【く】グランド・イリュージョンを観て

※この文章は、映画『グランド・イリュージョン』を観た上で書いた感想文です。これから当該映画を観る予定がある方は閲覧をお控えください。

2013年公開のアメリカ映画。いつもここに書くときにチャチャっと詳細情報をググるのですが、2016年に続編が出ていると聞いて卒倒しそう。洋画そういうの多くねぇかい??面白かったけどぉ。。。以下、あらすじです。

(あーらーすーじ?)

四人の売れないマジシャンはある日差出人不明のカードによって招集される。それから一年後、壮大なマジックショーを開催し、世間を騒がしていく、手始めに、パリの銀行の金庫から持ち出した金を、会場に振らせるというマジックをおこない、四人は一躍有名人になるが…!?


彼らを捜査するためにFBI捜査官のもとにフランスからも女刑事がきてコンビを組むのですが、なかなかいいコンビでした。ただ、これは洋画特有のアレなのかわかりませんが、二人が謎に恋に落ちていく感じがマジで納得できなかったです。いいコンビだなーと思ってたら、チュッって、チュッって!!何それぇーーーってなりました。マジックのトリックと事件の壮大さについて描くのに精いっぱいで人間関係まで及んでいなかった気がした。

また、ちょっとオチに無理があるのではないかということと、「アイ」とは何かということがわからなさすぎて、後半怒涛の展開についていけなかったというのが正直な意見(急にチューするし)。

ただ、個人的には刑事ドラマが大好物なので、日本の刑事ドラマにはあまり出てこないド派手なカーチェイスなど、とてもわくわくして楽しく見れました。海外も日本も基本刑事ってツーマンセルなのかなって考えたり。とにかく、男女ペアでもあそこまで面白くなるというのは発見ではあった。(日本でもトリックとかガリレオなどは男女ペアだが、二人とも刑事というわけではない。二人とも刑事でメジャーな刑事ドラマってあんまりない気がします。)

日本の刑事ドラマで言うと、相棒のにわかファンなので、もし次なる相棒が選ばれる際は暴れん坊の女性とかにしてほしいなとニヤニヤしたりしました。

とにかく、この映画ももしかすると続編を観たほうがよりわかりやすかったりするのかもしれません。事件のうわべだけなぞっているような気がして、なんだか気持ち悪いんですよね…。もう一度見ないと、「え?そのトリック本当に可能?」って部分がある気がしてならないんですよ…。そういうところいちいち指摘するような細かい映画じゃない気もしますが…。

以上です。

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