辛いプロポリス?どんな味がある?

一見同じように見えるプロポリス原液ですが、その品質はそれぞれ異なりますし、同じような製造方法で作られていても、中身は全く別物…というケースもあります。
これは中身(成分面)だけではなく、わかりやすい所で言えば「味」も異なるのです。
今回はどうしてプロポリス原液に味の違いが出るのか?というお話をしていきます。

前提としてプロポリスは自然の中で作られたもの

まず大前提として、プロポリスの原塊はミツバチが自然の中で作り出します。
その為、同じ生産地で採集されたプロポリスでも、シーズンが異なったり、採集時期のタイミングが少し変わっただけでも変わってしまいます。

これは見た目だけではなく、色合い、味、風味、香り、固さ、そしてそれに伴う中身(健康成分)が、少しの違いだけで品質が異なってきます。

長年プロポリスをご飲用頂いているお客様からは「今年はなんだかピリピリ感が強いですね」と言われる事もありますし、反対に「例年よりマイルドな感じがする」というお言葉をいただく事もあります。

寺尾養蜂は製造工程の中で、しっかりと製造しているプロポリスに成分が含有されているか検査を行っていますが、数値上は一定基準以上でもロッド毎に細かい味や香りが異なったりすることがあります。

製造方法でも違う?

プロポリスの原液の場合は製造工程に「熟成」過程があります。
これはプロポリスの原塊を植物性の食用アルコールに付けこみプロポリスエキスを抽出する大切な工程です。
プロポリスの味は勿論、原塊によって変わることがあるのですが、この熟成工程も関係してきます。

ブラジルでは1年以上、熟成期間を設けた製品を「長期熟成品」として認められています。
この長期熟成をさせたものは味わいがマイルドに仕上がるものが多く、プロポリス特有のピリピリ感が比較的少ない味です。
(とは言え、全く刺激が無いわけではありませんが)

では口コミなどで「辛い」とされているプロポリスはどういったものなのでしょうか?
勿論、1つの理由だけではなく様々な要因がありますが「熟成期間が極端に短いものは”辛い味わい”」のものが完成します。

寺尾養蜂では総合的に長期熟成品が優れていると判断しています。

この熟成期間はメーカーによって意見が割れる部分です。
グリーンプロポリスを発見した寺尾養蜂では「長期熟成」のものが品質的に優れていると判断してプロポリスの製造を行っています。
詳しくはぜひ以下のページをご覧ください。



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