ゼニコ先生お誕生日

おめでとうございます!!!!!!!!
11月22日 いい夫婦の日 なんてよき日

日々ゼニコ先生の作品を読んで幸せをもらっているわたしです
先生の描く漫画は何回読んでも飽きない
先生の漫画を読んでいる間はずっと幸せ

誕生日がおめでたいので毎日読んでて好きだ〜ッッってなってる先生および先生の作品をオタク長文します

絵が好き

先生の絵、ドンズバで好きです
絵がすごく綺麗、すごく細かいんだけどシンプルなところが好き
矢野くんだとより美しく繊細に、志筑くんだとより格好良く体格良く、あと2人ともどんどん絵の渋みというか大人っぽさが出ていてめちゃくちゃ綺麗だな〜と思ってる(本当に語彙がないな)
顔はもちろんだけど身体の描き方めっっちゃすき〜手とか…
私は前腕がとにかく好きで、満足いく前腕を見るために自分の腕で実現しようとジム行ってるところもあるんだけど、先生の描く前腕大好きですね…ヘキがすごい
本当にどの時の絵もずっと好きなんだけど、今の画風のメグとリリスは見てみたいよな…魔女が恋する5秒前好きなんですよ…絶対同じ人いるって…

お話が好き

作家買いしているので全部読んでるけど、ストーリーがとにかく好きです
キャラクターの深掘りだったり話の展開の説得力だったり、読者の心を引き摺り込ませる描写であったり、いろんな要素がどんどん強くなっていってトータルの物語としての強さが増している気がします
漫画読んでて自分の中で納得しないと話についていけなくなる事あるけどそれが全くない
あとお話を進めていく中で読者が「ここもっと知りたい!」っていうところにフォーカスを当てるのと、逆に隠すのと、そこのバランスがめちゃくちゃ上手いと思う
息でき1巻の始まりから終わりまでの展開めちゃくちゃ好きなんだよな〜志筑くん側の視点と矢野くん側の視点の切り替え方が好きだし6話の矢野くんの時間軸の使い方がすごく良い、切なさが際立つ(ここで泣いた)
あとこれ毎回書いてるけど、緩急の付け方が天才のそれなんですよね
例えば2巻とか4巻の締めになる部分ってものすごい死にそうになるほどときめくんですけど、その合間に絶妙に緩めるんですよね、感情のジェットコースターに乗ってるんだよ読者は…右手にリングの時とか最後の方緩急に殺されるからな、読む富士急だからな

かわにさざなみも大人編と高校生編が入れ替わりながら話が進むけど、ほんと絶妙〜〜〜
今は幸せに過ごしている前提で読めてるの助かるけど、それでも高校生編でこの前までのギクシャクしてるところでは次回までの緊張感が失われない展開だったし、同時並行している大人編に対して過去は過去みたいに高校生編が流されていかない感じ、きっちり描かれている感じが良かったな〜本当に良かった

なんか構成っぽい話になってしまったけど違うんだこんな論じたいわけではなくてシンプルにお話が好きということを書きたかった…
読むとワクワクするし楽しいところは幸せになりながら読むし悲しい部分ではものすごくしんどくなるし、感動するし、大好きです

キャラクターが好き

キャラクターが魅力的ってすごく大きい
主人公たちはまあもうそれは本当に大好きだし一生幸せであれと思ってます
その上で、先生のお話は登場人物誰しもがその人生を生きているというか、いわゆるモブと呼ばれるただそこにいる人みたいにならないんだよな…主人公たちのためにいる道具みたいな存在にならない愛を感じる
絶対的な悪みたいな扱いをされないのも好きだな、その人にはその人の経緯とか価値観、行動原理があるのが見える(完全な悪を描く漫画も好きだけどね)
片側から見たら立ちはだかる壁のような存在の人でも、壁側の人の持つ葛藤であったり苦しみとか迷いとかもきっちり描かれているから、どちらにも感情移入できる
感情移入できるとやっぱり愛着が湧くし応援したくなるし幸せになってほしくなる
息できで言えば矢野くんのお父さんも三好も見方によったら2人の超えるべきハードルのような存在として描かれたけど、2人とも大好きだしな…本編での三好の描かれ方が本当に良かったから恋できも今すごく楽しめているし…早く買いたい新刊

プロとしての仕事を感じる

どの時期もずっと好きだけど、絵の美しさがどんどん洗練されててプロの仕事を感じます

仕事していて、目に見えた仕事の質の変化ってなかなかわからないものじゃないですか
わたしはIT企業の運用系業務なので、クリエイティブというよりはどれだけ無事故で安定運用できるか、何か起きたら早期復旧できるか、業務改善できるかなんですよね
鉄道インフラなので使命感というかやり甲斐はあるし、ヤダヤダ言いながらも仕事好きだし、少ない時間でどれだけ仕事量を凝縮して質を高くこなせるか考えるのとか好きだけど、目に見える結果がそこまで伴わない。そばで仕事してる人くらいじゃないかな?いい仕事の回し方するようになったな〜とか
「ちゃんと動いて当たり前」というのが私の仕事の一番の成果なので

対して目に見えて結果が伴うのが漫画家
好みはそれぞれ個人に依るけど、過去からずっと読んでれば精度の差が目に見えて出る
そして結果は売り上げという数値でハッキリ出るし、SNSとかでも昔より直接読者の声が届くようになっている

読者からは見えない、想像を超える努力であり経験であり産みの苦しみがある中で私たちが見えるのは本当にわずかな一面だろうな
本当に大変だと思う、顔の見えないたくさんの人間を相手にしていかなければならないんだから

そういう世界でサバイブしなくちゃいけない職業が漫画家だと思うんだけど、その上でめちゃくちゃに画質だったり話の厚みだったり、そういった結果をどんどんと出していくのが本当にすごいなと、職種は違えど同じく仕事に携わる身として尊敬してます

まとめ

冒頭でも書いた通り、ゼニコ先生の本読んでると、幸せなんですよね
楽しいとか幸せとかの感情って本当に貴重なんだよね、これは失うとわかる
わたしは一度全部失ってるので本当にありがたいというか、命を助けられていると思うのです(障害は一生モノだけど寛解はしている)
好きなものがあると幸せだし、救いになるし、私はそれが漫画なんだけど、ゼニコ先生の漫画に出会えてよかったなと思うばかり
先生がこれからも幸せでいてくれたら良いなとイチ読者は思っております

これからも平行線な愛でゼニコ先生のことを応援していきます
先生お誕生日おめでとうございます〜!!

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