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プロポリスは食べ物ではない?巣の防御壁

寺尾養蜂ではプロポリスを専門的に取り扱い販売しています。
現在、プロポリスと言えば健康食品として多くの方が利用していますが、実はプロポリスは元々「食べもの」としては作られていない事をご存じでしたか?
今回はこの辺りを詳しく深堀して解説しますね。

プロポリスは「防御壁」として作られる

プロポリスはミツバチの巣・群れを守る為に防御壁として作られます。
巣の出入り口にプロポリスを塗り固められており、ミツバチは巣から出入りする際にプロポリスに身体を擦りつけ雑菌を落とします。
こうすることで、巣の中に雑菌を持ち込むことを防ぐ役割があるのです。

プロポリスは防腐剤として使われたのが始まり

プロポリスは防腐剤として使われたのが始まりです。
古代エジプト時代に、王族のミイラの防腐剤として使われていました。
古代から現代までミイラが腐らずに残っているのはプロポリスの高い抗菌効果のおかげだと言えるでしょう。

傷薬や防腐剤など色々な使いかたをされていた

このようにプロポリスの抗菌力を防腐剤や傷薬などに活用されたのが始まりで、のちに健康目的で飲用されるようになって抗生物質が誕生するまでは今でいう風邪薬のような使われ方をされるようになりました。

プロポリスは固形物として作られる

プロポリスはハチミツなどとは違い、液体ではなく固形物として作られます。
ミツバチのエサでは無く、物質として作られています。
なので、プロポリスはそもそも食べる事を想定して作られてはいないのです。

プロポリスは原塊のままでは摂取することが難しい

プロポリスは原塊のままでは、摂取することが難しいです。
ゴムのような強い弾力を持ち、口の中で間でも噛み切れず摂取することが出来ません。
そこで、プロポリスやその成分を効率的に摂取する為に必要なのが「抽出」という工程です。

プロポリスの成分をしっかりエキスに含有する為には、一定期間以上抽出する必要があります。
プロポリス原塊から抽出を行うことで、私達は効率よくプロポリスエキスを摂取することが出来るのです。

プロポリスの味は独特

プロポリスの味は非常に独特なものです。
ハチミツは花蜜などを材料として作られており、甘みがあり美味しく食べやすいですがプロポリスの材料となるのは植物の樹脂・樹液などです。
材料となるものが甘いものではないので、味も甘くないのです。

グリーンプロポリスの場合はバッカリスという植物の樹脂・樹液を材料として作っています。

現代では健康をサポートしてくれる重要な役割を持つ

プロポリスは海外では医薬品として活用されているケースもありますが、日本では健康食品として多くの人に愛用されています。
寺尾養蜂日本支社はグリーンプロポリスを発見した寺尾貞亮がこだわりぬいて製造したプロポリス原液を取り扱う専門店です。



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