横浜FC vs 名古屋グランパスエイト　リアルタイムレビュー　2023.9.3 J1第26節

横浜ダービーの快勝劇の余韻に浸っているうちに、あっという間に次の試合がやってきました！
そうこうしているうちに、もうDAZNで放送開始！なので簡単に。

スタメンは前節と同じですね。今となっては同じスタイル同士、ミラーゲームみたいになるだけに、名古屋は同じスタイルなら格上であるところを見せよう、ということだと思います。
一方、横浜FCは開幕以来、毎週、毎週、改善、上積みをしてきています。なので、今までの積み重ねでの順位関係では推し量れない力を持っています。
最近はフォワードとシャドーの関係、３人目の動きをかなりやっているようですので、名古屋の堅守相手にも積み上げた攻撃力を見せて、ぜひ先制点を奪って欲しいです。

こんなんでとりあえず公開しちゃっていいかな？とは思いますが、とりあえず試合前公開します。次はハーフタイムに！

ハーフタイム

いやいやいやいや、だってさー！！（急にタメ語）
オフサイドポジションのユンカーがいたからこそ、マテウスはそこに渡るパスを防ごうと足を伸ばして、その結果こぼれ球をシュートされたわけで。
これを「得点に関与してない」とするのはおかしいでしょ？？？

まあ、もう下ってしまったジャッジは仕方ないですが。ミラーゲームで、お互いに相手に持たせるみたいな展開の中、名古屋の攻撃は今ひとつ迫力がないと思っていたのですが、一回だけやられて、それが失点になってしまいましたね。あそこは幸太郎がもうちょっとボール逆サイドをケアすればよかったようにも見えますが、しかし、基本的に中央を固めるという守備戦術もありますからね。そこはチーム内しかわからないことだとは思いますが。

とはいえ、横浜FCの攻撃は、堅守と言われる名古屋相手にも、かなり可能性は感じさせてくれています。ファイナルサードに入ってからプレー選択で相手の意表をつく、そのつき具合がいい感じです。練習の成果は出ていると思います。絶対に同点、そして逆転を！！では、また試合後。（ヘッダー写真、メンバーが同じなので前節の集合写真をつけておきました　笑）

試合終了

上位相手にアウェイで貴重な勝ち点１！
家族とバスケ見ながら夕食をとって、それからこのブログの続きを書こう、と思ったら。。。
なんと、21時ごろに確認したら、レイソルとベルマーレが両方とも90分の時点でリード！？？
え！？厳しいな。。と思ったら、アントラーズがロスタイムに追いついてくれました。とりあえず良かった。

で、改めて。
他チームの結果はともかく、横浜FCとしては堅守の名古屋によく追いついてくれました。高井が出場した時点で、「きっと高井がやってくれる！」と祈るような気持ちで応援していたら、やってくれました！ごっつぁんゴールを（笑）

この得点シーンは近藤が上手かったですね。何度もしつこく抉り、抉りとしてる中で、突如、意表を突く浮き球クロス。あまりの意外性に名古屋DFも反応できず、マルセロがドフリーでヘディングシュート。このマルセロのシュートには努力の成果を感じました。そしてこれが跳ね返り、高井がごっつぁん！！！
まあ、ごっつぁんと言っても、ここまでの努力へのご褒美でしょう。

もしかして逆転まであるか？と思っていたら、最終盤、ロスタイムは逆に名古屋の攻勢。ハラハラしながら応援しましたが、なんとか凌いでアウェイで貴重な勝ち点１を奪ってくれました。

１ランク上がった攻撃力

今日の試合は、単に「堅守の名古屋相手に追いついた」ということだけではなく、そこに繋がった攻撃の質向上が目につきました。相手のバイタルエリア、ファイナルサードに入ってから、パスにしてもドリブルにしても、プレー選択がありきたりな、予想できる選択肢に終わらず、ちょっとずつ相手の意表をつくパスなりドリブルが多かったです。もちろんパスというのは出し手1人ではできないので、チームとして努力している「３人目の動き」が実戦レベルで出来てきたということです。

このチームは、第２６節の今日になっても、継続的に強くなっています。先週ホームでマリノスに完勝し、今日名古屋とアウェイで引き分けた。これは「下位チームが残留争いで頑張った」だけではありません。
直近のトップハーフだけ相手の５試合で２勝1分２敗。これが「今現在の実力」なのです。今後、どれだけ完成度が上がっていくのか、楽しみです。

もちろん、頑張ってるのはうちだけではなく、レイソルも今日マリノスを2-0で下しました。（マリノス板は大荒れでしょう　笑）
次節、9月17日、三ツ沢でのレイソル戦、６ポインターマッチは、残留争いリードを賭けた熱い、熱い戦いとなるでしょう。もちろん、ホームでもあり、横浜FCは勝利しか許されません。

ファン感謝祭でひととき楽しんで、次の決戦に向かいましょう。
（なお、レイソル戦は受験生の娘が久しぶりに来るのですが、すごい試合になりました。）