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リターンマッチ 流経大柏vs清水エスパルスユース

■流輝祭1日目 

ようやく様々なことがひと段落して
noteの観戦記更新に取り掛かることができました。

9月14日(土)
この日流経大柏は、文化祭の初日で
サッカー部はプレミアリーグの試合を
1つの行事として位置づけています。
妻と娘は流輝祭へ、私はグラウンドの
高円宮U-18プレミアリーグ観戦へ。

対するは、前回ゴールデンウィークに対戦し
AWAYで0-3の完敗を喫した清水エスパルスユース。折り返しの10節から1勝2分けで流経戦を迎えました。清水はDFにノリエガ・エリック君を要しセットプレーの強さとともに整備されたポゼッションと年代別代表を揃える層の厚さで上位につけています。

■圧倒した前半戦

流経大柏スタメン
GK
1松原颯汰(2年:RIP ACE)
DF
15清宮優希(2年:Forza'02)
5山尾永遠(3年:大阪市ジュネッス)
12根本泰志(2年:FC古河)
16上田海波(3年:さいたま市立尾間木中)
MF
18三好麟大(2年:RIP ACE)
8大西悠介(3年:ドラゴンズ柏)
4藤井海和(2年:S.T.FC)
9渡會武蔵(3年:ホペイロ刈谷)
FW
11森山一斗(2年:大阪市ジュネッス)
40羽坂 豪(3年:大阪市ジュネッス)

ゲームの入りは流経
伝家の宝刀ハイプレスによってリズムをつかみます

◎1分
いきなり試合が動く
ペナルティーエリア左サイド付近で得たFKを
8大西君が直接ゴールにねじ込みました。
清水GKの前を多くの選手達が横切る動きをするためブラインドになりボールが見えない状態になりゴールに吸い込まれました。

開始早々 欲しかった先取点を奪った流経は
試合のペースをどんどん握っていきます。
特に清水DFに対して効いていたのは40羽坂君
前線に張り付いていたかと思ったら
スッとおりてきて中盤からパスを受け何度も流経攻撃の起点となっていました。
前を向いたら仕掛けたりさばいたり
清水DFリーダーのノリエガ・エリック君も
なかなか捕まえきれない状態に見られました。

◎14分
流経大柏が追加点
流経GK1松原君が前線にフィードしたパスが
清水DFラインをすっと越えていき
その隙を逃さなかったポイントゲッター
11森山君が右足一閃
素晴らしいシュートを叩き込みました。

勢いに乗る流経は、その後もゲームを握り
途中、清水の選手に早くも退場者が出てしまうほど、圧倒した内容を繰り広げていきました。
前半終了
流経大柏 2-0 清水エスパルスユース

■逆襲の清水

後半の入りは完全に清水エスパルスユース。
10人で後半45分を戦わなければならなくなり
入りの良さも一時的なものだろうと考えていましたが前半とは全く別なチームになった様子で
1人少ないとは思えないほど試合のペースを握っていきました。

前半に比べ明らかに一人ひとりの距離感がよく
素晴らしいポゼッションで何度も流経ゴールを
脅かしていきました。
逆に流経は時間の経過とともに前後が間延びし
セカンドボールを拾われ起点を失い
ボランチへの楔をうてなくなっていき
スペースをうまく清水に利用されていました。

-58分-
▼40羽坂君OUT→
△2伊藤勇輝君(3年:ドラゴンズ柏)IN

やや運動量が落ちた前線を活性化しようと
流経は交代カードをきります

続けて
-71分-
▼8大西君OUT
△八木滉史君(3年:FC多摩)IN
-84分-
▼18三好君OUT
△28橋本清太郎君(1年:横浜FC・JY)IN
▼4藤井君OUT
△24宇津木脩人君(2年:ジェファ)IN

■遠かった3点目

3点目を奪いとどめをさしたい流経ですが
なかなかその1点にとどきません
しかし、素晴らしい形から
2伊藤君がビッグチャンスを迎えますが・・・

◇90分+2分
試合終了間際、清水はCKの流れからPKを奪い
これを成功し1点差に詰め寄るも時すでに遅し
試合終了
流経大柏 2-1 清水エスパルスユース

今後、闘将10八木君の活躍に期待です。

■雑感

10人になってからの清水の内容は素晴らしかったです。流経は後半、リズムをつかめずに苦みましたが、DFラインがよく堪えました。
なかでも徐々に存在感を増して来たのが、5山尾君だと思います。
県リーガーとして出場している時からどこかの段階でTOPに昇格するのだろうと予想していましたが、少しずつプレミアリーグに馴染み、今後も更なるレベルアップが期待できそうです。

前節のジュビロ磐田U-18戦に続く連勝となりましたが、誰がスタメンになるか予想がつかないなかで、90分を通して、まだまだ闘えるチームに進化していく。

それが流経大柏。

まさにそれを感じることができた試合でした。

青森山田と柏レイソルU-18の上位2チーム以下は
勝点差がかなり拮抗しています
1試合で順位の上下動が非常に激しくなってきました。だからこそ1つの勝ちがチームのレベルを一気に上昇させるのだろうと思います。

やや遅くはなりましたが
流経大柏の巻き返しが
今後、続いていくことを期待しています

心震えるFOOTBALLを

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