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いい企画、いい仕事、いい人間。5月月報

こんにちは、最近智頭町の方で仲良くさせていただいている方々に挨拶に行く機会がありました。
どうやら僕は島田さんの親戚なんじゃないか、という噂があるらしく……笑
全然違いますと釈明しつつ、だったらなんで智頭に来たんだ?と矢継ぎ早に飛んできます。
町の変な人の枠に入っているのかも知れません。

島田さんが随分前に言っていた言葉が、ずっと心の中にあります。

「なにより、仲間の大切な場面に駆けつけられないような退屈な人間にはなりたくないですから」

いい企画も、いい仕事もしていきたいですが、いい人間でありたいですね。

さて、5月の月報です!


4月の日報で、5月の目標を立てた。
・かんがえつくす力
・おわらせる力
抽象的なのは悪くないが、こんなことを言っているうちはまだまだだな……と思う。
この1ヶ月で感じたのは、「当たり前」のことだということ。そして「当たり前」のことを当たり前にやるのは本当に難しいということ。それぞれ見ていく。

・かんがえつくす力
考えるのは楽しいけど、考え尽くすのは本当に辛い。考えることから逃げようと思ったらどこまででも逃げることができる。でも締め切りは変わらない。
考えるべきなのは、考える対象についてである。「考えること」についてではない。
僕はよく「考えること」について考え過ぎてしまうことがある。方法論にこだわっている限りはまだまだだな……と反省。
でも、考え尽くす辛さを知れるのは本当に幸せあことだ。あの感覚、が戻ってきた。
悔しい、イライラする、モヤモヤする、あの感情と久しぶりに対面した。
やっぱり、自分をいじめられるのは自分しかいない。どこまで自分に負荷をかけてあげられるか、「いい感じ」に負荷をかけていきたい。

・おわらせる力
課題がおわらない!やるべきことがおわらない!ずっと溜め込んでいるタスクがある!
この悩みは、多分僕だけじゃない。やるべきことは、終わらないのが普通かもしれない。
軽く、軽く、軽く。荷物も、頭も、何もかも軽くすべきだ。

『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか』

「若いうちは、量をこなすべき」は本当か?

5月は2つのコンテンツに出会えたのが、ヒントになった。
結局のところ、スピードだ。
終わらせるにはスピード、スピード、スピード。
著者の中島さんは午前中にはその日の仕事を終わらせる、と言っていた。
仕事は締め切りまでの最初の2割の時間で8割まで形にすると言っていた。
すごくわかりやすく解決が示してあって、このやり方を試している。
もちろん、アイデアを考えるのは最後の最後まで粘ったり、資料を安易に完成させないことが大切だったりするが、そこはケースバイケースで。

5月を振り返り、

なんとか、なんとか。必死に走り抜けた。寄り道して石ころ蹴飛ばしながらぼーっとしていたかったが、そうしたことも我慢してゴールテープめがけて必死に走り抜いた。
最後の方は、本が読めなくなった。
身体が文字を受け付けなくなった。文字に疲れてしまった。それくらい、文字と戦った。
カメムシを食べた。なんでもやってみた。それが功を奏したかは知らないが、今出せる企画を出せたと思う。
最後の2週間は本当に辛かった。やることはわかっているのに、足が進まなかったり、頭の中がモヤモヤしていたり。
でも、振り返ってみてあの負荷は必要だったと思う。
ただの美談にすると良くないので、もうちょっと掘り下げると負荷のバランス調整は不可欠だと思う。
マリオで1-1がいきなりクッパ戦だとやる気を失くすし、クッパ戦が1-1くらい簡単だったらそれもやる気を失くす。
負荷のデザインは仕事によって変わってくるが、自分で意識しないとできない。
疲れたら休めばいいというものでもない。日中は脳みそフル回転だけど、身体は座っているだけだったりする。どうやったら疲れが取れるのか、頭をどう休めるのか、そこも検証していきたい。

今考えていること

いい企画屋でありたい、いい仕事をしたい。
それ以外は特にない。
環境が不満なら自分で変えていけばいいし、不満を言っている段階ではない。
いい企画屋であるためには、いい企画を知っておくべきだ。
いい企画を知って、なぜ面白いのか、どう人の価値観は変わったのか、全部自分の言葉で説明できるくらいにすべきだ。
いい企画をたくさん考えるべきだ。いい企画を考えたら、とりあえずやってみるべきだ。
いい企画屋であるためには、いいものを知っておく必要がある。もっと多くの本に触れる必要がある。たくさんの映画をみる必要がある。
でも一番は、いい人間でありたい。
人に優しい人間、人を愛する人間でありたい。
大切な人の、大切な瞬間に当然のように立ち会える人間でありたい。
いい人間であるために、いい人間を知っておく必要がある。
人を愛する必要がある。たくさんの景色を見て、知らなかったことを知る必要がある。

これからについて

6月はスピード、軽さがテーマ。
重く、ゆっくりと考えない。この体質改善は大きなテーマだけど絶対今やるべきこと。
やるべきことを決めたら、一旦はやってみよう。

一つのジャンルを極めるには1万時間必要と言われる。「1万時間の法則」には賛否あるが、適切な環境と本人の資質があるというのが大前提かもしれない。

研修が終わり、いよいよ業務開始。1年後のゴールがあって、そこから逆算して仕事をしていく。
びっくりするくらいに、自由。
会社の中で起業しました、という感覚。
ゴールがあったら、どう登るかを自分で決めていく。1年後を1ヶ月後、1週間後、1日と分けていく。
こうして仕事の前に立つと、自分の言葉が全然出てこないことに気づく。
1年後のゴールはあるが、3年後、7年後は自分の中で決めておく必要がある。
わからない、わからないけど楽しみ。

冒頭にも書いたけど、いい人間であることがゴールの近くにあってほしい。
そのために、自分に負荷をかけて。

やってみよう。

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