魔王という恐怖

シューベルトさんの魔王のお話です。

これを初めて聞いたのは、中学の音楽の授業でした。

隣の席の男子が真似して、「まいふぁーたー!まいふぁーたー!」の部分を連呼して歌い出したのがおもろ過ぎて、笑い堪えるの非常に困難。結局、爆笑して怒られました。教師は私語に敏感ですから。

とはいえ、この曲を聞いた時はめちゃくちゃ怖かった記憶。そもそも魔王が息子連れ去って(誘拐?)その息子の叫びがまさに「まいふぁーたー!」なわけですから、そりゃ必死ですわ。


せっかく、急に魔王さんのことを思い出したので聞き直してみました。

3分55秒?56秒?の中でこんなに、激しい曲調でリズム崩さずに演奏しているのに脱帽。音楽はあまり詳しくありませんが、曲の出だしから不気味さがムンムン。

だんだん、速くなるスピードとかも「いま、忍び寄ってますよ〜(にやにや)」(←個人の主観です)みたいな感じとか嵐の中、馬で追いかける疾走感とか怖いし、必死だし、感情の往来がすごー。

それにしても、これ歌っている人の迫力も圧巻ですわ。ほんと。

ドイツ語自体あまり聞き慣れていない上に、なんか、巻く感じの発音?発生とかの感じは日本語にはない感覚。もうね、はじめての言葉の勢いと迫力があって当時の自分も今の自分も圧巻されてしまったよ。


今回は、”魔王”で検索して出てきた画像を使用させていただいています。提供者様ありがとうございます。

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