【お】オオカミ少女と黒王子を観て

※この文章は、映画『オオカミ少女と黒王子』を観た感想文です。ネタバレ等含む可能性がございますので、これから映画を観る予定がある方は閲覧をお控えください。

恋愛映画ですね。少女漫画が原作だったかな。

それから今日はもう一個注意点があります。ちょっと酷評するかもしれません。何様だって思われると思いますが、この映画がお好きな方もあんまり読まないほうが良いかもです。

〇あらすじ…？

高校デビューでイケイケの女子グループに入ってしまったエリカは、他の女子に話を合わせるため、学校一のイケメン、佐田に彼氏のフリをしてもらうことになる。エリカは徐々に佐田を本気で好きになるが…

少女漫画の実写化なので、難しいのは承知の上なのですが、いつのまにか黒王子という名詞が登場人物の間で共有されていることに違和感を感じました。おそらく漫画だと徐々に浸透していった呼び名なのでしょうが、映画にまとめるとそこらへん入れ込むの大変だったのかしらという印象。

また、この映画は恋愛で傷ついたことのある人にはあまりオススメできません。私みたいに精神が多少いかれてると一日寝込むことになるので気を付けてください。完全に自分語りになりますが、佐田みたいな男と付き合ってボロボロになったことがあります。この話ではきっかけをつくったエリカもエリカなのですが、だからって人間の尊厳を虐げるようなことを言う男はだめです。いくら根が優しくったって、そんなのを見抜いてまで付き合ってくれる奴がいると思うなよと思ってしまった。映画ってある一定のフィクション感があるから楽しめるのであって、いわゆる「小説より奇なり」なトラウマを経験した方々は傷えぐられるだけだからマジで見ないほうがいい。

とまあ、ここまでえぐられたのはきっと変にリアルだったからだと思うんですよね。まあこの作品がフィクションで良かったところは、最後にはヒロインが報われるということです。ああいうタイプの男性は基本的には女性のことを傷つけ続けるので、現実でほぼハッピーエンドはありません。この映画を観た人、または漫画を読んでいる人ならわかると思うけれど、この世界が現実だったとして、付き合うなら絶対日下部くん一択である。異論は認めぬ！認めぬぞ！！

ちなみに、悔しいけれど普通に佐田くんはイケメンだし、エリカもかわいいので眼福ではありましたよ、もちろん。あとエリカの中学時代の親友の三田さん。いいひとすぎる。あんな友達いたら最強よねって、思ったよ。

まとめます！

イケメン、美少女をみて眼福。ストーリーは変にリアルなため恋愛にトラウマがある人はそれを乗り越えてから見ましょう。また、普通に役者の芝居がいいのでそこだけ抜き取りたい人も見ていいと思います。

私個人の感想だと、もう10年くらい恋愛映画は観たくないなと思いました。

以上です。