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海外で働く。@ミャンマー

キラキラした話はよく聞くけれど、リアルな海外就職事情も聞きたい…」「特別なスキルや留学経験が無いと海外で働けないんじゃないか…」そう思っている人も多いのではないでしょうか。

そんな方々にぴったりなセミナーが毎週日曜21時~22時開催中の、学生無料、社会人1000円で参加できる「晴れときどき大嵐」!

第二回目の今夜は、留学経験なしでミャンマーに飛び込み、日系ベンチャー企業でバリバリ営業をされている傍ら、サッカーをこよなく愛する熱い塚原さんご登壇回でした^^!

つかさんキャリア~学生編~

<高校時代>
・サッカー漬け
・サッカーを軸に大学選びをして1校合格したものの、「(お前の人生だから任せるけど)1年浪人したら行きたいところいけるぞ。人からの見られ方も変わってくる」というお兄さんからの助言で、思いとどまり、浪人することを選ぶ。

<1年浪人>

<大学時代>
・早稲田大学スポーツ科学部に入学
・8割サッカー。「部活ではなく、中途半端にやってしまい、少し後悔」。

<就活>
・周りの友人たちを見て「そろそろ動き出さないとやばいのかな」と”なんとなく”就活をスタート
・名前を知っている大手になんとなくエントリー。
・なんとなくでは上手くいかないと気付き、自己分析。
・人材業界に絞ってエントリー。

つかさんキャリア~社会人編~

<新卒入社>
・2009年に(株)インテリジェンス(現パーソル)に新卒入社。
・派遣営業5年半
・顧問紹介コンサル1年

<30歳でミャンマーへ>
・2016年にインテリジェンスを退職し、ミャンマー・ヤンゴンへ
・Growth Myanmarに転職

ロシアワールドカップでメディア露出!>
・3週間ミャンマーを離れ、リモートワーク。
・ロシアへ!
・ゴミ袋を持って会場に行き、試合観戦後、他の観客にもゴミ袋を渡し、「ゴミ拾い運動」を…!

▼外国メディアにも取り上げられ、一躍時の人に…!

▼ヤンゴンで日本代表VSミャンマー代表戦があった時も同様のゴミ拾い運動を観客を巻き込んで行い、ミャンマー人の間でも話題になりました…!

Q&A

①新卒入社した人材会社は元々は長くいるつもりだった?
社会にはどんな会社・仕事があるのか、を知りたくて人材業界へ。
だから、最初からずっといるつもりはあまりなかった。
組織・人事関連の知識も貯めたい、と思っていた。

②ミャンマーに行ったのは突然?
突然(笑)。
でも、元々海外(で働くこと)には興味があった。
不安はほぼなくワクワク感が強かった

新しいことを始めるとき、意識していることは?
楽しいかどうか、イケてるかどうか。

④ミャンマーで働き始めたGrowth Myanmarはどんな会社
・主に日系企業の駐在員の方々に対して、安全に移動してもらえるように運転手付き車を手配

・ミャンマー随一のShwedagon Pagodaが見えるBar『月とワイン』も運営。

⑤普段何語で仕事している?
ほとんどのお客様は日本人なので日本語で営業
スタッフさんとは英語、日本語ができるスタッフさんには日本語
海外だと英語必須のように思われがちだけど、誰向けのサービスか、によってはマストでないことも。

⑥Growth Myanmarにはどうやって転職を?
・Growth Myanmarの代表が新卒入社したインテリジェンス時代の直属の上司。「いつか海外で仕事したいよなぁ」と半分夢語り的に二人で語っていたら、気が付けば上司はミャンマーで起業していた。
・「そういえば、前の上司ミャンマーにいるなぁ」とぼんやり思い出し、一週間その会社でインターンをさせてもらうことに。
・インターン中にリアルな話になり、気が付けばヤンゴン国際空港にいた(笑)

⓻周りから「よく大きい決断をしたね」と言われるが…
当時から大きな決断をした、とはそこまで思っておらず、ワクワクが勝っていた。

人生最大のターニングポイントは?
<マインド面での変化:続ければいつかチャンスが巡ってくる
・中学時代あまり試合に出られず、公式戦に一度も出られないレベル。
・「出れないことが当たり前」でなんとなく過ごしていた。
・高2で転機。チームメイトの怪我で突如試合に出ることに。
・「試合に出るのはこんなに楽しいんだ」「自然と振り返りする」ように。

何かうまくいかない時や辛いときも、ずっとこんな状況が続くわけではないから、とりあえず続けてみようと考えられるようになった!

<キャリアの転機:離婚⇒ミャンマーへ>
・離婚⇒(それまでは子どもができたら…などのことを考えていたが)自分だけ食べられれば大丈夫好きなことしたい
・「そういえば、海外行きたかったな。」

ミャンマーで暮らす・働く楽しさは?
変化の激しい国で働くのは楽しい
たまに驚くような政府からの号令、などもあるが、そういう面も含めて刺激に溢れた環境で働くのが楽しい。

日本人コミュニティー良いサイズ
異業種の方々と出会う機会が日本より断然多く、経験豊富な人生の先輩方とも沢山出会える。ミャンマーで仕事している、というだけで謎の絆が生まれる

⑩日本には帰りたい?
日本だから帰りたい、は特にないが、どの国でも面白いことができればいい。日本にはそこまでこだわりがない。

日本に戻って働こうと(塚原さんの価値観では)思わない。その理由は?
・満員電車
日本の一般的な常識は外から見るとマイノリティだったりする。今思うと違和感を覚えることも。

違う国で暮らしてみたい?
ビジネス面など諸々置いて「行ってみたい国」は南米。(サッカー好き!)
ビジネスも絡めていうと、アフリカに興味がある。

⑬海外に飛び出したことで生まれた内面の変化は?
世界で起こっていることに関心を持つようになった。
そういった「外の世界」が「自分の行動範囲に入った」から…?

⑭ぶっちゃけ留学しとけばよかった?
戻れるなら100%留学する。
・日本を飛び出して広い世界を見てみたい。
・英語上手くなりたい。

決断するときに大切にしていることは…?
納得感
自分が腹落ちするかどうかの決め手になるのは、①楽しそうかどうか ②イケてるかどうか 
★ネガティブな要素との天秤 
★(ある程度)直観

⑯慎重派?直観派?
すごく考えるけど、最終的には直観

⑰ミャンマー行く前の英語力は?
ベラベラではなく、日常会話が簡単にできる程度

ミャンマーでのカルチャーショックは?
・急に政府からルールが変えられる
・なんでおばちゃんが路上で水浴びしてるんだろ?

ミャンマーと日本で商習慣が異なることは?
・ミャンマーの人には人前で怒らないようにしている。
(プライドが高いから?怒られ慣れていないから?)
(母国語同士ではなく、誤解を生みやすいので)伝え方には気を付けている

・価値観の違い⇒「郷に入っては郷に従え」を意識。

・ミャンマー人の感覚はピュアで人間臭い
ミャンマーの人のシンプルな人間軸を見た時に、
日本人が持っている仕事観は本当に正しいのか?と思う時がある。

これからの目標は?
ぴょーんと新しい地に飛び込んだ時に、すぐに仕事ができる自分でありたい。新しい拠点立ち上げですぐに任せてもらえるようにしたい。
理想は色々なところを巡りながら仕事したい

㉑海外で働く上で結婚・キャリアをどう両立していけばいい?
なるようになる(笑)。
ミャンマー来てからはあまり考えていない。

海外で働きたい、と思ったきっかけは?
大学時代、旅をしたことがきっかけ。
ヨーロッパ4ヵ国、サッカーを見ながら回った。
試合がある日、町中がソワソワしている感覚…最高

㉓(海外に行くことに不安を感じている方から)不安克服法は?
とりあえずやってみること。行ってみたら何とかなることが多い。

塚原さんから

出会いを大切にして生きてきました。
共通点が見つかれば話しかけやすいかな、ということで情報は全部オープンにしています。

『晴れときどき大嵐』について

▼ 主催のしゅんすけさんのお言葉

海外で働くってシンプルに楽しい
そして、意外と障壁は高くなくて、”ふつうの人でもできるんだよ。
もっと海外で働くことを身近に感じてほしいな。

▼ 詳しい開催理由&申し込みはこちらから!

感想

・ブルーマンデーを明日に控える夜、沢山慎重に考えながらも最後はワクワク感を大切に勢いよく新しい地に飛び込むお話し…を聞き、エネルギーたっぷりもらいました!お話しくださったつかさん、企画運営のしゅんすけさん…ありがとうございました^^

・前回のかっちゃんさんからも出た、意思決定に大事なのは「納得感」。いくらアドバイスを沢山いただいても、最終的には自分で納得して決めたい、そう改めて強く思いました!

・ごちゃごちゃ考えて一歩を踏み出せない…なんてことになるよりは、「楽しそう」「イケてる」などの直観と自分のやりたいことに忠実に生きていきたいと思いました。

・改めて、ありがとうございました^^!!

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