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横浜FC vs サガン鳥栖 駅前スタジアム 前日プレビュー 2023年11月11日 J1第32節

プレビューからリアルタイムで書いていくレビュー、というつもりでいつも書いてますが、そのプレビューに関しては結構試合直前にドタバタ書くことが多いです。
しかし、しかし、明日は本当に本当にほんとーに、大事な試合。前夜の今、プレビューを切り分け、腰を落ち着けて書きたいと思います。

結局の厳しいポジション

今シーズンはよく成長しながら戦ってきて、川崎や神戸を破った時など、もう降格候補最右翼に落ちることはないんじゃないか、ぐらいに思ったサポも多いのではないかと思います。

が、現実としては、残り3試合の時点で最下位。ちまたの残留争い予想では、一番厳しいんじゃないかという論調も多いようです。振り返ってみれば、かなり勿体無い勝ち点の落とし方をしています。最初の10試合勝ち無しはマイナスからのスタートだったから仕方なかったとは言え(最初から安全第一だったら、その後のチーム力向上はなかったんじゃないかと、私は思っています)、ある程度勝てるようになってからも

(1) アウェイ京都戦:たまちゃんがベンチから抗議で退場 交代のコマが不足して逆転負け
(2) アウェイ広島戦:ブロが忍者にやられて、勝ち点3から1に
(3) ホーム柏戦:ゴール前で安易にボールを奪われ失点、そこから敗戦
(4) アウェイ浦和戦:これはうちのせいじゃないですが、変なPKで勝ち点3が1に

と、もったいない勝ち点喪失がありました。
しかし、既に失ったものを嘆いたみたとて、仕方ないでしょう。結局、それもチームの成長段階だったのではないでしょうか。

なんだかんだのクラブとしての進歩

しかし、ここで2021年シーズンを思い出してみましょう。あの時は後半巻き返しつつも、今よりもっと「落ちそう」という雰囲気でした。そして、終盤の勝たなければいけないポイント、ポイントで湘南に負けたり、福岡とドローになったり。今シーズンの中盤ぐらいの「向上してるんだけどポロポロ落とす」を最終盤にやっていた感じかなー?と思います。
2007年のJ1では圧倒的な降格、その後の万年J2クラブ生活、2019年に再昇格した後はそれだけ弱かった、ということを考えると、今年も結局最下位でギリギリの残留争いをしているとはいえ、クラブとして着実に進化はしていると言えるのではないでしょうか?2021とは、決して同じではないです。

実際問題として、今の立場はそこまでやばくはないです。都合よく考えれば、我々が明日鳥栖に勝って、湘南が「苦手」という名古屋に敗れれば、勝ち点1のリードで「ホームで」直接対決、勝てば残留確定、という状況になります。

よく考えたら、今シーズンの中でも、みんなが負けそうだと思ったら勝ったり、勝ちそうだと思ったら負けたり、ということの繰り返しでした。ここで我々が心配したところで、それがそのまま結果に現れるわけではないです。信じましょう。勝ってくれます。

進化した(そしてうちでそうなって欲しかった)手塚をどう抑えるか

一点だけ心配は、手塚の存在です。私は彼のユニを一着持っています。手塚がもっと前に出て攻撃に絡むようになり、当たりも強くなれば、うちの中心選手になってくれるな、とずっと期待していました。

残念ながらそうはならず、鳥栖に移籍してしまいましたが。。。。今、鳥栖のマッチデープログラム(オンラインなので読めた)を読んだら、「手塚は決意の上鳥栖に移籍し、前に出るところ、走ること、強さを克服して、チームに展開力を与えるようになった」云々、みたいなことが書いてありました。そうかー、俺が期待していた力をついにつけたかー、というところですが。いやいや、相手チームじゃんか!まあ、その攻撃の起点の手塚を現横浜FCの面々がどう抑えてくれるのか。やってくれますよ。

何せ、鳥栖は前節でJ1残留確定。特に優勝も残留もACL出場もかかっていない、消化試合の状態です。きっとうちの必死さが上回ってくれるはず。

23日、ホーム最終戦は、「勝てば残留確定」の大一番で、ついにクラブ史上初の地力残留を達成!そのままホーム最終戦セレモニーで大盛り上がり!と、なって欲しいものです。

では、またレビューを書きます。(趣味で書いているので、書けない場合は悪しからず。。。。)


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