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流経大柏 vs 尚志 プレミアリーグEAST

chirorifamilyの心震えるFOOTBALL Vol.2

開幕戦、黒星スタートとなった流経大柏TOP。
当たり前ではあるが、今年の青森山田もやっぱり強かったという印象です。

流経にもチャンスがなかったという訳ではないようですが、粗削りな部分が今後の伸びしろということで期待していきましょう。

今回参戦したのはプレミアリーグEAST 第2節
VS尚志高校
もう皆さんご存知、エース染野唯月君がいます。

尚志高校は開幕戦で、柏レイソルU-18にエース染野君のハットトリックで快勝。仲村浩二監督は、流経本田監督の習志野時代の教え子で、師弟対決も注目を集めました。

尚志の染野君は、高校選抜遠征のため不在。それでも選手層の厚い尚志は難敵です。流経がどのような闘いぶりを見せてくれるのか、そして、最も注目したのはスタメンです。開幕戦からどのようにいじってくるのか、とても楽しみでした。

流経大柏スタメン
GK
17佐藤藍大③(クラブ・ドラゴンズ柏)
DF
31大田原蓮①(Wings U-15)
  2伊藤勇輝③(クラブ・ドラゴンズ柏)
24宇津木脩人②(ジェファ)
32古閑凌生①(柏レイソルU-15)
MF
 4藤井海和②(S.T.FC)
11森山一斗②(大阪市ジュネッス)
10八木滉史③(FC多摩)
9渡會武蔵③(ホペイロ刈谷)
14坂田康太郎②(ジェファ)
FW
28橋本清太郎①(横浜FCJY)

交代IN
8大西悠介(クラブ・ドラゴンズ柏)
26佐々木吏大(クラブ・ドラゴンズ柏)
27清水蒼太朗(柏レイソルA.A.TOR'82)
29川畑優翔(大豆戸FC)

新1年生が3人もスタメンに名を連ね、2年生が4人、3年生が4人という、かなり若いメンバーで構成されていました。

キックオフ

試合は開始からバッチバチのぶつかり合いでした。どちらが先にリズムをつかむのか。互いに、最後の部分は絶対にやられそうもない強固な守備。

あえて、流れが変わったというプレーをあげるならば、尚志の素晴らしいミドルシュートがポストに嫌われてしまったことでしょう。

徐々に流経のプレスと球際の強さが尚志を上回っていきます。尚志はアンダータッチパスで掻い潜ろうとしますが、最後の部分に精彩を欠いていました。

前半終了間際、右サイドからの展開の流れを、最後は11森山君がDFに当てながらも決めきり、先制点は流経にもたらされました。

後半も同じようなぶつかり合いが続きます。流経のプレスvs尚志ポゼッション。互いになかなか基点ができないなかで、尚志のパスワークは流石でした。
しかし、流経も徹底的に闘います。

55分追加点は流経
尚志GKのキックがサイドへフィードされ、そこに素早くプレスに行った11森山君が奪い、28橋本君へパス。28橋本君が前を向き仕掛けにかかると、二人のDFを中央に寄せる。空いた右側のスペースへ14坂田君が後方からスーっと上がってきて、28清水君からパスを受け、冷静にゴールへ沈めました。

2点目が流経に入ると、尚志は少しメンタルが下降したように思いました。指示の声があまり出なくなってきたような感じ。

86分トドメの3点目。
尚志エリアで10八木君がボールを奪われた瞬間、後方からすぐさま、流経DFが奪い返し、4藤井君の足元へ。これに反応した交代出場の8大西君が尚志DFの裏へ走り込み、そこへ絶好のパス。ニアサイドにドスンと突き刺しました。

93分4点目。高く上がったボールを競り合ったあと、下に落ちてすぐにコントロールした10八木君。それに、またもやすぐに反応した8大西君へ絶好のパス。
思いきりよく放ったシュートは尚志GKの手をかすめ、こぼれたところを29川畑君がつめました。

流経大柏4-0尚志
点差は開いたものの、力の差はあまり感じられませんでした。ただ、ほんの少しのミスは失点に繋がる。
それがプレミアの厳しさ。

エース不在の尚志、まだまだ伸びしろのある流経。
折り返しのAWAY戦がとても楽しみですね。

この試合、やはり存在感抜群だったのは
流経大柏10八木滉史君(FC多摩)。
長短織り混ぜたパスでリズムを作り、守備でも体を張っていました。ピッチに響き渡る指示も凄い。
もはや、彼のことを語ることがだんだんできなくなってきたような気がします。

もう一人気になったのは
14坂田康太郎君(ジェファ)。
何と言いましょうか、掴み所がないというか
とにかく効いてる感じが素晴らしい
スッと来て、バシっと仕事する。
まさに必殺仕事人ですね。

書いてたら
今節のジュビロ磐田戦が始まりそうになりました。
今週はどの試合も参戦できませんが
頑張れ流経大柏‼

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