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創作ネタ1000本ノック【40/1000】

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最近youtubeで立ち上げた企画、

『映画のログラインからオリジナルのストーリーを作る』。

書き出す時にブラッシュアップ。

動画では瞬発力、テキストでは推敲…の訓練かな。


1.映画ログライン


FBIの悪徳捜査官にハメられた凄腕の強盗。

伝説の爆破強盗。金庫爆発して銀行強盗。

恋に落ちて、生活を改めようとお金を持って出頭する。

しかし、悪徳捜査官はそれを利用して…


2.(ちょびORIGINAL)

この世には伝説の刀が13本ある。

そのうち12本は見つかっていて、

妖怪退治をする組織が、退治に使っていた。

警察組織のような所。

主人公は、気弱な男子高校生。

長所は慎重さ、ひるがえって疑い深さもある。

ある日、死んだ祖父の家から、刀が出てくる。

遺言で、彼のものに。

今まで見つかっていなかった、伝説の刀、最後の一本。

主人公は、妖怪退治の組織へ刀を持って行く。

組織の人たちは喜び、感謝。

「ありがとう。君は立派だ。お礼をしたい」

組織は、主人公をもてなす。

組織の施設、一室、ご馳走、酒、女。パーティだ。

『お酒?女?高校生の僕に?正義の組織がそんなんでいいのか?』

疑い深さから、違和感を持つ主人公。

一室からこっそり抜け出す。

すると聞こえる、ヒソヒソ声。

「そろそろ殺した方がいいんじゃないか?」

「まだ高校生だ。最後に酒と女を楽しませてやろう」

自分を殺す計画を知ってしまった主人公、

逃げるように別の部屋へ。そこで真実を知る。

妖怪退治の組織は、世界滅亡を企てる悪の組織だった。

伝説の刀の持ち主は全員死んでいた。

刀は正式に受け継がれた者にしか扱えない。

だから祖父は、遺言で主人公を指名した。

ただし、指名された人間を殺せば……刀はその殺人鬼のもの。

逃げ込んだ部屋には、自分が持ってきた刀がある。

主人公は、この組織が企む『世界滅亡計画』を誰かに伝えるため、

刀を持って立ち上がった。


3.映画ログライン

依頼主の失われた記憶を取り戻す仕事。

その仕事をしているうちに、謎の失踪の真相を知る。

陰謀にたどり着く。

愛する者を失わないための選択は?


4.(ちょびORIGINAL)

主人公は占い師の女。30歳。

彼女は、人に触れると、

その人の過去の記憶が映像として見える能力を持っている。

音声付きで。

「あなた…昨日は悲しかった。泣いてますね?映画を観てる…」

「ど、ど、どうして分かるんですか?」

「しっ静かに…」

そして客の手を無言で90分間握り続け、

客の記憶映像で観たかった映画を鑑賞。ポップコーンまで食べながら。

「あなた、この水晶買ったら幸せになる。宝くじが当たって大金持ちよ」

「水晶…い、いくらですか?」

「3000万円。でも大丈夫、宝くじで3億当たるわ」

未来を見る能力はないが、適当なことを言って金を取る。

客は、過去を鮮明に言い当てられて、信じ切ってしまう。

「僕、あの、今1000万しか貯金がなくて。

でも両親に出させます」

「それはやめて!!」

「?」

「特別に、1000万で…お譲りするわ」

「いいんですか?」

「親を大事にしなさい。大事にしないと、ふ、不幸になるわよ。

ハゲて、太って…えっと…あと…あと、帰り道でウンコ踏む!!

いいわね、絶対に親を大事にしなさい」

金持ちから金を取る悪い女ではあるが、両親を大切にする心がある。

というのも、彼女の母は小さいうちに亡くなり、父は失踪。

死んだという噂まで聞いていた。

『親がいるなら、大事にしなさい』これが彼女の善な部分。

そんなある日、病気になる。お金では治しようがない病。

血縁の臓器移植が必要。見つからなければ余命1ヶ月。

病院の待合室で絶望し、周りの目もお構いなしに泣き出す彼女。

その病院に入院していた患者の一人、60歳くらいの男が声をかける。

「俺も、余命1ヶ月なんです。奇遇ですね?

一緒にお茶しません?あ、点滴の方がいいかな?」

「………」

「…笑えないか。こんなおじさんにナンパされても」

余命1ヶ月の男と出会う。

そして、彼の手が触れた時、

過去の映像の片隅に失踪したと思っていた父親の姿が……。

父親が見つかれば、臓器移植を受けられる。生きられる。

彼女は『助かるかもしれない』という希望を持ち、

彼は……

「離婚した嫁が連れて行った娘。今は君くらいの年齢になってる。

会わせてくれなくてね、父親らしいこと何もできなかった。

せめて最後に、君のことを助けたい」

余命あとわずか、偽物の父娘ごっこに、

『本当の娘に会いたい、できない』という絶望を感じていく。

そんな二人の皮肉な気持ちが交差しながら、

彼の記憶の場所を巡る、臓器探しの旅が始まった……


5.映画ログライン

悲惨な過去のヒロイン。トラウマがある。

昼は地味に暮らし、夜は泥酔したフリで男を持ち帰り制裁復讐。

そんなある日、カフェに現れたお客さんに本気で恋をしてしまう。


6.(ちょびORIGINAL)

主人公は独り身のおじいちゃん。

認知症だった妻は数年前亡くなった。

ふとしたことから、その妻が入居していた老人ホームの虐待を知る。

おそらく妻も……。

しかし、事件は法で裁かれることはなく、

虐待の話は単なる噂として処理された。

おじいちゃんは、この真相を突き止めるべく計画を立てる。

昼は認知症のふり、夜は制裁人。

舞台は老人ホーム。

虐待を見たら、その夜、介護士に鉄槌を下す。

全国津々浦々、いろんな老人ホームで制裁活動をするおじいちゃん。

ある日、顔や仕草が妻そっくりなおばあちゃんと出会う。

触れ合いを通して、徐々に心惹かれていく。

認知症のふりをするのが、少し心苦しくなった頃、

二人きりになったホームの屋上で、そのおばあちゃんは……

「あなたは認知症だから、きっと今から言うことを忘れてしまうわね。

だから……秘密が話せるんですけどね。

私、認知症のふりをしてるの」

介護士が迎えに来て、二人の会話はそこで終わる。

なぜ?どうして?

自分も認知症じゃないと分かったら、

彼女はもう秘密を話してくれなくなる。

おじいちゃんは、嘘をつき通すことを決め、

彼女の真相を知ろうと動き出すのだった……


7.映画ログライン

高卒国選弁護人と三流記者が大きな悪に立ち向かう。

起死回生の秘策。冤罪、陰謀。殺人事件は無罪になる。

学歴はない、あるのは熱い正義感だけ。


8.(ちょびORIGINAL)

『女に尽くすなんて無理。

デート?金かかる。恋愛なんて無駄。

自分のために金と時間を使うぜ。俺、最強』

主人公、45歳、童貞の実家暮らし。

自分で自分を楽しませること、が長所。

ひるがえって、利他的な行動は一切しない。

家を追い出されるシーンからスタート。

職無し、学歴無し、家無し、働く先が見つからず途方に暮れる。

そんな時、エアーポッズから女の声。

「私は、ホストに貢いで自殺した女。あなたに復讐してほしいの」

その声は『30歳過ぎても童貞』という、

一部の『魔法使い』にしか聞こえない。

女の復讐相手は、新宿ナンバーワンホスト。

「そいつは、自分の命より『ナンバーワンの座』が大切な男なの。

だからその座を奪ってほしい」

「無理だ。第一モテない。女と話したこともないんだぞ?」

「わかった。じゃあ試しに……あの子、ナンパしてみて?」

「はぁ?」

彼女がエアーポッズから指示を出し、男はその通りに振る舞う。

すると、ナンパが成功する。

「私はナンバーワンホストの女よ?

女の子を喜ばせるテクニックを、一番間近で見てきたの」

聞けば3年間で1億近く貢いだという。

「ホストは……そんな稼げるのか!?」

「私と組めば簡単よ」

主人公は金のため、彼女と組むことを決心する。

ホストとして働いていく中で、

彼女は主人公から

『他人のために生きるのではなく、自分自身を楽しませる』

という教訓を。

主人公は彼女から

『何かに尽くして生きていく』という喜びを教わる。

そんなある日、ライバルの新人ホストから呼び出される。

「あなたの秘密知っちゃいました。

僕にもその声……聞こえてますよ?」


9.映画ログライン

棺桶を引きずったガンマン、

なぶり殺しになりそうになっていた女を救い、

用心棒として雇わないかと提案する。


10.(ちょびORIGINAL)

侍が食えなくなった時代の話。

主人公は女の子。父親は剣の天才、道場の師範。

娘もまた剣の天才だった。

父は娘を侍、男として育て家業を継がせた。

将来は、子を産み育て、母のようになりたいと思っていた娘も、

自分の運命を素直に受け入れ、侍として生きた。

そして両親は病気で亡くなり、独り身、職無しの女侍。

餓死寸前で食べ物を探す旅に出る。

野を越え、山を越え、都からだいぶ離れた田舎でついに力尽きる。

「あぁ、よかった。よくぞここまで。

お侍さん、私たちの村を助けてください」

運ばれるように、村へ連れていかれる主人公。

「ウチの村には男がいない。だから子孫がつくれない。

将来のない村は、役人に田や畑を奪われてしまう。

この村を守るために、子供を作ってはくれんか……?」

「そのためなら……」

と村人が用意したご馳走。

それを前にして、空腹の主人公は安請け合いしてしまう。

何日か、嘘をついてやり過ごし、こっそり逃げ出そう。

企む主人公。

夜更け、村を逃げ出そうという時、寺から漏れる灯に目が留まる。

こっそり覗くと、美しい尼さんが服を着替える最中だった。

その肉体は、完璧な男性……

「そこにいるのは誰?」

バレる主人公。二人は秘密を共有することになる。

「この村の寺は、代々、女性が継ぐものとされてきたの。

そうしなきゃ、祟りがあるって……

でも本当は、男として生きたい」

「私も……女として生きたい」

惹かれ合う二人。

尼さんは、主人公をこっそり蔵にかくまうことにした。

悪い役人たちが村へ来る。

「収穫の8割を頂いていくぞ」

子供ができようが、できまいが、

村は何年も前から、悪い役人たちに搾取されてきた。

村の男たちもそのせいで全員死んだ。

「これが村の運命……」

食料が奪われるのを黙って見ている村人たち。

「子供ができねぇならよぉ、俺らが作ってやるよ」

「そうだそうだ」

「きゃあ、や、やめてください、乱暴しないでっ」

蔵の中で、役人たちとのやり取りを聞いていた主人公、

飛び出して怒りのままに役人たちを斬る。

「このままじゃ……えらいことになる。

役人たちが復讐に来る……、村を捨てて逃げないと」

「待ってください。戦いましょう。

私は道場の師範でした。あなたたちに、剣を教えます。

戦いましょう」

村の運命。主人公の運命。尼さんの運命。

全員が、その運命を変えるため、立ち上がる……



ここからは小ネタ。

最近メモった面白い話。

映画、ドラマ、本、ラジオの知識が多いかな。



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