価値語

  私は、今まで規律やしつけを重視して子どもたちを指導していました。それが子どもたちの成長につながると信じていたからです。
 しかし、「白熱する教室を創る」8つの視点を読んだことで
これまでの私の指導観が覆りました。
 この本の随所に「価値語」という言葉についての記述があります。「価値語」とは、菊池省三氏が名付けた「人の考え方や行動をプラスに導く言葉」のことです。教師の管理、統率ではなく、子どもたちの自発的な成長を目指すための言葉だそうです。
   管理や統率だけの指導では、子どもたちはその場だけの取り繕った言動をとっているだけかもしれません。子どもたちの心に響く声かけを果たしてしてきたのだろうかと、自分自身の指導の在り方を振り返るり、反省することができました。
  2学期の教育を実践するにあたり、日々の授業で黒板左側5分の1に価値語を板書すること、子どもたちに価値を伝え続け「価値語を植林」することで、子どもたちの自発的な成長を促していきたいです。

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