あとがき2

美術科で柔道部で女子高生だった時の話。あとがき

※全文を公開している「投げ銭」スタイルのノートです。

『美術科で柔道部で女子高生だった時の話。』を読んで頂きありがとうございました!

このマンガは大阪の美術科がある『港南高校(現:港南造形高校)』に通っていた時を思い出して描いた実話マンガです。

作ったのは2013年の春ごろで、なぜか「スクウェア・エニックス」のマンガ大賞に応募してもちろん予選落ちでした。それはまあ仕方ないんですが、返信用切手を貼った封筒を同封したにもかかわらず、半年たっても作品が戻ってこなくて問い合わせても1ヶ月くらい返事がこなくて、編集部にかなり不信感を持った思い出があります。

もちろん応募要項には「原稿は返却します」と書いてあったのですが、結局手元にかえってきたのは9カ月後くらいでした。チョビベリーはマンガの投稿歴はほとんどないんですが、去年ネーム大賞の時に懇意にしてくださった佐藤マンガ製作所とはえらい違いだなと思います。

高校の時は美術科に専攻して、のちに大学でも専攻する日本画のほかにも油絵、彫刻、デザイン、美術史、デッサンなど毎日美術に関係する授業ばっかりで勉強はほとんどなく、学校全体で学力に問題があってセンター試験の時とかは大変でした。あとそれぞれの美術の教室が違うから移動が大変だったり、後にネーム大賞で入賞するマンガのネタになったり(制服もこのマンガと同じです)色々あったんですが、高校の時の一番の思い出は美術がどうのというよりも柔道に出会えて毎日クソほどしんどい思いしながら根性でのりきる精神をもらえたことが本当によかったです。

あとはこのマンガを描くことで、今はもういないベリーやおばあちゃんも「マンガの中で生きかえるんだなあ」と思えたことも大きかったです。チョビベリーは「登場人物が誰かしら死ぬ話」がマンガや小説問わず好きなので1つ考えるキッカケになったような気もします。

そのほかとしては、つけペンやスクリーントーンをほぼ初めて使ったために机の上を墨でベトベトにしたりペン先が紙の上でギギギギッてなって「ほんんまにこれでいいんか?」って不安になったり、最初につけたタイトルはブログと同じ『チョベリグ!』にしていたものの意味わからんよな・・・と思って考えなおしたりと地味に思考錯誤した作品でした。

同じ高校に通っててもいろんな感想があると思いますが、チョビベリーの高校時代はまあこんな感じだったと思います。

ではまた、次の作品もよろしくお願いします。

2015.2.6 チョビベリー



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