横浜FC vs コンサドーレ札幌 札幌ドーム リアルタイムレビュー J1 第31節 2023.10.28
さあ、先週のFC東京戦に引き続き、またまた正念場です。ほとんどトーナメントのようなものですね!
最終盤にきて完成度を高めた攻守のバランス、およびモチベーションの違いで、前節は格上のFC東京を見事に破った我が横浜FCですが、ライバルの湘南も意地を見せて勝利、最下位、降格圏脱出はなりませんでした。
しかし、1試合で一喜一憂している場合ではありません。前節からの5試合のリーグ戦という捉え方をすれば、まだ第1戦が終わったところです。
しかも、相手は湘南だけではなく、柏も手の届く範囲に近づいてきました。
今日の相手、コンサドーレ札幌はシーズン序盤、ホームで対戦した時は完全に格の違いを見せられ、完敗しました。さらに遡れば、2021シーズンはアウェイで1-5で敗れた記憶深い相手です。
しかし、今シーズンの後半は調子を落としており、ホームで、うちのライバル、柏、湘南、両方に負けてます。ここで我々だけ勝利を献上するわけにはいきません。
スタメン発表
今日のスタメン、いや、ベンチメンバーも、ブロが復帰した以外は前節とぴったり同じです。戦術的にも仕上がってきましたから、メンバーが固まってきたのも自然なことでしょう。
前節、うちのチームでよかったのは戦術的なことだけではありません。試合前の表情。気負わず、弛まず、勝負者としての表情を非常に感じました。そして、今、DAZNで入場前の表情を見ても、いい顔をしてます。きっと今日もやってくれます。
期待する選手は全員ですが、あえて、本日の得点者を予想します。
小川慶治朗
山下の不在を埋めるのみならず、山下とはまた別の、戦術能力の高さという特徴を活かして攻撃を活性化してくれています。その彼の献身的な働きが報われて得点!というやや情緒的な(笑)予想をしておきます。
さあ、選手入場です。
ハーフタイム
うーん、0-2で折り返しになってしまいました。
最初、札幌にショートカウンターになるような場所でボールを奪われても、それを織り込み済みのような感じで、うちのDFは慌てず下がって構えていて、それは頼もしい感じがしました。
とはいえ、そうやってラインが下がる中を締めることで、サイドが空いて、結構するどいボールをサイドに放り込まれていたので、「ちょっとライン下げすぎじゃね?」と思っていたのですが。
案の定、うちの低いラインの前でサイドからボールを行き来させられて、失点してしまいました。
その後、いつからか、その「下がりすぎ」は修正されたように見え、攻撃もできるようにはなったのですが、しかい相変わらず、クオリティーの問題がありますね。
残念ながらマルセロがいつも以上にボールが足につかず、結構チャンスを潰しまくります。そして、マルセロがポケットまで入り込んだのはいいのですが、その折り返しがマイナスすぎて相手ボールに。
そこからのカウンターではないのですが、その流れで再度カウンターをくらい(林が芝に足を取られたっぽい)、足の速い浅野弟を追走して守ることになったボニが振り切られ、そのまま2失点目となってしまいました。
今の所、「やはり苦手な相手」という感じにもなってますが、力ごろの横浜FC選手の不屈の精神は侮れません。2-0は危ないスコアともいいます。後半、早い時間帯で1点取れば、まだまだチャンスはあると思います。
願い共に引き続き応援します。
試合終了
がっかり。。。。
ロスタイムはよく頑張ってくれましたが、全体的には少しずつ精度の差でしたよね。札幌は、プレスをかけられてギリギリつないだボールとか、あるいはクリアみたいなボールとかが確実に味方に繋がっていたけど、うちはそうでもなかったです。
橋本をもうちょっと早く出せばまだチャンスがあったかもしれないですが。
しかし、そもそもアウェイで札幌相手が簡単でないのはわかってました。実力差がある上に札幌のホームチームアドバンテージもありましたからね。特に、芝。うちの選手は結構滑っていて、2失点目も林選手が滑ったところからでした。
とはいえ、あくまでも相手、湘南と柏もあっての話なので、ここで負けただけで「終わった」ともいえません。
しかし。。。。
今の所、優勝街道爆進の神戸がハーフタイムで湘南に負けてるではないですか!!神戸頑張れ!DAZNで応援します。
ライバル湘南ドロー
そして、裏の神戸ー湘南は、普通に神戸勝つっしょ?と思ったところ、なんと湘南が執念のドロー。
これで、うちは勝ち点2差をつけられることになりました。
次節、うちが勝って湘南が名古屋に負ければ、直接対決を前にして勝ち点1リード。直接対決で勝てば残留決定です。
一方、うちと湘南と共に負けるか勝つかだと、直接対決で勝っても勝ち点1差。勝負は最終節にもつれ込みます。
最悪なのは、うちが負けて湘南が勝った場合。すると、直接対決で勝ってもまだ2点ビハインド。得失点差を考えると、最終節でうちが鹿島にアウェイで勝った上、湘南が負けなければならないという大変な自力プラス他力本願になります。
ということで、次節、11月11日のアウェイ鳥栖戦は本当の本当に必勝となりました。2週間ありますし、鳥栖は既に何も賭かっていません。ドキドキする2週間になってしまいますが、必勝を祈って日々を過ごしたいと思います。