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Rock Novel シンデレラ物語 Long Cold Winter # 1
フィラデルフィアのグレー ハウンドのバス停
からニューヨークまで数時間、僕は揺られて
雪の中❄️やっと到着。
ビル ベイリーこと後にアクセル ローズは
可愛い女の子と2人ニューヨークのバス停の
ベンチにちょこんと座っていた。
「トム、遠い所済まない。」
「どうしたんだい、家出なんてさ。」
「オヤジと喧嘩になってしまってさ、
オレの髪型のことでさ。もう家出るしか無くて
何も考えずに来ちゃったんだ。」
「僕、お父さんにビルを連れて帰るまでは
ビルの親父さんにはニューヨークに君が
居る事黙ってて、置き手紙残してきたんだぜ。」
「そうだったのか、悪かったな。」
「ところで、この子は?」
「エリン、さっきそこのドーナッツ屋で
コーヒー飲んでて知り合ったんだ。エリン
さっき話してたトムだよ。フィラデルフィアから
オレを心配してわざわざ来てくれたんだ。」
「こんにちは!トム、ビルから色々聞いてた所よ。
あなたもミュージシャン目指してるのよね!」
「それでさ、これからどうするつもりだい?」
「実はさ、このまま、またバスで横断して
LAにエリンと一緒に行こうと思ってるんだよ。」
「え!また急な話しだな。」
To Be Continued
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