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【自粛日記2日目】濃厚接触者かも


昨日かいたように、私はコロナ陽性者の濃厚接触者になりました。


正しくは、濃厚接触者の可能性がある、です。


本当は、保健所が陽性者に聞き取り調査をして、濃厚接触者を特定して、該当者に連絡が来る…というプロセスがあるのですが、

私は保健所から連絡がきたわけではないです。


多分、保健所がいっぱいいっぱいになっているのだと思います。

陽性者にも連絡がきてないそうなので。

こんなに感染が拡大していたら当たり前かもしれないけど、いまさらながら、日本がどういう状況であるのか、という事を感じました。


だから、濃厚接触者かも、という状態なのです。





だから、14日間外出自粛をするかどうか、

すごく悩みました。




細かいことは書きませんが、濃厚接触者になるかどうか、微妙だったからです。

濃厚接触者という定義のラインにぎりぎり乗った、という感じで、確実にうつるでしょ、っていう接触があったわけではなく、もしも保健所がちゃんと機能していて、ちゃんと調査をしていたら、濃厚接触者じゃない、と判定されたかもしれない。

こんな予想は甘えだけど、自分の中で、どうしても、この可能性を捨てきれなかったからです。




濃厚接触者かも、とわかった次の日には、私が統括していたイベントが控えていました。

私の所属しているサークルが主体で行うイベントでした。

6月ごろから、授業やテストの合間を縫って、ちょっとずつ準備していたものです。


そして、イベントをやりきった後は、旅に出る予定でした。

いろんな土地でいろんな景色を見て、いろんな人に出会おう、と思っていました。


ずっと家にこもって授業を受けたり、勉強していたから、

やっと来た夏休みで、ずっと楽しみにしていたことで、

イベントや旅が、次の私の新しい挑戦でもありました。




濃厚接触者かもしれない。




この事実を隠して、予定通りに行動すれば、

私がちょっとの罪悪感を抱えるだけで、何も起こらなかったかもしれない。

素敵な出会いがあったかもしれない、次のステップアップにつながったかもしれない。






でも、もしもの場合も考えました。





濃厚接触者かもしれない、という事実を隠したまま行動したら?

ルールを無視したなら?


責任は私にある。


もし、私が熱をだしたら?

周りにいる人や家族に、すごく迷惑をかける。


もし、私と出会った人がコロナにかかったら?

ただ私が無症状だっただけで、その人に移してしまった可能性がある。


もし、その人が重篤化して、後遺症が残ったり、死んでしまったら?

責任なんてとれるはずがない。






この、とてもとても小さなリスクのために、

すべての予定を消して、14日間外出自粛する、という大きな決断を、

自分でしなければなりませんでした。




ものすごく苦しかった。つらかった。悔しかった。



こんな世の中の状況で、自粛するのが当たり前だと思う人もいると思います。



でも、

濃厚接触者でない、感染していないとい可能性を残したまま、

自分の大切な夏休みのうちの4分の1を占める14日間と、

そこで関わってくれる予定だったたくさんの人たちのことを、

すべて自分ひとりで決断するのがこわかった。




誰かのせいにしたくなってしまう。

他人のストーリーを見て、憎悪を感じてしまう。




でも、ただいつか来るその時が、我慢の時が、今、来ただけ。


ルールを守って自粛しよう。


いや、逆境こそ、前を向こう。








この決断から5日ほどたって、気持ちの整理はついたけど、

たくさん飛び出してきた感情は、まだまだ未熟だったなと思うし、

いまでもこの判断が正しかったのかもわからないです。



でも、1つだけわかるのは、

この判断を、できるだけ正解に近づけることはできる。



きのうも書いたけどね。気になる人は読んでみてね。



今できることを全力で。





ここまで読んでくれてありがとう。


この約1600文字に、4時間近くかかってる気がするし、締め方がわからん。
うわあん、苦手だあ。



ちなみに、今日は、ちょっと贅沢して、ブリュレアイスを食べました。


ハーゲンダッツと同じ値段するけど、おいしいのでおすすめです。


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明日こそは早起きするぞ。おやすみ。

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