【あ】I AM A HEROを観て

※この文章は映画、アイアムアヒーローを観た感想文です。これから観たいと思っている方は、ネタバレ等含んでいる可能性があるので、ブラウザバックを推奨いたします。

結構メジャーどころから入ってまいりました。本日は、アイアムアヒーローの感想文でございます。実は最近ホラー映画を克服しよう週間と称しましてホラー映画を見漁っていまして、多少耐性がついた私にとってはそんなに恐ろしい場面はなかったです。(13日の金曜日が観れたらたいていなんでも観れる気がする)

もとから映画館に行く、ずっと同じ場所に座っているという行為が苦手でして、家で映画が楽しめるのはよいですね。ネトフリさいこー。

はい。それでは、つらつらと感想を書いていきます。

まず最初に言っておきたいのは私が大泉洋さんのファンだということです。彼が出ている映画はなんでも面白い。いつだったか何かの雑誌で「自分が出るからには必ず面白くしようと思っている」的なことを語っていただけあります。さすがすぎる。めちゃくちゃ良かった。

この映画を観てわかったことは、「幽霊は静かなところから急に暴れたり、意味不明な呪いがかかるのが怖いが、ゾンビは日常的に元気な奴のほうが怖い」ということ。この作品では、ゾンビのことをZQN(ゾキュン)と呼んでいるのですが、元気なゾキュンの怖さと言ったら。

私が怖かったのは、「おかあさん」といって走り寄ってくるゾキュン、終盤に出てくるふくよかなゾキュンあたりです。とにかく走り寄ってくる奴マジで怖いこっちくんな。

突然ですが、映画を観ながら好きなセリフをメモってみました。


①「東テレがアニメやってるうちは大丈夫ですよ」

このセリフの圧倒的な現実感がその後この映画に引き込まれた原因でもあると思う。リアルだよね。安心するもんね東テレのあの感じ。

②「無事故、無違反で30ねぇぇぇええん!!」

タクシー運転手が運転中にゾキュンにかまれゾキュンになりつつ叫ぶセリフです。このセリフだけで、ゾキュンが自分が固執してきたことに囚われ続ける特徴があることがわかります。その後にゾキュン化しめちゃくちゃにスピード出した挙句大事故を起こす皮肉と言ったらない…。

③「世界がひっくり返っても変わらない、何にもなれない」

なんとか富士山のふもとのアウトレットパークにたどりついたはいいものの、そこに住んでいる住人に半ゾキュンのヒロインひろみちゃんが殺されかけて主人公が弱音を吐くシーン。号泣した。何者かになりたくて、でもなれなくて。そうやってもがいていくのが本当に人間なんですよね、って思って号泣しかしなかった。ちなみにこの後、主人公はめちゃくちゃカッコよくゾキュンを倒します。いや、おいてかないで…。


最後のセリフのただの英雄(ひでお)だよ、ってのも好きだったんですけど。(英雄、えいゆう、ヒーローというものは犠牲者を出すもの。今まではえいゆうとかいてひでお、と自己紹介していた主人公が自分のことをただのひでおといったのは、ヒーローじゃなくてもいいんだという気持ちなのか、ヒーローなんてまっぴらだという気持ちなのか、ここら辺はまだあんまりまとまり切っていないのでベスト3には入れませんでした。)

というわけで、めちゃくちゃ面白かったです。あ、もちろんグロいの苦手な人は観ないほうがいいです。グロいはグロいから。。。

銃を撃つシーン、非常に淡泊ではあるんですが、あの淡泊さが好きだったな。味付けがちょうどいい感じ。

思いつく端から書いていくからまとまりがない。すみません。

ここいらで終わりにしておきます。グロいの大丈夫で日常に刺激を欲している人にはオススメの映画です。以上。

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