今日もまた太陽が眩しい。
あぁ、体が重い。
はぁ、肩が凝る。
太ってることに悩み
自分の性格にも悩み、
家族のことでも悩み、境遇を恨んだり。
自分が変われば、変わるんだ!
変わらないから苦しいんだ!
いつも必死で
重たい心と体を引きずって生きていた。
真剣に変わろうと
講座も人の話もまじめに聞いて、訳も分からず何やらやってみたり。
どこに行っても
「自分を知ることが大切」は共通してて。
だから、とことん内観して。
それはそれは
生まれ変わったように思えた。
抜けたね!殻を破ったね!見つけたね!
欲しかった言葉を浴びせてもらえて
沢山褒めて認めてくれる環境に身を置いてみたら、自己肯定感あがるあがる!!
何でも出来そうな気がしたよ。
麻薬みたいね。
私は何にでもなれるって、結構思った。
そんな中で、両親の介護が始まった。
同時に子育ても待ったなし。
私が無理して動かなければ、如何にもこうにもならないことばかりが増えた。
「有休取って父を病院に連れて行って」と兄弟に頼んだら
「俺が休めるわけないだろ!!お前が%△#?%!お前が◎&@□!」と罵られた。
何にでもなれそうだったのに、何者にもなりなくない気持ちになった。
目が回る忙しさは、要らないものを刮ぎ落とすには十分だった。
ただ日々をこなすだけで精一杯。
私は一体何に悩んでいたんだっけ。
水飲んでも太っていたのに痩せたし、
よく頑張る性格だし、
家族の優しさにも支えられた。
境遇?そんなの知らね。
どうにかこうにか、やっていたら、
悩みに支配されなくなって
私は今ここにいて
しっかりと生きている。
刮ぎ落としていって、
・ただ生きる
・頭の中は私だけのもの
これだけ残った。哲学っぽい。
哲学ってこういうことなのか。
そう思うと、
モッくまくんの本は私の哲学書かもしれない。
生きる・内なる自由
導いてくれたのは、疑いなく「モッくまくんの星のレッスン」だ。
とにかく物語に触れてほしい。
占星術の本なのに、解説は読み飛ばした。
少年とくまの物語は小説。なのに自分のストーリーなのだ。境遇は似ても無いのに。
物語がそのまま染み込んで
苦境の中で支えになったんだから凄い。
身動きが思うように取れない日々の中でも、
自由を感じ私が私であることを保てた。
あれだけ感情的になっていたのに、
今はどこかに置いてきたかのように穏やかだ。
といっても、腹立つもあるし文句も悪口も言うし、声を荒らげることもある。
表に出す感情も、
時に出したいように出せばいい。
良いも悪いも返って来て、
結果現れたものに怯えることも無いし何も終わらない。
神聖な領域(頭の中)には誰も踏み入れられないのだから、また始めたらいい。
という、哲学的思考などした記憶はない。
いつの間にか悩みが襲いかかってくることが無くなって、穏やかになったのだ。
太陽が眩しいし、風が気持ちいい。
人生何があるかなんて誰にも分からない。
大きな流れの中で
決まっていることなんて一つもない。
生きるストーリーは、私が創っている。
その中で生かされているだけだ。
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