とは言ってもね…

 

 私は立憲主義、民主主義、自己責任論に寄らない共生社会の実現を社会の一員としての自分が目指したいと思っている。なので、立憲主義、民主主義、自己責任論に寄らない共生社会の実現を自分の課題とはせず、社会の課題として別に考えている人、つまり社会と自分は別と考えて社会の課題は自分の課題ではないと考えている人には私は搾取される。それも同時に気が付いた。

 枝野さんがN高政治部で「失敗は100%失敗ではない」と言っていたことは私も常々同じことを考えていた。私は失敗とは

①同じ失敗を繰り返すこと
②失敗から立ち上がれないこと

と、思っている。

 この3年間、立憲パートナーズの人たちと勝手連を立ち上げて活動をしてきた。しかし、実は活動をしながら違和感をずっと感じてきた。

 一つ目の勝手連サークルで違和感を感じ疲弊しながらも何とか続けているところへ、参院選で雨の中で街頭演説の配信をボランティアで続けて肺炎に罹患し、それでも地元の候補者が落選してしまったところを同じサークル内の人に落選させたと罵られてサークルを退会した。

 そこで②失敗から立ち上がれないことを恐れて次のサークルを立ち上げて活動を始めた。そして、私のミスはあったが、そのミスを修正するためには交通機関を使って1時間かかる会社に行かなければならないと説明しているにも関わらず、公共交通機関が終わっている23:00にミスを指摘され、事情を説明しても一晩中ミスをSNSで公開で罵られ続けると言うモラハラに遭った。しかも、同じサークル内の人たちが徒党を組んでさらに公開のSNS上で事実を隠すキリバリ、デマによる誹謗中傷をエスカレートした。そこで2回目の退会と相成ったわけである。

 事実である。否定できない事実だが、加害者は書かれたとまた被害者になるだろう。いや、私はもう責める気はない。前述したが、社会と自分は別と考えて社会の課題は自分の課題ではないと考えている人なのだと思う。

 つまりネトウヨだとか、れいわ信者とか自分は無謬な社会の被害者であり、自分は何をしても許されるのだと考えている心性の人なのであろう。もっと言えばその仮面を被って攻撃することを正当化する人。何を言っても話は通じないと思う。実際に実例があったが、例えば私が事実は事実としてここに至る心境をこう綴り、責める気もないと前述していても…

「サークルの中にその心性の人ばかりではなかった」

と、加害当事者が攻撃をしてくる(笑)。正義(?)の暴走だ。そこに左右上下イデオロギーは全く関係なくそんな人は存在する。もちろん、立憲民主党の支持者の中にもだ。党派性もイデオロギーも何も関係ない。単に社会性(モラル)の問題である。

 2回の失敗を経て、私の課題は①同じ失敗を繰り返さないことである。そのためにどうするのかを考えること。だから、モラハラとそれを見て見ぬふりする人から直ぐに離れたことは良かったと思う。そして、今回は直ぐに動かずに冷静に考える期間を置いたことも良かったと思う。失敗は100%失敗ではない。えだのん、確かにそうね。

 私は政治家ではないし、政治家になろうと思っていない。後述するが私が考える政治家の能力と役割と私のスキルは違う。政治家になることを勧められることは何度もあったけど、断っている。

 政治家が立法府で法律(システム)を作っても、そのシステムを社会で運用する人がいなければ社会は回らない。

 私は技能実習生とは違い、日本社会で生きることを望んで日本を選んで外国からきた人材に職業あっせんをしている。しかし、そのための法整備も社会の理解度もまだまだ不十分である。そこでどんなに法を訴えたところで社会の認知度が低いのだから、現場で調整する人間がどうしても必要だ。現場の声はいつも私から政治家に届けさせてもらっていると思う。政治家が現場を回せるわけじゃない。私は外国人差別をしない企業を営業で1軒1軒回って取引を成立させ、差別をする企業については契約しない。そして、企業と一緒に少子高齢化時代の多文化共生社会を試行錯誤しながら創り上げている。

 そこで私のスキルと言えば、根っからの商人なので「売り手よし、買い手よし、世間よし」と皆が幸せになるバランスを取って持続可能なビジネスモデルとして構築することができることなのだと思う。これは政治家とは違うスキルだ。そして、そこでまた政治でないと解決できない問題については政治家にフィードバックしている。

 私は日本人学生と同じく基本的人権がある、日本に希望を持ってきた外国人の若者たちの現場でソーシャルビジネスをしているが、同じように他の課題で実際に現場で課題解決に取り組んでいる人との繋がりなのかもしれないなと思った。その現場だけの視野にならず、例えば立憲民主党の理念や方向性と近いところで。批判や評論するだけでなく、共に社会全体と言う視野を持ってそれぞれの現場で取り組んでいる人との。

 ぶっちゃけ、今はそんな人極稀だと思っているので、今はもう政治家との繋がりだけでもいいと思っている。それも権力志向で自分の議員という地位にだけ興味のある政治家でなければ。そして、もうモラハラとモラハラを見て見ぬふりをする人とは関わり合いたくない。全員がそうでなくても、攻撃する人が居て、身を守れない状況でそこに居なければならない状況を作り出したくない。つまり、私が私ひとりでできる身を守る術はもう二度とパートナーズ活動をしないことだと思う。

 飽くまで私ひとりでの話であって、他に身を守る術があるなら他に方法はあるのかもしれないが、私ひとりでは無理だ。と、言うところで逡巡している現状である。


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