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メンタルクリニックに0円で通うワザップ!

この記事の続編(?)です。
うつ病東大生が卒業単位を全て揃えて留年した話

・はじめに

お久しぶりです。ちるだです。
緊急事態宣言が出て1か月半ほどになりますが、みなさんいかがお過ごしですか?
外出自粛・リモートワーク等で家に籠る時間が増えた方は多いと思います。家から出ず日光に当たらない生活が続くと、うつ傾向になる方もそれなりにいるのではないでしょうか。
人によっては仕事がなくなり生活が苦しくなって精神的疲労が大きくなっている方もいるかもしれません。
そんな状態でも、「病院に行くほどじゃないと思う」「病院はお金がかかるしなぁ」という方は多いのではないでしょうか。でもそのまま放っておいて悪化したら、僕みたいに1年半以上薬漬けになるかもしれませんよ。
そこで、今回はタイトルの通り、メンタルクリニックに0円(もしくは1割負担)で通う方法を紹介したいと思います。
前年の区市町村民税額によっては対象外になる場合もあります。その点では特に昨年まで学生だった新卒の場合はお得度が高いです。
(※追記:被扶養者だと対象外になると勝手に思っていましたが、「世帯の区市町村民税(所得割)」が一定以下であれば被扶養者の学生でも問題なさそう?ただしここでの「世帯」とは「同じ医療保険に加入している人」を指すそうです。)

・そもそもメンタルクリニックって?

精神科、心療内科、メンタルクリニックなど、様々な呼称をよく見かけますが、僕もよくわかっていません()
ググったらこんな感じで出てきました。
精神科と心療内科の違いとは - あべクリニック
僕が通っているメンタルクリニックはホームページに「精神科・心療内科」と書いてありますし、患者の立場としては別に呼称を気にする必要もなさそうです。
この類の医療機関では、うつ病・パニック障害・てんかん・不眠症・ストレス関連障害などの診療や、健康保険で臨床心理士のカウンセリングを受けられたりします。
都内だったらどこの駅の近くにも1つくらいはメンタルクリニックあるんじゃないですかね?電柱の広告とかで見たことありませんか?

・やさしいせかい ― 自立支援医療

さて、それでは本題です。
今日も今日とてTwitterのTLでは政治に対する批判や擁護の発言が飛び交っていますが、日本という国はなんだかんだで弱者にやさしいのです。
この記事で紹介したいものは、自立支援医療という国の取り組み、その中でも精神通院医療についてです。
概要はこちらをご覧ください↓
自立支援医療(精神通院医療)の概要|厚生労働省
このサイトの文章を読むと「めっちゃ重い症状の人が対象なんでしょ?」という感じがしてきますが、精神病関連ならかなり広く対象になるっぽいです。少なくともメンタルクリニックに通院するレベルなら余裕で対象かと。
この自立支援医療は基本的に都道府県ごとに対応してくれるので、申請方法などは自分が住んでいる都道府県名と一緒に検索すればサイトが出てくると思います。
東京都の場合はこんな感じです↓
自立支援医療(精神通院医療) 東京都福祉保健局
簡単に説明すると、一定所得以下の人は精神通院医療の自己負担を通常の3割から1割にしますよ、さらに所得によっては月額の上限も付けますよ、という内容です。
所得の基準についてはこんな感じです↓(東京都の場合/大体どこもこんな感じだと思う)画像1

参照:https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/shougai/shogai/jiritsu.html
ざっくりですが、
・低所得1:年収≦80万
・低所得2:80万<年収<100万
・中間所得層1:100万≦年収<200万
・中間所得層2:200万≦年収<700万
くらいでしょうか。つまり、年収700万くらい以下なら負担割合が3割から1割になりますね。
ちなみに去年学生だった僕のバイト代は低所得2にあたる額なのですが、収入額が記載された非課税証明書もちゃんと持って行ったのになぜか低所得1に分類されました。80万って所得じゃなくて収入の額だと思うんですが...。謎。
さらに保健所の窓口の方に「低所得1に分類されますので、負担割合が1割、負担上限月額が2500円になります。ですが、その2500円も都が負担しますので、負担は0円になります。」と言われて、結果的にメンタルクリニックに0円で通う環境が出来上がりました。謎は深まるばかり。何がどうなってその2500円を負担してくれているのかもよく分かっていないんですが、とりあえずメンタルクリニックに行ってみたら………画像2

東京都万歳!!!!!

・メンタルクリニックの選び方

最初に述べたように、病院に行くなら早いに越したことはないです。
「うつ病」というと病院に行くレベルなのか判断が難しかったりしますが、少なくとも、なかなか寝付けなかったりすぐ目が覚めてしまうなどの睡眠障害は病院に行く立派な理由になります。
睡眠障害で悩んでる人は病院行って睡眠薬処方してもらうと劇的に生活が変わりますよ。まず慣れるまではめちゃくちゃ記憶が飛びます(薬になんて慣れない方がいいけど)。
そんなこんなでメンタルクリニックに行こうとなったら、次に出てくる問題はどこのメンタルクリニックに行くかということだと思います。
個人的な意見としては、家から近いメンタルクリニックが良いと思います。
わざわざ有名なところを選んで電車に乗って通院なんて、そもそもそんなに軽率に外出できるなら早々うつ病にはならないのでは。しらんけど
とりあえず一回近所のメンタルクリニックに行ってみて、合わなかったら別のところに行く、くらいの気軽さでいいと思います。
僕は最寄り駅前のところに行ってみたら一発でいい先生を引きました。

・さいごに

そもそも病院に行くような状態にならないに越したことはないので、いつも言ってますがとりあえず散歩とかで日光に当たっておいた方がいいですよ。日光に当たっておけば大体何とかなります。たぶん。
相変わらずうつ病がどうのこうのといった話をしていますが、年始に書いた通り僕は現状元気です。
ただ相変わらず薬を服用しているので通院しているという感じです。体の状態としてはヤク中と同じですからね。減薬生活は大変。
近況としては、抗うつ薬①が2/3に、抗うつ薬②が半分に、睡眠薬①が3/4に、睡眠薬②が1/3になりました。
新型コロナについては、次々と緊急事態宣言が解除されて6月以降少しずつ元の生活に近い感じになるのかなぁという気がしますが、そうなれば当然第二波が来ると個人的には思ってます。
アメリカがちょうど2週間くらい前にかなり制限が緩和されたので、そろそろどうなるか注目ですね。
それではまた。

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