コミックマーケット103 二日目の始発組ペナルティについての問題点

X(旧Twitter)でコミックマーケット準備会のポスト(ツイート)にリポスト(リツイート)したら見当はずれリプライが多かったので初めに書いておくことにするが
自分はペナルティについて否定的ではなく、どちらかというと肯定的な立場であると明言しておく。

今回自分もがっつりペナルティを食らってしまった側の人間なので、
怒りが全くないといえば噓になるが、
欲しいお宝(エロ本)も大体手に入れている為、実質影響も殆ど受けていない分怒りも少ない。
また自分はコミックマーケットにおける”グレーゾーン”のメリットとデメリットを理解した上で始発で来ているので、
来場"目安"が7:00と書かれている以上はペナルティ発動についても納得している。
以上の事を念頭に置いて読んで頂きたい。

最大の問題点はペナルティ組の管理の杜撰さ

このペナルティがもとより計画されていたものなのか、列の形成ミスで発生したのかは気になるところではあるが、どちらをとっても管理が杜撰といえよう

当日、2023/12/31の天候は小雨。風なし。最低気温6度。
始発組は東西混成列に密集状態での2時間以上の棒立ち待機
列固定後の時間を合わせれば更に2時間半
しかも列固定後も密集状態が変わらないおまけつきである

雨の中密集状態での4時間半とか普通に体調崩してもおかしくない
それに加え雨の中更に気温が下がれば低体温症、もし夏なら熱射病と
これを放置してるだけで十分問題ありなのだが、
それよりもっと危険なのはペナルティ組の心理状態である。

今回ペナルティ対象となったのは7:00より前に来た参加者数千人。
または暴徒予備軍の数千人ともいえる。

これがもし明確なルール違反からくるペナルティであれば本人の良心の呵責や他参加者からの圧力で下手な行動もとれないだろうが、
始発となるとそれも怪しい。
来場目安に7:00とは書いているがあくまでも目安である
公共機関が動いている=常識から外れた時間 でもなし
一時間前到着など、遅延のリスクを考慮すれば十分常識の範囲内であろう。
ルールに触れていようとも間違ってはいないと思える余地がある分爆発する可能性も高くなる。

そして数も問題だろう。
数千人を堰き止める力がコミックマーケット準備会にあるとも思えない。
しかも心理的には自分たちは間違ってはいないと思っていて、あながちそれも的外れではない連中をだ。
物理的には無論の事、言葉で止めるにしても相当な説得力が必要だろう。

極めつけは列固定の配置
ペナルティ組と分からせないよう(暴走や一斉に東への移動で大混乱が起こる)石と光の広場へ配置するのはわかる。
でもどう考えても階段前はダメだろう。
今回列を圧縮し階段への道の片側を空ける事で道を作っていたが、
始発組が避けなければその時点で詰みである。
あの大人数が通れる道なんてそこ以外ないのだから
そして7:00以降の参加者列が階段を上っている最悪のタイミングで始発組が爆発した場合は多分死者が出る。
階段の上でドミノ倒しとか考えてたくも居合わせたくもない。

始発で来てまで欲しいものがあったのに、雨の中密集状態での4時間半待たされた挙句、説明もないまま明確なルール違反でもない始発を理由にペナルティを食らい列の最後尾へ回される。
この状況、爆発しない方がおかしくないだろうか?
しかのこの暴徒予備軍をやぐら橋の階段前に配置してるのだ
正直まともな采配ではない。

自分はコミックマーケット準備会はリスクコントロールに長けた組織だと思っているし、徹夜組に対する手腕などは尊敬に値する。
皆の愛するコミックマーケット存続のため、準備会には真剣に
ここまでに至った経緯を分析し対策を練ってほしいと切に願う。


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