子を信じている
我が子は体調がよくないため自宅療養三年目です。
細かい話は飛ばして…
(睡眠時間確保のため、取り急ぎ…につき)
私が重い買い物袋をぶら下げて帰ると。
子は、起きていたら部屋から出てきて、お爺さんのように曲がった背中でよろよろしながら、買ってきたものをなおしてくれます。
出来るときには、出来ることを、やる意志は変わりません。
元来頑張り屋で、真面目な人です。
病院で検査をしたときも、その前にかかりつけ医(になる予定だった)に相談したときも。
親の目のないところで、熱を測っているので、嘘をついている可能性を確認された。
そのとき、それは疑うことはなかったし、今もない。
話を聞くときや話すときの真摯な態度。
大好きな絵を描くことは、続けていること。
具合が悪くて元気がなくても、毎度手伝ってくれる姿は、私に子を信じさせてくれる。
まだ幼稚園に上がるより前だったか。
大好きな電車や新幹線の絵を描いてと、ねだられた。
私はなんとかそれらしく描いたものだった。
子は自分で描きたいのだが、うまく描けない。
にわかママ鉄の私の前で、ガッカリすること度々だった。
ある時、「どうしたら絵が上手になるの」と訊かれた。
私は、何千回何万回描けば、と答えた。
それから今日まで、ずっと子は描き続けている。
小さな頃に勢いだけで絵を描いていた私とは違って、勉強熱心なやり方で…
私が同じような集中力で、音楽に向かうとくたくたになる…
子も、脳味噌使いすぎでショートしてるのでは?と思ったりもしますね…時々。
さて…
夕食どきに、悪い組織などについて話したりすることがあるのですが。
悪い組織などについては、否定も肯定もしない。
ただ…ついて行くことは、無い。
という、子の意見と意思を聞いた。
あるがままを認める、ということ。
それ以上でも以下でもない、ということだろうと思うと言うと、一応うなずいていた。
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