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CBC解説 スケアメ 2016 ボーヤン FS その2

(※思った以上に長くなってしまったので、2つに分けました。。。続き↓)
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【ブレンダさんの6練中のレポート→ボーヤン・ジン選手FSへ、冒頭昨季の紹介少々ありから】
アンディ:ご存知の通り、SPは彼にとってかなりズタズタでした。(順位で)下位に位置しています。最後のステージ(FS)へと向かいます。
彼が取り戻すことが出来るか見てみましょう。
カート:自我の目覚めが、大事なポイントだね。(clipping thing)
それに多分、他の人達の期待が彼の肩にのしかかってるんだろうね。
【演技開始】
カート:彼はSPのテーマのスパイダーマン衣裳を、全く恥ずかしがることも無かったし。彼はとてもスケーターとして伸びる将来性を持っていると僕は思う。
彼は観客と対峙することにも怖れない。
彼のエキシビションのプログラムは楽しい。
これらのスケーティングスキルは磨かないといけないが。
だけどジャンプは、いつでも彼のハッピーで居られる場所だ。
【4Lz着氷】
キャロル:うわぉ。
カート:クアーード・ルッツ!(4Lz)言うのが好きだね、(※少し声を潜めてささやくように再び)クアード・ルッツ(4Lz)。
【4S(so)】
カート:非常に短い時間に(blink of an eye)別の四回転をしたんですが、あのジャンプはインでのエッジで踏み切るサルコウを呼ばれるものでした。
ルッツとよく知られているトゥループだけど、個人的な意見では、もっと確実なテイクオフだといいんだけど。なぜならトゥピックはちゃんと突いているけれども、エッジの方は踏み切り時に多くのところでバランスを失っているから。だけど、彼はかなり上手くやっている。
【3A-1Lo-3S】
【ChSq】
キャロル:最初の3つの一連のジャンプを良く終わらせての、ちょっとお楽しみの時間ね。
カート:そうだね。僕はこの音楽をかけながら、階段を下りて来るカセットテープ持ってると思うよ(※冗談です)
キャロル:私はこんな風に訊くわ「それなに?」
カート:「これは僕がかつて滑った曲でさ~♪ 現役の時にね~♪」
アンディ:その度に、鉛筆をクルクル廻しながら降りちゃうw
カート:HBの鉛筆を持たないとねw
キャロル:今、私達、自分達で盛り上がりすぎて喋っちゃってるしw

【足くねくねのジャッジアピール→手をパタパタさせるのを見て、笑いが】
カート
:こまっしゃくれた小悪魔めw (cheeky little devil)
プルシェンコがかつてやっていたのを見るよりも、これはもっと興味深いとこ(※ジャッジアピール)だったね。
【4T (fall)】
また別のクアドを試みた、これはトゥループ(※4T)、ちょっと脚がからまったね。いつもの高さが出なかった。転倒した。
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いつもと同様の速さで滑ってない。2回目の4Tの試み。
【4T-2T】
そしてコンボも加えた。賢いね。
【CSSp】
キャロル:私、未だに、もっとトランジション(TR/繋ぎ)を入れることを願ってしまうんだけど。
まだ私のこのプログラムでの印象で伸し掛かるのは、それぞれのエレメントにて(TRが)起こるか、ただ待ってることなのよ。
カート:うん、エレメント(要素)とスピン間での繋ぎとスケーティングスキルは、そのままだね。
キャロル:全てのエレメンツの間でね。
カート:ただ、選手が4Lzや4S、4Tが上達できるように願うのは、かなり厳しいものだw
キャロル:そうね。
カート:だけど、スケーティングスキルは上達出来るだろう、かなりね。(But skating skill can be improved, like A LOT.)
キャロル:その通りね。
カート:ただ、どれが優先順位なのか決めないといけない。
キャロル:彼は素晴らしい体型をしてる、だけどフリーレッグを伸ばしたところも、全ての動作をきちんと終えたところも全く見てないわ。彼がしているのはエレメンツだけよ。
アンディ:えっと、彼はそれが必要だし、頑張りたいと認めていましたよね。
キャロル
:そうよ。実は私は彼がそれをやってるのを、今、見たいんですが。言うだけなら、たやすいでしょ。
カート:オリンピックが来るからね。
でも少し可能性が見えないかな? 彼は音楽をよく聴いている。
キャロル:そうなのよ。実によく聴いてるわ、だから私は彼が滑る際に、なんで実にもう少し気を使わないのかで、驚いてる。もし自分が4本クアドを跳ぶのであれば、(音楽を聴くことは)出来ないかも、と思うから。
カート:それは言えてるね。
【CCoSp】
カート:うむ、ただ4本のクアドだけじゃなく、他に2本の3A、3Lz、3Tも同様に、本当に真に技術的に予想と違うレベルで、彼は勝負に出ました。
【演技終了】
アンディ:中国のボーヤン・ジンです。SP後、下位にいましたが、このような低い順位にスケーターがいて、そこから表彰台に逆転して登るのは珍しくないものです。
ハビエル・フェルナンデスという名前に、ピンときませんか? 2013年の世界選手権での銅メダリストで、その際には、SPは7位に位置していました。なので、きっと可能であることでしょう。しかし、ボーヤン・ジンがここ、スケートアメリカで幾らか埋め合わせをするのに十分でしょうか?
【次の滑走者のナム選手が映っている→CMへ】

【CM後】
アンディ:先ほど中国のボーヤン・ジンを観たところです。SP後、8位。けれど、FSでもう一度、頑張りました、彼のクアドが必要とされる点数を埋め合わすことを願うところです。
カート:世界で唯一、4Lzを支配する男。(※4Lzのリプレイ)4Lzはちょっと両足着氷気味だったけど、彼が美しいジャンプをトランジション付きで跳んでいく際のその距離が大好きだよ。飛距離それだけでなく高さもね。加えて、彼の4Lzは、フィギュアスケートでの僕のお気に入りの瞬間の一つだね。それは明確な感じだけど、ジャンプに関しては、小さいミスがあちこちにあって、この場で建てるのに土台を築く時に、それが不調だと、そこから実に不信に思い始めてしまう。なぜなら、その他全てのことにおいて、良い見た目でなければならないものだから。
キャロル:もしクアドを着氷しなければ、クアドを跳ばない他の選手達があなた(ボーヤン)を打ち負かすでしょう。(要素)間での他の事がどうなっているか、に目を向けないと。
【キスクラが映っている】
カート:心の中で考えてるね。うーむ。。。
アンディ:153.83が、ボーヤンが(首位に立つ)チャンスを期待する点数ですが。。。
【点数が出る】
アンディ:さて、出ました。172.15点。そして良い順位に彼はつけました。
カート:あとで思い出してほしいのは、この(採点)システムでは空中で回転をしたのに対して報酬があるということ。だから、たとえ素晴らしい着氷じゃなかったり、転倒だったとしても、それでも65か、75%(パーセント)は、そのトライした努力に対しても点数が入る。だから選手が全部、回転していると、ありがたいんだ。

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【参考動画】
・Boyang JIN - Skate America 2016 - LP (CBC)
https://www.youtube.com/watch?v=SDQIr8w6Wa4

・CBC Sports - Road to the Olympic Games: Skate America (0:59:00辺り~) -Pairs & Men's Free Program - Skate America - from Hoffman Estates, Illinois
1)
http://www.cbc.ca/sports/olympics/winter/figureskating/video#id=791888963648

2)(※上記同内容・別ページリンク)
http://www.cbc.ca/player/play/791888963648

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