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流経大柏vs中央学院 インターハイ予選準決勝

■これまでの勝ち上がり

準決勝の第1試合
日体大柏が1-0で市立船橋を退け決勝へ
全国的には市立船橋が知られているでしょうが
千葉県の高校サッカーをご存知の方なら
この結果に驚くことはないでしょう

さて準決勝第2試合を闘う流経大柏
シードにより決勝トーナメントから登場
1回戦 流経大柏2-0千葉日大一
2回戦 流経大柏2(4PK2)2八千代
2回戦の八千代戦では後半アディッショナルタイムに追いつかれ、PK戦までもつれ込むも
この接戦を制し準決勝へ駒を進めました

敗れはしましたが八千代の強さは素晴らしく
1回戦で強豪・習志野を2-1で下しています
どちらが2回戦に勝ち進んで来ていたとしても
簡単に勝てる試合など1つもなく
改めて千葉県のレベルの高さを痛感しました

■雨中の決戦


スタメン
GK
25佐藤藍大(ドラゴンズ柏)
DF
13栗原健汰(ドラゴンズ柏)
19新宮海渡(S.T.FC)
12根本泰志(FC古河)
 7新井涼太(坂戸ディプロマッツ)
MF
11森山一斗(大阪市ジュネッス)
20羽坂 豪(大阪市ジュネッス)
 4藤井海和(S.T.FC)
 6木村 聖(ジェファ)
FW
 9渡會武蔵(ホペイロ刈谷)
 5櫻井俊英(FCアビリスタ)

交代
IN 23橋本清太郎(横浜FCJY)
IN 24伊藤勇輝(ドラゴンズ柏)
IN 21松本健太(FC多摩)
IN 16宇津木脩人(ジェファ)
IN 14八幡海輝(ヘラクレス)

雨の影響でどのような展開になるかは
なかなか予想しずらかったのですが
ドリブル中央学院をプレス流経が
どのように迎え撃つかは1つの視点となりました

前半、最初に決定機を迎えたのは中央学院
濡れた芝生の影響でスリッピーなパスが
流経ディフェンスの間を抜けてGKと1対1
おそらくループを狙ったであろうシュートは
枠の上を通り過ぎていきました

流経はスタメンFWで起用された炎の漢
櫻井君が前線から執拗にプレスを継続
左SB栗原君の正確な左足からのフィードが
中央学院のDFラインを苦しめて
中盤セカンドボールの奪取率が高くなっていました

前半はスコア動かず0-0で折り返します

■動いた後半

時間が経過するにつれ延長戦やPK 戦が
頭の中を何度かよぎっていきます
さらに決定機のシュートが外れる

流経ベンチが動きます
IN23橋本君 24伊藤君
OUT20羽坂君 6木村君
6木村君の位置に23橋本君
FW渡會君が中盤に下がり、24伊藤君がFWへ
2トップが炎の漢になるという熱い布陣

攻め込み続ける流経が先制ゴール
13栗原君の絶妙CKを交代で入った
23橋本君がドンピシャヘッドで突き刺しました

さらに流経ベンチが動きます
それまで前線で頑張っていた5櫻井君に代え
韋駄天21松本君をIN、さらに圧をかけていきます

流経追加点
ルーズボールを13栗原君が狙いすまして
交代INした韋駄天21松本君のもとへ
スペースへ走った松本君はそのままペナへ進入
前に出てきた中央学院GKの位置をしっかり確認し
右へ巧く流し込みました

いけいけになってきた流経が
どんどんゲームを支配していきます

とどめの3点目
21松本君の突破からセンターリングされたボールを
24伊藤君が飛び込み狙うもそれていき
そこに走り込んでいたのが交代したばかりの
14八幡君 しっかりとおさえてゴールを奪いました

試合終了 流経大柏3-0中央学院

■雑感

終わってみればま3-0で流経大柏が勝利したが
勝負の世界は一瞬でどちらかに大きな流れが
傾いていってしまう厳しい世界であることを
感じました

めまぐるしくメンバーが入れ替わっているが
今予選から20羽坂君が復帰したことで
より一層中盤に厚みと変化がうまれています

中断期間直前のプレミアリーグで
ハイパフォーマンスを魅せていた
ゲームキャプテン9渡會君のプレーは
さらに上がってきている印象を受けました

右サイドで起点となっていた6木村君と
7新井君もアクセントになっていました

県リーグDiv1,Div2で闘っている選手が
融合と変化と競争をうみだし
深化・進化・真化する流経大柏になっています

決勝戦
どんな布陣で挑むのかたいへん楽しみです

さあ‼あと1つだ‼

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