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【最終1971/638位】誰でも最終3桁を取れる『レギュF適応対面構築説明書』

遅ればせながら、みなさまS16お疲れ様でした。

自分の結果は最終レート1971最終順位638位と、前期と比べるとかなり見劣りしてしまうものの、一応は結果と呼べるものを出せたかなといったところです。

最終的な使用構築は自分が前期使用していたものと100%同じものなので、構築記事として書くことは何もありません。

ここまで読んでいただきありがとうございました。



・・・と、終わってしまってもいいのですが、この結果は裏を返せば中身が割れてるレンタル構築でも練度さえあれば最終3桁程度なら踏めてしまうという証明ができたことにもなり得ます。

つまり、極論ではありますが、私のプレイングを100%インプットできれば誰でも最終3桁が取れるということです。

そして、この構築は使ったことがある人ならわかると思いますが、使用難易度はかなり易しめです。

ということで、ここから先は自分のS15時使用構築「レギュF適応対面構築」を使用して最終3桁ないしはレート最終1900辺りを目指したい人向けに、自分が2シーズンの間に700〜800戦程この構築を使用して培ってきた立ち回りを記せる限り記していこうと思います。

構築経緯、構築コンセプト、個体紹介、etc…

前期の高築そのままなので割愛

詳しく知りたい方はこちら↓

選出の決め方

おおよそ以下のフローチャートに沿って決めます。

①相手が受け気味なサイクルか否か
②ハバタクカミがいるか否か
③ウガツホムラに対するストッパーがいるか否か
④イダイトウに対するストッパーがいるか否か

主にこの4点で選出は分岐します(厳密な話をするとこれ以外にも細かい例外はあります)

ただ、これに従えば必ず全対応可能な選出が出来るような偉い構築では決してないので、出した選出で勝つ立ち回りをしないといけない場面も少なからずあります。

それと、構築作成者は選出がマジのガチでヘタクソなので、ひょっとしたらもっと最適化された選出パターンがある可能性は否定しきれません。もし見つけたら是非教えてください。

【基本選出】の立ち回り

初手カイリュー
ハバタクカミ
イダイトウ


迷ったらこの選出をしとけば良い。対応力No.1選出。動かし方は対面的に。

2番手、3番手は相手と対面した際の残りHPなどで細かく行動が分岐するので全ては書けませんが、初手対面のパターンはかなり再現性があるので、それぞれの選出パターンで初手に置かれるカイリューの立ち回りについて特に詳しく書きます。

・初手カイリューの立ち回り

vsハバタクカミ
テラス切ってアイへ→甘える等ならアイへ連打

vsカイリュー
テラス切ってスケショ
2手目は相手のテラスや行動によって分岐が多いので割愛

vs水、炎オーガポン※ここ特に重要
テラスなしスケショ→テラスなしスケショ
炎ポンは岩石封じ→岩石封じで対面突破されるが最悪カミの祟り目圏内に入っていれば良い(テラス切って対面突破されるのは最悪すぎるので避ける)

vs岩オーガポン
①テラスなしスケショ→アイへ(スケショ)
②テラス切ってスケショ→アイへ(スケショ)

vs両ウーラオス
テラスなしスケショ→スケショ

vsパオジアン
テラス切ってスケショ→アイへ(スケショ)

氷柱で怯まされた場合→カミ引きもアリ

vsガチグマ(赫月)※ここ特に重要
1手目
テラス切ってスケショ
2手目
❶スケショでHPが半分以上削れていない相手がブラッドムーンを打ってきた場合→アンコール→引き読みアイへ
❷スケショでHPが半分以上削れている相手がブラッドムーンを打ってきた場合→スケショ
相手があくびを打ってきた場合→イダイトウ引き

カイリューが鋼テラスしている場合、相手の2手目はほぼ大地の力なのだが、あくび持ち(Cにあまり振らない)の大地の力はイダイトウに対して50%〜しか入らずイバン圏外となる(カイリューがテラスを切っていないと交換際にブラッドムーンが飛んできてイバン圏内に入ってしまう)

イダイトウガチグマ対面でこちらはウェブタ安定、相手視点は
❶テラスを切ってイダイトウを受ける
❷テラスを切らずにガチグマを捨てる

となり、❶の場合は返しの攻撃で倒されるが、その場合ガチグマの残HPはスケショ圏内なので実質イダイトウとテラスガチグマの交換なので得となる。もし月の光でHP管理してきた場合はイダイトウが反動ダメージをイバン圏内で耐えるので、取っておけば後でまだ詰め駒として機能する。
❷も大体反動ダメージをイバン圏内で耐えてガチグマを突破できるので得である。

ごちゃごちゃ書いたがとどのつまりは初手ガチグマ対面はテラス切ってスケショ→あくびならイダイトウ引きのムーブが強い、ということだ。これだけ覚えておけば良し。

vsブリジュラス
テラス切ってスケショ
2手目
❶頑丈だった場合→スケショ
❷持久力だった場合→アンコール
※偉い立ち回りがしたいなら初手はテラス切って炎の渦推奨だが、正直あまり強い動きではない。

vsサーフゴー
晴れを見てこいつが初手に来るわけがないので割愛。
もし来た時は炎の渦→スケショ連打で相手に自己再生がなければなんとかなるカモ。

vsランドロス※ここ特に重要
テラスなしスケショ
2手目
❶相手の方が早い岩石封じの場合→テラス切ってスケショ
❷ 相手の方が遅い岩石封じの場合→テラスなしスケショ
❸ 相手の行動がステロの場合→アンコール→引き読みアイへ

vsハッサム
これも晴れを見て初手に来るわけがないので割愛。
2番手とか裏出しでもし来た時は炎の渦連打(剣舞されたらアンコール)で割となんとかなるはず。

vsイーユイ
テラスなしスケショ→アイへ(スケショ)

vsアシレーヌ
テラス切ってアイへ連打

vsディンルー
炎の渦→アンコール→スケショ(ディンルー以外の起点作りポケモンに対しても同様。ドヒドイデ相手にはテラスを切る)

vsテツノツツミ
テラス切ってアイへ連打

vsタケルライコ
個人的にはテラスなしスケショ
怖かったらテラス切ってスケショでも良い

vsラティ
テラス切ってスケショ→瞑想ならアンコール

vsオオニューラ
テラスなしスケショ→アイへ(スケショ)

vsキラフロル
個人的にはテラス切ってスケショ
多分そもそも初手この対面できてること自体相当状況が悪い。

vsキュウコン
テラス切ってアイへ
この構築に対しては初手よりほぼ確実に裏から出てくる(天候マウント用)ので積極的に引き読みをしていくか、先にスケショを積んで上を取るかすると良い。

vsコノヨザル
テラスなしスケショ
これしか出来ないけど、電気玉投げつけるとかだったりすると憤怒打たれてるだけで試合が終わりかねないので、むしろ命懸けウェルカム。

vsテツノドクガ
❶エナジーが発動している→テラスなしスケショ
❷エナジーが発動していない→メテビ警戒するならテラス切ってスケショ

・二番目に出すポケモン

カイリューが倒された後、大体はハバカミから入って良いのだが、イダイトウから入った方が良いケースも存在する
①フルHPの水ウーラが場にいる時
②ガチグマの残HPが半分くらい残っておりハバカミ圏内ではなく、テラスで等倍にされてもウェブタなら持っていけそうな時(特に食べ残しなどで毒テラスが見え透いている時)
③ハッサム等の鋼タイプポケモン、カイリュー等の鋼テラスしたポケモンが場にいる時
これらの場合はイダイトウから入った方が良い。

・ハバタクカミの立ち回り

まず、電磁波は相手の型がわからない、テラスが残っている段階では適当に撃たないこと。特に今の環境はどこにでもメタを貼られているため電磁波は安定択ではない。
基本的にはムンフォが通る相手ならならムンフォから入るのが安定。
ただし炎オーガポンにだけは脳死電磁波を撃って良いものとする。

あと、相手のカイリューに対しては鋼テラス以外なら大体後出しが安定することも覚えておくと役に立つことがあるかもしれない。

vsハバタクカミ
身代わりがないなら電磁波安定だが、電気テラス等まで考慮すると一旦ムンフォから入るのが安定。あまり耐久に振っていないハバタクカミ(例えば最速ブエナ等)相手ならムンフォ+イダイトウのアクジェで大体倒せる。

vsカイリュー
ムンフォから入るのが安定。
ただし例外もあり、神速が見えているなら電磁波から入っても良い。
挑発は羽休めが見えてから押しても遅くはないので無理に読みを通さなくて良い。

vsパオジアン
これも電気テラスを考慮するとムンフォからが安定。ただ電気テラスで剣の舞されると普通に負けなので、そもそも分が悪い。
相手がテラスを切ってこなくて襷まで削れた場合は、不意打ちを打たれた時にアドを取れるよう2手目には電磁波を撃つと良い(麻痺を入れておけばイダイトウのアクジェで上を取れる)

vsタケルライコ
相手がハバタクカミ相手に後出ししてくる等、明らかにテラス+瞑想してくるのが見え見えな場合は挑発から入ること。

・イダイトウの立ち回り

これはもうシンプルなもので、ワンパンされるなら堪える→殴る。ワンパンされないなら殴る。これだけ。

vsハバタクカミ
身代わりや瞑想、電磁波を合されたら負けるが、相手視点だと襷の線は消せないので堪えるから入るのが最善。

vsカイリュー
ノマテラを考慮しても一旦お墓参りから入って良い。ノマテラでも見てからウェブタに撃ち変えればイバンのタイミング次第でワンチャン勝ちの線が残る。アンコールがあったら負けるが、それはどの道なので割り切り。

vsパオジアン
実はお墓参りから入るのが正解
相手の陽気不意打ちは結構いい乱数で耐えるのでお墓参り→イバンアクジェで対面勝てる。

【第二選出】の立ち回り

初手カイリュー
ハバタクカミ
ガチグマ


基本選出の亜型。
基本選出同様に対面的に殴り合っても良いのだが、カイリューのアンコールやハバタクカミの電磁波でガチグマの積みの起点を作る立ち回りを意識すると、この選出の勝率は上がる。

2番手、3番手は相手と対面した際の残りHPなどで細かく行動が分岐するので全ては書けませんが、初手対面のパターンはかなり再現性があるので、それぞれの選出パターンで初手に置かれるカイリューの立ち回りについて特に詳しく書きます。

・初手カイリューの立ち回り

カイリューにテラスを切るか否かの判断は

①ガチグマにテラスが必要そう
②ガチグマにテラスが必要なさそう

大体これで決めてしまって良い。以下①、②と省略して記述する

vsハバタクカミ
①テラスなしアイへ→アイへ
②テラス切ってアイへ→甘える等ならアイへ連打

vsカイリュー
①テラスなしスケショ
②テラス切ってスケショ
2手目は相手のテラスや行動によって分岐が多いので割愛

vs水、炎オーガポン※ここ特に重要
テラスなしスケショ→テラスなしスケショ
炎ポンは岩石封じ→岩石封じで対面突破されるが最悪カミの祟り目圏内に入っていれば良い(テラス切って対面突破されるのは最悪すぎるので避ける)

vs岩オーガポン
①テラスなしスケショ→アイへ(スケショ)
②テラス切ってスケショ→アイへ(スケショ)

vs両ウーラオス
テラスなしスケショ→スケショ

vsパオジアン
テラス切ってスケショ→アイへ(スケショ)

氷柱で怯まされた場合→カミ引きもアリ

vsガチグマ(赫月)
①テラスなしスケショ
②テラス切ってスケショ
2手目
欠伸にはアンコールを合わせてなんとかするしかない。

vsブリジュラス
①テラスなしスケショ
②テラス切ってスケショ
2手目
❶頑丈だった場合→スケショ
❷持久力だった場合→アンコール
※偉い立ち回りがしたいなら初手はテラス切って炎の渦推奨だが、正直あまり強い動きではない。

vsサーフゴー
晴れを見てこいつが初手に来るわけがないので割愛。
もし来た時は炎の渦→スケショ連打で相手に自己再生がなければなんとかなるカモ。

vsランドロス※ここ特に重要
テラスなしスケショ
2手目
❶相手の方が早い岩石封じの場合→テラス切ってスケショ
相手の方が遅い岩石封じの場合→アンコールで倒されてガチグマの起点にするのも◎
❸ 相手の行動がステロの場合→アンコール→引き読みアイへ

vsハッサム
これも晴れを見て初手に来るわけがないので割愛。
2番手とか裏出しでもし来た時は炎の渦連打(剣舞されたらアンコール)で割となんとかなるはず。

vsイーユイ
テラスなしスケショ→アイへ(スケショ)

vsアシレーヌ
①テラスなしアイへ連打
②テラス切ってアイへ連打

vsディンルー
炎の渦→アンコール→スケショ(ディンルー以外の起点作りポケモンに対しても同様。ドヒドイデ相手にはテラスを切る)

vsテツノツツミ
テラス切ってアイへ連打

vsタケルライコ
個人的にはテラスなしスケショ
怖かったらテラス切ってスケショでも良い

vsラティ
テラス切ってスケショ→瞑想ならアンコール

vsオオニューラ
テラスなしスケショ→アイへ(スケショ)

vsキラフロル
個人的にはテラス切ってスケショ
多分そもそも初手この対面できてること自体相当状況が悪い。

vsキュウコン
テラス切ってアイへ
この構築に対しては初手よりほぼ確実に裏から出てくる(天候マウント用)ので積極的に引き読みをしていくか、先にスケショを積んで上を取るかすると良い。

vsコノヨザル
テラスなしスケショ
これしか出来ないけど、電気玉投げつけるとかだったりすると憤怒打たれてるだけで試合が終わりかねないので、むしろ命懸けウェルカム。

vsテツノドクガ
❶エナジーが発動している→テラスなしスケショ
❷エナジーが発動していない→メテビ警戒するならテラス切ってスケショ

・二番目に出すポケモン

ガチグマが積んでいける相手が場にいるならガチグマから、無理そうならハバタクカミから入る。

・ハバタクカミの立ち回り

基本的には基本選出と同じだが、基本選出よりもガチグマの起点作りを意識した動きをすると良い。場合によっては麻痺を入れた相手を場に残すためあえて倒されるような立ち回りをした方が良いこともある。

・ガチグマの立ち回り

瞑想を積める対面では積極的に積んで行く。構築全体で重めなキョジオーンには後出し安定
ただしアンコール持ちには滅法弱いのでオーガポンやカイリューの選出が見えている場合は対面的に立ち回る方が吉。

ちなみに特化イダイトウのウェブタは確定耐えで、反動ダメージ+返しのブラッドムーンで確定1発なので、イダイトウ構築相手には上手くラス1で合わせることが出来れば勝てる。

【晴れ選出】の立ち回り

初手コータス
ウガツホムラ
@1
(大体イダイトウ)

晴れで全てを吹き飛ばす選出。相手がトリルパやイエカシラのようなギミック系統の時はこの選出を合わせるのがオススメ。ただし天候パ相手には絶対に投げてはいけない。
やることに関してはこれが一番わかりやすい。ステロ→殴る→殴る。以上。

・初手コータスの立ち回り

❶初手対面の相手がアンコールを覚えている可能性がある→オバヒ(炎、水オーガポンくらいならアンコされてからホムラ引きも出来なくはないのでステロを撒いても悪くはない)

❷初手対面の相手がアンコールを覚えている可能性がない→ステロ→オバヒ

以上。

トリルパ相手に投げてる場合はコータス自体が切り返しになるので普段より大事に扱った方が良い。なかなかに難しいが。

・ウガツホムラの立ち回り

基本的にはテラス大憤激安定
何らかの事故で晴れが1ターンしかなくてコータスが生存してるとか、次のターンにテラスを切るか決めたいとかなら一旦フレアドライブから入っても良い。
効果いまひとつの鉢巻晴れテラス大憤激=等倍鉢巻逆鱗」なので覚えておこう。

【受け崩し選出】の立ち回り

初手ガチグマ
ハバタクカミ
イダイトウ


受けループやママンサイクルに投げていく選出……と言いつつ実は確率や相手の型依存で安定しなかったりもする。要改善点。

・初手ガチグマの立ち回り

初手対面の相手が弱点をついてくるor毒を入れてきそうならテラスを切って瞑想ガン詰み。

vs受けループ(ハピナス)
テラスを切って投げつけるを拒否、瞑想を積みつつ、月の光で体力管理して、ハイボで殴っていく。ハピも瞑想を積んでくるので急所に当てるまで殴る

この時、ブラッドムーンの枠を見せると大地の力がないのがバレて鋼テラスを切られて詰むのでギリギリまで隠すこと。

ハイボはグライオンを考えるとppを2残しておいた方が良い(ppが残り2とかになるまで急所当てれてなかったら大体負けとか言ってはいけない)

vsママンロンゲグライ
ママンロンゲグライの選出ならテラス切って瞑想積んでいけば一匹で勝てるが、エルフーンやテツノツツミ、イーユイとかがいるとなんだかんだキツいので諸説ある。

vs初手キラフロル
うちの構築に毒菱が刺さりすぎているので必ず初手に来る。実はガチグマを初手に合わせてテラスを切りつつ起点にするのが正解説がある。ちなみにD+2で特化大地の力が受かるようになるが、Dダウンがあるのでそんなに分の良い勝負ではない。

・2番手以降の立ち回り

裏に関しては基本選出と同様なため割愛。
ちなみにラス1イダイトウのお墓参りはHBヘイラッシャを突破できる。

まとめ

まずはこれだけ長い文章を読んでいただき本当にありがとうございます

折角なので自分の培ってきた経験と知識を出来る限り詰め込もうと思ったら結構な長さになってしまいました。

レギュレーションFの対戦環境で起きうる対面の9割程度は網羅できているのではないかと思います。

一気に全部覚えるのは流石に難しいと思うので、実際に構築を使って対戦しながら見返す等して上手く活用していただければなと思います。

もちろん、まだまだここに書ききれていない対面パターンや立ち回りも無数に存在していますので、わからないことがありましたら是非X(Twitter)の方で遠慮なく質問してください

また自分の構築限定でなら立ち回りのコーチング等も行えますので、もし希望者がいましたら連絡をお待ちしています。

レギュレーションFラストシーズン、今月の終盤がどんな環境になるかはわかりませんが、1人でも多くのプレイヤーがこの構築を使って最高順位、最高レートを更新できる事を心より祈っています。

それでは皆さま、良いランクマライフを。

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