である。 ベルベデーレ宮殿は、ウィーンの中心部にある。一方、シェーンブルン宮殿は、ウィーン郊外にある。昔の王様や王妃様は、郊外のシェーンブルン宮殿の方を好まれた。シェーンブルン宮殿の方が敷地面積も大きいが、その中に植物園、動物園、広大な庭園やそれに関連して離れの丘の上にあるグロリエッタなど、さながら遊園地の様な要素がある。そりゃ、キータンでも楽しいですよ。こんなと

🇦🇹📷:ウィーン・ベルベデーレ宮殿

ベルベデーレには何度も来ているが、初めて結婚式の記念撮影に出くわした。 当初コマーシャルか、何かのプロモーションの為の撮影かと思い付き添いの女性に聞いてみたら、結婚記念の為の撮影との事。 アモーレ ! アモーレ !

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🇦🇹📷:シェーンブルン宮殿・写真

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🇦🇹📷:アテナ像 ウィーン国会議事堂

そろそろイースター・・

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🇦🇹: オーストリア応用美術博物館

🇦🇹🎨: アートか落書きか ウィーン・ドナウ運河にて

ウィーンの中心を流れるドナウ川は、正確にはドナウ運河である。 この運河の両岸側壁にはものすごい落書きがある。 両岸それぞれ、恐らく1Km位は落書きで埋め尽くされている。 落書き、と言ってもそのクオリティが極めて高い"作品"もあり、一概に「落書き」として片づけられないようなものがある。 キータンは半日かけてほぼ全ての落書きを撮影した。その一部を紹介したい。 何処でも隙間無くペイントされている。 個別に目を引いた"作品"を以下に紹介したい。 このような撮影を続けていたら

🇦🇹📷:世紀末のオブジェ::オットーワーグナービラ

いつか記事にしようと思っていたが、フォロワーのPezioさんが記事にされていたので、違う視点から公開する。noteの記事でここが紹介されるとはチトびっくり。 確か、地下鉄の一番最後の駅から歩き、またはバス。ウィーン郊外の閑静な場所に位置する。 しかし隣がキャンプ場だったことは知らなかった。Pezioさんの情報に感謝。今度テントもって幕営したい。 オットーワーグナーは、ここを夏の為の別荘として作った。オブジェ好きにたまらない。デカダンス・オブジェの遊園地である。

🇦🇹📷:エンゲル薬局・ユーゲントシュティール

エンゲル薬局ウィーン市内にある古い薬局。 16世紀からある薬局で、1902年に改築されたとき現在の様なユーゲントシュティール様式のデザインとなった。細かい大理石のモザイクで装飾された天使。 このデザインは、オットーワーグナーに師事したオスカー・ラスケによるもので、彼はオーストリアの建築家であり画家であった。 ※ユーゲントシュティール: ドイツ語圏における世紀末芸術運動。アールヌーボーと比較される。 天使の翼をちゃんと復元してみた。