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プロポリスに含まれる成分は?

様々な健康作用が期待できるプロポリスですが、なぜ幅広い用途で使用することが出来るのでしょうか?
今回はプロポリスに含まれる成分についてを解説していきます。

プロポリスには多くの健康成分が含まれている

プロポリスはミツバチが作り出す他の蜂産品と同様に、多種多様な成分を含有しています。
その成分の数は数百種類にも上ると言われています。(まだまだ未解明な成分も含有されているとされ、判明しているだけでもこの数と考えるとプロポリスの栄養面での優秀さが伝わりやすいかと思います)

成分はプロポリスによって違う?

プロポリスは採集される地域によって、プロポリスに含まれる成分の質、量、種類などが異なります。
この特徴が顕著なのが、ブラジルミナスジェライス州で発見された「グリーンプロポリス」でしょう。
このグリーンプロポリスはブラジル寺尾養蜂の代表でもある、寺尾貞亮が発見したものなのですが、ほかのプロポリスには見られない特徴を持っています。

グリーンプロポリスには一般的なプロポリスに含有されている、フラボノイドの他にも桂皮酸誘導体のアルテピリンCを豊富に含有しています。

世界中で採集されることが出来る、ブラウンプロポリスはフラボノイドがメインの成分となっており、アルテピリンCは含有されていません。
なぜこのように産地によって、含有成分が異なるのでしょうか?

プロポリスは「植物の樹脂・樹液」を元にして作らる

プロポリスは植物の樹脂・樹液をミツバチ自らが分泌する酵素と混ぜ合わせ固めることで作られます。
つまり、樹脂・樹液を収集する植物によってプロポリスに含まれる含有成分は大きく異なるのです。
この特徴が大きく表れている代表例がブラジル産のグリーンプロポリスというわけです。

他のプロポリスには見られない、桂皮酸誘導体のアルテピリンCを豊富に含有しています。
これはグリーンプロポリスの材料となる植物の樹脂・樹液が一般的なユーカリやポプラなどから集められたものではなく、アレクリンという植物のものを集めてくるから、含有成分の異なるプロポリスが出来上がるのです。

プロポリスに基本的に共通して含有されている成分

世界中で採取されるプロポリス。
上述した通り、産地によっては含有される成分が異なるケースもありますが、ある程度は共通して含有されている以下のような成分があります。
・ミネラル類
・ビタミン類
・フラボノイド
などが代表的に含有されています。

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