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お誕生日に応援上映、愛される男「三井寿」~THE FIRST SLUMDUNK

今日、5月22日はミッチーこと、三井寿のお誕生日だとか。
だから、今日、応援上映が開催されるのかしら。
行きたかったな。
今日はたまたま休みを取っていたので、キャンセル待ち見てたけど、勿論出るわけもなく。

本当は次はゴリについて書こうと思ったのだけど、今日書かずして、いつ書くよ、と思い、ミッチーに変更。
映画公開後の人気投票では、ダントツ一位。

日本人は一度挫折した人の物語は好きなのかな。
日本人に限らないのか。
映画版になって、ミッチーさらにかっこよくなっている気がする。
(ちょこちょこネタバレしてます)

今回の主役だったリョーチンはおいておいて、漫画版だと一番人間くさいキャラ。
振れ幅大きすぎ。
痛みを知っている人間は他人の痛みもわかる。
安西先生の偉大さもわかる。

バスケがしたいからこその「妬み」、バスケをやっている部員への「妬み」や「嫉妬」。
やりきれない思いを暴力に。
漫画でリョーチンの登場は入院してた人だったけど、その原因ってミッチーとの喧嘩、ってことだったんだよね。

中学時代のミッチーはキラキラして、リョータとの1on1でも陽キャだった。
一方のリョータは完全に陰キャ。
それが、バスケを続けられなくなって、もしくはバスケを続けて、完全にひっくり返った。
きっとあの歳で打ち込んでいたものができなくなったら、絶望しか見えないんだろうな。
それにしても、ぐれてもリーダー。
そして、抜けても、全力で旗ふって応援してくれる不良グループって、どんだけ愛されているのか。

「安西先生、バスケがしたいです」
あれだけカッコ悪くなれるのがすごい。
安西先生がすごいのか。
ミッチーの、安西先生とバスケへの愛がまっすぐなのか。
その思いが届いて良かった、と思う大人になった私。

あれだけカッコ悪い姿をさらけ出したのだから、ある意味怖いものなんてない。
コート上で、ふらふらになって、腕が上がらなくて、カッコ悪くてももっとカッコ悪い姿をチームメンバーに見せてきたから、どうでもよいし、シュートを決めても決めても、チームメンバーへの申し訳なさのような気持ちと、無駄な時間を過ごしてしまった、という後悔の念を持ち続けてしまうのか。
山王に勝ったことで、彼はこういう贖罪の気持ちから、少しは解放されたのかな。解放されているといいな。


(引用)映画THE FIRST SLAM DUNKーCHARACTER

他のメンバーは、あんな事されて、いきなり戻ってきて、さぁチームメイト、と言われても、気持ちの整理がつかないけれど、ぼこぼこにしあったからこそ、カッコ悪い姿を見たからこそ、それがどれだけ勇気のいることか、みんな、分かってるのか。

だから、苦しくても1本1本シュートを決めるたびに、ゴリへ、メガネくんへ、自暴自棄にさせて事故まで起こして入院したリョータへ、体育館でぼこぼこにした花道や流川への、そして憧れの安西先生への申し訳ない気持ちが軽くなっていたらいいな、そして、自分を許してあげられていたらいいな、と毎回思う。

腕あがんねーあたりからの活躍で、やっとフラットなところへ戻れたんじゃないか、自分のためにバスケットができるようになったんじゃないか、と勝手に想像する。
明るい光だった分、突き落とされた闇は暗く深いから、戻ってくるのは大変で。

そして、「知性」のミッチーだけれど、バカにもなれる。
3年生はまじめなゴリとメガネくん、バスケ上手だけどアホな3年生の役割って、結構大きい。
キャプテンのゴリはそこまでバカになれないし、メガネくんはレギュラーじゃない。
ミッチーはカッコ悪い姿さらけだしているから、もう守るものもない。
リョーチンと花道とあほな会話できる3年生って大事だと思うのです(どうせ流川は誰とも大して話さないw)。
花道とリョーチンと3バカポーズとるシーン、何度見ても好きです。

前半、ほとんど描かれてなかったけれど、あれだけ善戦したのはミッチーがすごかったからで、センスがあるからだし、ブランクあってこれなら、怪我した後、ぐれずにリハビリしてすぐに戻ってたら、どうなっていたのか。
自分を信じること、これが一番、難しいのかもしれない。

後半はもう、気持ちだけ。
抜かれまくってるけど、花道が抜けたときはヘロヘロになりながら、河田兄をマークしているし、4点プレイのところでも、ダッシュして、一瞬でファールまでもらう判断。
何度見てもため息が出る。
そして、「うわはははは!」って笑う所も好き。
かっこ悪いところがたくさん描かれていたので、カッコいいところが引き立つんだろうな。

14番、勝手に私の誕生日が14日なので重ねています。
ミッチーの名前がこのお酒からとった名前ということで、お酒飲めない私も欲しくなっている(単純…)
それにしても、10月って。

中国でも人気で、問い合わせ殺到らしく。
かつ、原料のお米は不作で数が少ないとか。
ミッチー愛を勝手に語ってみました。
それぞれのミッチーを大切に。




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