8.26横浜ダービー 各ゴール解説(?)+α
あれから二日間、もう月曜日、仕事に入っているのですが、まだ余韻冷めやらぬフリエサポの皆さん、こんにちは。私もです。
今週末のアウェイ名古屋戦もなんとか勝ち点を持ち帰ってきて、ファン感謝デーを大いに盛り上げて欲しいところですね。
既に観戦レビューは書きましたが、試合をDAZNで振り返りましたので、各ゴールに関してプラスアルファ、気が付いたことを書いていこうと思います。
なお、素人が解説??とは思われるでしょうが、他にしっくりくる言葉がなかったので、(?)をつけることで、僭越ながら解説というタームを使うことを許していただければ幸甚です。(急にビジネス用語)
36分 林幸太郎 スーパーダイレクトミドル
あれは凄かったですね。本人は、「ゾーンに入っていた」という言い方をしていました。ゾーンに入ってでもあれが打てるなら、今後、練習次第で意識して打てるようになるということだと思います。がんばれー!
このシュートに繋がったコーナーキックは、その幸太郎本人のドリブルによる切り込みからでした。後日談で本人が「ルーキーらしさをだしていかないと自分が出ている意味がない」と腹を括った、という話をしていましたが、それが、そのドリブルに繋がったのだと思います。
しかーし、ここで私が注目したいのは、その前、幸太郎にボールをつなげた山根選手の大陸弾道サイドチェンジです。まるで俊輔のような。正直、シーズン開幕当初、彼のクロスはかなり精度を欠いていました。というか、今だから言いますが、酷かった。
それを、かなり練習しているんでしょうね。シーズン後半になってくると、時々いいクロスを見せてくれるようになりました。18節の京都戦では酒井宏ばりの鋭いクロスで翔さんのゴールを生み出してましたね。
それから、注意して見ていたのですが、だんだん平均精度が上がってきている感じがします。今回の大陸弾道サイドチェンジも地道な練習の成果でしょう。引き続き、精度を上げて、「山根のクロスはすごいよね」と言われるようになって欲しいです。
52分 伊藤翔 かっこいい「胸トラからボレー」
これはシュートのうまさ、カッコよさに目が行きがちですが、マリノスサポからしたら、「なんで寄せてないんだよー!」という所でしょう。
しかし、よく見ると、なかなか寄せるのが難しいシュートなんですよね。翔さんはボールが入ってくる前、一旦後ろ相手DFの後ろに下がって、視界から隠れつつ、元いた辺りの場所にスペースを空けてます。
で、ユーリも多分、そのスペースを目掛けてボールを落としたんでしょうね。翔さんは、ちょうどDFの後ろをぐるっと回った格好になりましたが、DFの視界の後ろから、自分が空けておいたスペースに飛び込みました。この瞬間、翔さんはそのつもりで飛び込んでいるのに、DFは重心が突っ立った状態になってるから、翔さんのアクションの方が早く、まるでDFがサボっているかのようにドフリーでトラップ、シュートが出来たんですね。シュートのうまさといい、翔さんのストライカーとしての経験、能力が詰まったゴールでした。
なお、このチャンスに繋がったのは、山下の果敢に相手を躱してのドリブルからの攻め上がりだったことも強調しておきたいポイントです。
62分 翔さんのショートクロスから相手O.G.
セレッソ戦では対策されまくってどうなることかと思いました。 しかし、この場面では、逆にその山下への警戒が得点に繋がりましたね。相手は二人で対応しているのに、二人とも山下ばかり見て、右側に並行して上がっていった伊藤翔がフリーになりました。それに、スピードで抜かれることを注意していたので、山下の股下パスへの備えが全くなかったですね。結果、ドフリーの翔さんに股下パスが通り、ショートクロス。相手は下がりながらで余裕もなかったしで、オウンゴール!
93分 マルセロのドリブルから「なんでそこに吉野?」がフォワード顔負けのシュート
これは、Twitter上で話題になりましたね。#なんでそこに吉野 が。この得点は、相手が前掛かりになったことでのおまけみたいな得点でしたが、しかし、こういうカウンターをきっちり決めて試合を終わらせるのは重要、かつ、今までできなかったことですね。「なんで」とか言われていますが、そもそも吉野選手はボランチもこなす選手なので、ああいう攻め上がりの肝は心得ているんだと思います。
それと、なかなかうまくいかなくて先発落ちしたマルセロが、スピードを活かしてドリブルからアシスト、ゴールが決まった時の大喜びが印象的でした。まだ若いですからね。ぜひ、楽しい思いを積み重ねて、どんどん成長して欲しいです。
プラスアルファ
ゴールの内容以外に、DAZNで見ていてもう一つ大事なことに気がつきました。いや、もう全員知っていることでしょうが。
井上潮音キーマン!
ということを改めて認識しました。潮音が中盤でキープ力や相手の目先を変える配給をしてくれることで、横浜FCの中盤が完全にJ1で戦えるレベルにレベルアップしてますね。元々J全体でも期待される選手だったのが、神戸での失意を乗り越え、四方田再生工場でついに開花した感じだと思います。先般書きましたが、四方田監督の、航基に続き、高級品の再生製品2号です。
こんなプレーをしていると、オフにはいろんなチームに狙われるかもしれませんが、横浜FCだってJ1定着、上位進出を狙っている以上、潮音の死守はオフの至上命題の一つになると思います。まあ、まずは残留が絶対条件です。名古屋戦、柏戦と連勝すればほぼほぼ見えてくるでしょう。がんばれー!!!!
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