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【在宅ワーク】実践ステップ6~契約破棄をする勇気を持て

タスクをこなしてスカウトが増えてきた皆さんごきげんよう。
いくつかのクライアントとコンタクトを取ってみましたか。
ではこのタイミングで注意喚起!

この実践ステップでは、私の3倍の実践を踏まえて失敗した部分は排除して「こうしたほうが効率良かった」を抽出して書いているわけですが、まとも案件は全体の2割と強調してきたので、皆さんはこう考えるのではないでしょうか。

複数のサイトを登録してんねんから、求人サイトを1つに絞らんと、トライアルも複数サイトで同時にやったら効率ええがな!

そうですよねぇ~人間の考えるコトは一緒なんですねぇ~私もそのほうが効率ええがなと思ったので、やりましたよ。
その結果、時間の無駄があり泣きを見ましたねぇ~「こんなコトならこうしときゃよかった」は約2年経った今だから見えていることです。
やり始めの3か月で見えたことなんて知れてます、3か月の経験を効率良くまとめるのに2年かかってるわけですからね。

悪い事は言わんっ書いてある通りにやりなはれ今はまだ。
「下積み期間は1つに絞ったほうが効率ええ」ねん、自分に経験値もスキルも余裕も無いねんから。
1つに絞ったほうが「続ける」ことがツラくないと思いますよ。
実践ステップでは「効率が良い」ことにプラスして「続く」方法を書いているのです、予備の4サイトを同時活用しようと企むのは下積みが終わってからにしなはれ。

トライアル前テストは必ずやれ

トライアルをやる場合でもまずは契約を結ぶことになりますが、仕事のジャンルによっては、トライアルに進むかどうかの査定として無報酬で1件だけ成果物を提出する「0円テスト」があります。

これはクライアントが応募者の中からトライアルに進む人を選別する目的があり、納品の早さやクオリティを査定されます。
合格者だけがトライアルに進めるので、案件の採用人数はたった1名ということが多いでしょう。

この0円テストは、何が何でもやれ!
トライアルに進むためのチカラが今の自分に備わっているかどうかが試せます。

応募はしたが0円テストの返信すら来ない場合、案件の応募数が50名を超えているか、応募数20名以下で返信が来ないなら応募メッセージに必要事項が抜けています。
応募の際に必要な項目は案件詳細で書かれています。

まともな案件であればあるほど詳細は、とても詳しくかなり長く具体的かつ分かり易く書いてあります。

案件内容に抽象的な言葉が並び、サッパリ何の仕事をするのかわからず10行くらいで終わっている詳細内容だったら、それ、全く詳細にはなってねぇから仕事を発注する準備が整っていない可能性が高いですね、見切り発車するタイプの個人事業主かもしれないので、応募するのはやめておきましょう。
トライアルの準備も出来ておらずおそらく返信も来ないと思います。

長い長い詳細内容の案件に応募したことは正解ですがメッセージで必要項目が抜けていたアナタは、採用されたいはずの案件の詳細にもいいかげんに目を通す人なので、残念ですがこれから先もトライアルには進めないでしょう。
今アナタが取るべき行動はこのマガジンの最初の記事から1文字も飛ばすことなく読み直すか、在宅副業を始めるのをあきらめるかです。

繰り返しますが、在宅ワークでは膨大な量のテキストを読みます。
マニュアルもそうだし関連資料もそうだし、案件詳細も日に100件くらいは読みますよ。
これを読んで「そんなに読みたくな~い」と感じたひと~手を挙げろ~
該当諸氏におかれましては「あきらめる」の一択となりましたご愁傷様でございます。

詐欺師が好む手段を知れ

ココで注意喚起をまたひとつ!

まともな手順を踏むことがかえって落とし穴の場合があります。
まともに思えるクライアントでもやり取りの内容をしっかりと吟味することが重要です。

トライアルに応募すると、契約前かあるいは契約後に、このように促される場合が出てくるでしょう。

この連絡先交換の許可申請とは、サイト上のメッセージではやり取り不可能なサイズの動画マニュアルを渡す必要があったり、オンライン面談を行いたい時に、サイトに許可を求める行為です。

このこと自体は正当な行為で、許可を得ることがまともな証拠なのですが、じつはこの制度を安心感を与えるために悪用するクライアントがいるのも事実です。
これこそが落とし穴で、正式な手続きを踏むまともなクライアントだと思い込んでしまいますが、その後のやり取りにご注目。

面談とお仕事内容の説明のためということで、LINEのQRコードが貼られましたが、連絡を取ってみると直接契約の提案でした。

サイト外の連絡ツールを希望したクライアントとの実際のやり取りの中では、無料のチャットツールを指定するケースはまともなことが多く、詐欺師はLINEとZOOMを使いたがる印象です。

既に多くの人がインストールしている普及率の高いアプリで連絡を取ろうとしてくるクライアントは念のために身構えておきましょう。
ビジネスのやり取りを行う時に「新たにインストールする必要がない」状況を作るのは詐欺師の得意技です、気を付けましょう。

契約破棄を自分から行う勇気を持て

サイトが禁止事項としているルールを利用規約でしっかりと把握し、個人的連絡先の申請という正当な手順で個人的に繋がって来るクライアントがルール違反を犯していたら、仮契約や本契約まで進んでいても自分から破棄をし、その上で違反していることが明確にわかる証拠が残せるように、個人連絡ツールでしっかりと追及をする勇気を持ちましょう。

直接契約を提案するクライアントは非常に多いです。
直接契約でなければ継続契約は難しいと言うクライアントもいます。
サイトに登録したばかりで使い方がわからないから報酬を直接口座に振り込みたいと言ってくるクライアントもいて、サイトの使い方を教えた経験も私にはあります。

膨大なテキストを読んでいないのはワーカーだけではありません、クライアントもたいして読んでないまま仕事の発注と受注が行われているのが在宅業界の闇でございます。
そうおもたら2割のまとも案件があるのが奇跡ですよね。

直接契約を持ち掛けられても「禁止事項ですよね?」と確認すれば黙って退会していきます。
契約した後での直接契約の提案なら仕事に着手せず「違反行為をするということですか?」と確認をしましょう。
急に連絡が途絶えるか、黙って退会するかのどちらかだと思いますので、勇気を持って自分から契約破棄を行ってください。

契約破棄は必ずしもアナタの実績をマイナスにするものではありません。
まともなクライアントなら在宅業界に詐欺師がウジャウジャいるのは知っていますのでね。

契約をする前に気付くことができれば契約破棄のキズは付かないわけですが、契約前の段階で見抜けるスキルをつけるためにも、自分から契約破棄を行う経験を積んでおくのも、20契約中の1~3回くらいまでなら良しです。
違反行為にはしっかりとNOが言えるワーカーになりましょう。

トライアルは低単価

ワーカーの試用段階であるトライアルは、報酬がおっそろしく低いです。
それはクライアントにとっても最初の契約時にはどんなワーカーかわからないので、連絡が途絶えても痛手とならないよう低い報酬のトライアルを設定するのです、投げ出すワーカーがそれほど多いのでしょう。

「続く人・モノになる人がいない」と言い放つ私の周りの現実を、トライアルの報酬の低さが裏付けしているので、とても納得できます私は個人的に。

トライアルでは「その仕事が自分に合っているか」を見るので低単価は問題にしません。
下積み中に問題にするのは、底なし低単価のトライアルが無いお試しの契約です。

トライアルが無い場合の注意

トライアルが無い場合はお試しの案件として通常の仕事量の半分くらいにして設定金額を若干低くする契約で案件が出ている場合が多いです。
最初の納品を見てその後に継続となった場合の報酬は上がります。

トライアルが無くお試しの案件を契約したら、自分の作業の時給計算は必ず出してください。
トライアルでも時給計算は必ずするのですが、それは時給を出しているのではなくて、今の自分のスキルでトライアルをしたらどれくらい時間がかかるのかを見るためです。
作業に慣れてきたら当然速く処理できるようになりますが、トライアル最初の1時間は時給60円いけばいいほうです。

この初回トライアル1時間の時給60円を忘れないでください。
ド素人がわけもわからんままやってみた仕事の著しく低い単価が時給60円です。
いつの時代のハナシよ?て思うでしょ令和ですねんいま今なう。
豆腐が90銭で売ってねぇと生きていけんぞなもし、古銭復活かな。

アナタが3時間作業をした時の平均時給を出し、お試しの案件で設定されている「処理件数・納期・報酬」から、設定されている件数を設定されている納期で納品しようとしたら何時間かかり、設定された報酬額だと、納品する仕事の時給がいくらになるかをその3時間の実際の作業量で算出します。

1時間の作業のうち40分マニュアル読んでたから実際の稼働は20分しかなかったとしても、それは1時間の作業量です。
つまりは40分間マニュアルを読まないと実際の作業が始められないマニュアルしか用意されていない仕事なのです。

継続契約になり仕事のスキルアップをしても毎回40分間読まないとわからんマニュアルで依頼がされたら、仕事になりゃしません。
越境ECのリサーチは取扱商品が目まぐるしく変化しますし種類も豊富で、先週のマニュアルが来週には使いもんにならん、てコトも往々にしてあります。
実際に作業をした人の意見を取り入れブラッシュアップしたマニュアルを用意できるクライアントが理想ですので、そのあたりも意識してお試しをやっていきましょう。

著しく低い単価の底は時給60円

60円以下の計算になった場合は、すぐに仕事をやめクライアントに連絡をしてください。
3時間作業をしたがこの処理件数をこの納期で納品するのは現実的ではないと伝えてください。
クライアントが納期は目安なので延びても可として作業続行を求めて来るなら実際の作業量から考えて報酬額の単価が見合っているとは言えないことを理由に契約の破棄を行ってください。

仕事内容が自分に向いているかどうかを見るためのトライアルが無くて、お試し案件として契約しているのですから、ちゃんと3時間は試しましょう。
時給計算した時の底値は60円です。
60円が著しく低い単価なので、それ以下の金額なら単価ではなく搾取です。

3時間作業をしたぶんの支払いはきっとされないでしょう、おそらく連絡が取れなくなると思うので。
分かり易く悪質だから、新たに被害者を増やさないためにも通報をしてあげるといいですね。

トライアルに進むための案件を選んでいく中で詐欺師を見抜き、たくさんのクライアントとやり取りをしましょう。


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