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JCUは売られすぎなのでは?

ここ2年ほど贔屓にしている株式がある。それがタイトルに書いてあるJCUである。JCUはスマホや自動車部品向けにめっき加工する機械装置や薬品の販売をコア事業としており、自己資本比率は70%超でありながらROEも20%を超えている。個人的には超優良企業だと思っている。

この会社は11月2日に第2四半期の決算公表があり、決算内容は悪くない結果だと思っていた。ただし、(自分も含めて)この株を見ている人々の期待値が高い分、今日は少し下がってもおかしくないとも思った。蓋を上げてみると今日の終値は前営業日と比べて13.83%のマイナスとなり、大変驚いている。

自分なりに決算内容を色分けすると、以下のようになるが、何か決定的な見落としがあったのだろうか。。
(ポジティブ)
・増収増益:売上高 +27.5%、営業利益 +10.3% 
・営業利益率増:24.5%→26.2
(ネガティブ)
・海外子会社の対象期間は1-6月期であり、6-9月期はもっと悪い可能性あり
・薬品分野の利益率低下
・非コア事業(ワイン)に手を出した(ただし8月公表済み情報)
・年間計画・配当計画に変更なし(期待しすぎなのはわかっているが。。)

決算内容は少し期待はずれにしても今日は売られすぎのような気がする。いずれにしても業績に大きな変調がない限り、ここは長く持っていたい会社なので、これからもがんばってくれれば嬉しく思う。

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