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育休プチMBA®勉強会開催報告(2020/10/9)

10月9日、Chiyoda update主催の育休プチMBA®勉強会を実施しました。

現在育休中で復職に備えて参加した、復職済みでバタバタする日々だが少し立ち止まって考えたい、現在産休中の同僚が復帰するときにどんなサポートができるのか考えたい、など参加目的も様々な5名が集まりました。

この勉強会は何か課題に対して答えをバシッと見つけるためのものではなく、さらにモヤモヤする可能性もあります。でも、モヤモヤすることで思考が深まり、さらに勉強会後にふと思い出してまた考える、この「自分の頭で考えること」が大事だと思っています。​
というファシリテーターの江梨子さんのことばに、「もっとモヤモヤするんだ、、、」と不安の声も聞かれるなか、勉強会がスタートしました。

今回利用したケースは「退職を考える時短勤務の仁美」。一つの問いに対してグループディスカッションのあと、全体ディスカッションという流れで、次々にそれぞれの課題を考えました。

①組織としての課題は?
②それはなぜ起きている?
③課長はどんなことが課題だと考えている?
④なぜこんな課題を抱えている?どうやったら解決できる?
⑤自分が仁美だったら、来週から何をする?長期的には何をする?

「組織の皆が業務に手一杯なのが課題」という点は全員が賛同したものの、なぜそれが課題なんだろう、手一杯でも組織として目標達成できれば、会社としては課題だとは考えないのでは?など、クリシン的な問いかけにハッとさせられ、難しい~と頭を抱えながらも参加者同士で体験談など交えながら議論が進みました。

自分が仁美だったら、課長に寄り添って、課(組織)として成長できるようなことを具体的に提言していく。課長だけでなく他のメンバーとも情報交換して現状の課題を把握するなど、仁美さん(自分たち)の今後に少し光が見えてきた気がしました。

最後、江梨子さんからリーダーシップのtipsを(中原淳さんの言葉から)引用し「同じ船に乗る」という表現で「目標咀嚼」についてポイントを3つ、教えていただきました。

・どんな状態・環境か共有する
・短期、中長期的に何を達成するか共有する
・これを成し遂げたらこんないいことがある、とpositiveな展開を共有する

勉強会後のブレイクもリアルならではの醍醐味。感想や雑談からの言葉を紹介します。

・勉強会に参加している先輩ママの話を聞けるのは貴重な機会だった。
・ワークシフトのプチMBA参加してから育プチに参加すると自分が成長できていることを実感できるよ!と言われたが、まだまだと感じた。
・あらゆる四方に拡がる意見をうまく要約し、感覚的に発せられた意見にも、鋭く「なぜなぜ」を繰り返し深掘りしていただくファシリはカッコ良かったです。 
・ケースと共に挑戦課題を復職してから改めて読むとなるほど!と思うことがあり、復職後の育プチは是非おすすめしたい。
・ファシリテーターの江梨子さんも同じく仕事と育児を両立している立場なので、一緒に考えるという雰囲気が出てとてもいい空気だった。
・気を張らず意⾒を交わせる点がよかった。
・もう少しスペースがある⽅が、⾚ちゃん連れの⽅がお世話をしやすいのかなぁと思いました。
・マスクなく全開で話せる場がいつかきたらやはり嬉しい!
・少⼈数でも活発にディスカッションすることができて楽しめました!
・雑談もっとできたら楽しいかもです。

参加いただいた皆様、ありがとうございました!
次回は12月5日に開催します。またお会いできるのを楽しみにしてます!

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