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流経大柏vs清水エスパルスユース 高円宮U-18プレミアリーグEAST

ゴールデンウィーク第2弾

前日のルーキーリーグ関東に続き、本日は高円宮プレミアリーグEASTの清水エスパルスユース(以下エスパルス)戦に参戦しました。

前評判で今年のエスパルスは、たいへん強いということでした。そんな相手に、流経がどれぐらいやりあえるのか。

前評判どおりの強さ

流経大柏スタメン
GK
17佐藤藍大(ドラゴンズ柏)
DF
3熊川大貴③(ドラゴンズ柏)
2伊藤勇輝③(ドラゴンズ柏)
24宇津木脩人②(ジェファ)
15清宮優希②(Forza'02)
16上田海波③(尾間木中)
MF
4藤井海和②(S.T.FC)
11森山一斗②(大阪市ジュネッス)
10八木滉史③(FC多摩)
8大西悠介③(ドラゴンズ柏)
FW
28橋本清太郎①(横浜FCJY)

交代
IN17松原颯汰②(RIPACE)
IN14坂田康太郎②(ジェファ)
IN30田口空我①(ジェファ)
IN6木村 聖③(ジェファ)
IN22瀧本脩司③(FC厚木JY)

試合開始から優勢に試合を進めたのはエスパルス。全体的に圧をかけつつ、ポゼッションを続けながらバイタル付近から一気に仕掛ける。この仕掛けのスピードが速い。

エスパルス6川本梨誉君にマンマークで16上田君がついていました。流経もチャンスを作るために、試行錯誤しますが、なかなか最後のところを崩せません。

ハイボールに対しては4ノリエガ・エリック君が弾き返し、セカンドボールの回収率もエスパルスに歩があったようです。

打開策が見つからないまま、27分にCKから6エリック君にやられ、32分にはFKが壁に当たり、そのこぼれ球を強烈に撃ち込まれた。優勢に試合を進めたエスパルスがしてやったりの2点を奪い前半終了。

流経は、前半と後半、早い段階で選手交代のカードを切り打開策を図っていきます。昨年度から注目を集めていたGK17松原颯汰君も投入。

時折、いい形にはなるが、後半も押し込まれてる分、攻めに転じた際、仕掛ける人数が足りていません。
それでも10八木滉史君、8大西悠介君、交代出場の14坂田康太郎君がリズムを作ろうと頑張っていました。

しかし、欲しかった後半最初の1点はエスパルスへ。
中盤から左サイドへ大きく展開されたパス。このプレーに対し中盤のチェックが遅れ、且つ、全体的にボールウォッチャーになっており、エスパルス左サイドの2列目からの攻め上がりについていけませんでした。

中央に折り返されたパスに対応できず3点目が決まります。この3点目にエスパルスサポーターは更に大盛り上がり。アウェイの洗礼を突きつけられました。

「差」をうめて上回る

試合終了
流経大柏0-3清水エスパルスユース

悔しいですが・・・・
圧倒的とまでは言いませんが、エスパルスの力は間違いなく前評判どおり強かった。現時点では多少なりとも「差」があります。

この試合では、オフェンス面では基点ができず、28橋本清太郎君におさまりませんでした。ディフェンス面では、セカンドボールの回収率、そして、流経の代名詞とも言える「ハイプレス」に磨きかかれば、押し込む時間が増えチャンスも増えます。

全体的にラインが低くなり、セカンドボールの回収率が低くなり、奪ったボールを次の攻撃へ繋ぐパスミスが多かったと思います。

エスパルスの選手たちは、ロングフィードの精度がかなり高く、流経のプレスがはまりそうになったり、押し込まれたときのルーズボールに対して、やや体勢が悪くなっても流経ディフェンスの嫌なところへきっちり繋いできます。

逆に言えば、このフリーの状況を苦しめられるようなハイプレスと、そのあとのポゼッションを狙う二段階、三段階のプレスが、ディフェンスのリズム、ひいてはオフェンスのリズムを醸成させていくのだろうと感じました。

今後の成長と競争に期待

Jユースと高体連との違いの1つ。
それは選手層ではないでしょうか。

Jユースは、育成あるいは選抜方式でかなり高い基準の選手が集まっている。もちろん、それはプロを養成するという極めて重大な課題があるからです。

一方、高体連には100名を超す部員が、TOPチームでの活躍を目指し、オリジナリティに富んだ選手がわんさか所属しています。

プレミアリーグが進むにつれ、カテゴリー別に鍛えられた選手達がTOPチームの定位置争いを激化させ、きっとHOMEで迎え撃ってくれることを期待しています。

百打一音

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