怒りという感情
先日知人に「去年いちばん怒ったことってなに?」と聞かれた。いつもこういう問いをゲームみたいに投げかけてくれる。
すぐには思い出せず、満員電車でひとにぶつかるとイライラしたりするけど…怒ってるわけじゃないし…と今年のことを思い返してみたが出てこない。
かろうじて絞り出したエピソードは、結局やきもちのような、ちいさなものだった。
「怒り」という純粋な感情に、しばらく出会っていないように思う。
根っこの部分をみてみると、悲しかったり、さみしかったり、わかってほしかったりして怒ってるふりをしているだけの気がする。いちばん多いのは、「自信がないとき」「認めたくないとき」。あとでとても恥ずかしくなる。
純度100パーセントの「怒り」って、どんなときに出会う感情なんだろう。とら考えたら恐ろしくなってきたので今日もちいさなやきもちをやいたり、そんなことを繰り返しています。
TOPの写真はスナップマートで購入しました。
うれちい