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2019開幕 流経大柏B vs 敬愛学園

新元号が「令和」と決まり、全国各地の高校サッカーシーズンが本格的に開幕しました。
4月7日(日)
同日、流経大柏の全カテゴリーが第1節を迎えるため、県リーグ→プレミアEASTのハシゴゴ観戦をすることに決めました。

まずは千葉県リーグDiv1。
「流経大柏B vs 敬愛学園」
今年初の流経大柏グラウンドへ。

イギョラカップからどのような変貌を見せてくれるのか、たいへん楽しみなところでした。

スタメン(敬称略)
GK
1永澤海斗 ラルクヴェール
DF
7新井涼太 坂戸ディプロマッツ
20山尾永遠 大阪市ジュネッス
3望月敬太 S.T.FC
2栗原健汰 クラブ・ドラゴンズ柏
MF
10林 春輝 柏レイソルA.A.TOR'82
18鏑木佑生 クラブ・ドラゴンズ柏
5櫻井俊英 FCアビリスタ
11井上翔太 Forza'02
FW
6菅原陸斗 東急Sレイエス
14松本健太 FC多摩

この試合はまさに、互いの持ち味を発揮しあう「正面からのぶつかり合い」でした。流経の代名詞“ハイプレス”VS敬愛の“流れるパスワーク”。

先制点は流経大柏B
2栗原君のFKをペナルティエリア左側から10林君がヘディングで折り返したとこれを、気合いのマッスルマン5櫻井君が飛び込みながらゴール‼ゴリゴールで先制しました。

早い段階で追加点が欲しいところだったとは思われますが、敬愛の素晴らしいパスワークと流経のプレスが摩擦しあい膠着状態となり前半終了。

後半は記憶が間違いなければ、互いにメンバーチェンジはなくキックオフしたと思います。
後半ゲームが落ち着き始めると、流経大柏Bはメンバー交代で活力ある選手をきってきました。

しかし、ハイプレスがうまくはまらず、敬愛の中盤No.14がいいタイミングで、CB間のやや前にポジションをおとしてきて、そこで受けるとどんどん展開パスを繰り出しリズムを創出しました。この時間帯で同点に追いつかれなかったのは大きかったぁ。

敬愛CBNo.4は、サイズは大きくありませんでしたが、素晴らしい跳躍力で制空権を握り、セカンドボールもほぼ敬愛に収まっていました。

このリズムは厳しいなぁと思ったあたりに、10林君が中盤の中央へポジションを移したあたりから、再び流経のリズムになってきました。前線には長身の19古谷優斗君(鹿島アントラーズつくば)を投入し、敬愛No.4が目立てなくなってきました。 

いよいよ流経大柏Bに追加点がやってきます。
カウンターから10林君が中央をドリブルでグングン進み、絶妙のタイミングで右からオーバーラップしてきた7新井君にパスを出すと、そのまま持ち込みゴール左側に流し込み2-0としました。

一進一退の時間が長かっただけに、追加点の時間がボディーブローのように効いたはずです。
そして、試合終了。

流経大柏B交代メンバー(敬称略)
IN 9松浦陸翔 ドラゴンズ柏
IN13高橋知也 FC.VIDA
IN 8堀田翔平 ともぞうSC
IN16福田将法 Forza'02
IN19古谷優斗 鹿島アントラーズつくば

敬愛学園の内容には驚きを隠せませんでした。素晴らしいパスワークと展開力。今後、更に磨きがかかれば手強い相手になることは間違いありません。2019年の千葉県リーグDiv1に嵐を呼び込む可能性大です。

わが流経大柏Bは、まだまだ粗削りな内容であることは否めませんが、やはり「流経」でした。今年も立ちはだかるであろう、ジェフユース、習志野、八千代、市立船橋Bなどなど、全てのチームを倒すためには、「流経」らしく闘いぬくことが大前提。とても楽しみになってきました。途中でハシゴをやめましたが、試合終了まで観戦してよかったと思いました。

この試合の私的MOMの一人目は10林春輝君です。前半は右サイド、後半は途中から中盤の中央へ。ゲームを落ち着かせ、小競り合いでカッとなったチームメイトも落ち着かせていました。圧巻の2アシストも素晴らしかった。

そして二人目は11井上翔太君です。後半途中交代ではありましたが、左サイドは攻守において彼が効いていました。2年生ながら、まさに「逆境にSMILE」というタフな闘いができる選手だなと感じました。

さぁ心震えるFOOTBALLは始まったばかり。

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