危険な油の代表トランス脂肪酸

海外ではトランス脂肪の危険性はかなり訴えられており、アメリカやヨーロッパを中心に全面禁止になっている場所もあります。
ニューヨークは全面禁止ですし、デンマークなども厳しい規制があります。
東洋の国でも表示規制などがしっかりしている国があります。

それに比べて日本は、もちろん規制がなく企業のやりたい放題という状態です。

ご自分でトランス脂肪酸を避けるようにしなければ、健康や元気を保つのは難しいということです。


トランス脂肪は、
糖尿病、
高血圧、
コレステロール疾患、
心臓血管の病気、
癌、
リウマチ性関節炎、
カンジタ症、
アレルギー、
うつ、
慢性疲労などあらゆるものに関与するので、社会問題となっています。

大手チェーン、コンビニ、ファーストフード店で、揚げ物などは、みなトランス脂肪酸に変化した油を使用しています。


トランス脂肪酸は老化やガンの原因になる活性酸素を増やし、さまざまな病気を引き起こします。

人体の細胞膜は油性成分ですので、トランス脂肪酸が細胞膜に悪影響を及ぼすということがわかっています。

細胞膜とは、細胞の外側、細胞を守るガードマンです!

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また、トランス脂肪酸は体内で細胞膜の形成を阻害することで、免疫異常をきたしやすいことも分かっています。

ウイルスや細菌が進入しすくなる、膠原病やアトピー性皮膚炎やアレルギー性鼻炎などの一因となる事が指摘されています。
 
またトランス脂肪酸は癌を促進するとも言われています。

トランス脂肪酸が酸化毒として作用し遺伝子異常を誘発するのではと指摘されています。

大量の活性酸素をつくり出してしまうので、食事を改めずに癌治療をしても意味はありません。

また、精神病の原因になりうることも指摘されています。 

脳は脂質の塊であり脳の情報伝達には不飽和脂肪酸が欠かせません。

トランス脂肪酸や飽和脂肪酸の摂取量と認知機能との比較で、トランス脂肪酸をたくさんとっている人ほど、認知機能が早く低下するとも指摘されています

細胞膜がトランス脂肪酸に攻撃され、細胞がやられます!
細胞膜の構築をするのが、オメガ3!

オメガ3について

必ず取らないといけない脂肪、必須脂肪酸です
必須とは、体の中で作れないという意味です

オメガ3は、心臓の健康、脳の健康、メンタル・ヘルスに不可欠な役割。
細胞膜を構築し、ミトコンドリアの機能を最適化する。
細胞のインシュリン、神経伝達物質および、他の伝達物質に対する反応を改善。
細胞が被害を受けたあとの修復プロセスを支援。

脳に役立つことも証明されている一方、中性脂肪を低下させて心臓の健康を支援し、記憶傷害を遅らせ、ADHDを改善し、関節炎や痛みのような炎症を緩和し、うつ病およびさらにたくさんの疾病を改善。

脳の60%は脂肪でできています。
オメガ3脂肪酸のDHAだけで大脳皮質の15-20%を占めています。

ニューロン(中枢神経系の細胞で、オメガ3脂肪酸を含んでいる)にも比較的多く含まれています。

脳は文字どおりオメガ3脂肪酸でできているので、脳の機能にとって重要であることは当然です。

オメガ3脂肪酸には抗酸化作用と抗炎症作用があり、この作用が精神面の健康に治療的役割を果たしていると考えられています。


*活性酸素が好きなのが、細胞の1番外側にある細胞膜です

*細胞膜は、油脂で出来ていて食べる油脂の質で細胞膜の質が決まります。
酸化した油脂を食べると、細胞膜も酸化します。
細胞の酸化は、細胞膜の酸化。

*細胞膜が酸化すると、細胞内に栄養と酸素を入れられなくなり細胞の代謝がストップします。

*細胞膜が酸化すると、細胞が炎症し細胞が死にます。

*オメガ3とオメガ6は加熱すると酸化します。
オメガ3とオメガ6は生でとる必要があります。

*細胞膜がお掃除されると、細胞の中に栄養が入れます。

*酸化は負の連鎖を引き起こし、ひとつの分子が酸化をおこすと、まわりの分子も酸化します。

*不飽和脂肪酸は細胞膜を外敵から守る働きと、血液の粘り気を下げて、血流を流れやすくする働きがあります。

*不飽和脂肪酸は、とても酸化しやすい性質を持っています。
だから活性酸素に攻撃されると、ひとたまりもありません。
こうして破壊された不飽和脂肪酸は、今度は過酸化脂質という物質に変化してしまいます。
この、過酸化脂質は悪玉です。
私たちの身体にとって悪の元凶となります。
もっと悪いことに、この過酸化が連鎖反応的に急激に進行するという性質を持っています

*細胞膜が過酸化脂質に変身すると、それ自体で細胞そのものがイビツになってしまいます。
外敵から守るどころか、細胞内の核質に負担がかかります。

*核質というのは、細胞の核ですが、その中には、人間の遺伝子(DNA)が収納されています
活性酸素が、この核質を攻撃すると遺伝子が変質させられてしまいます。
正常な細胞増殖をすることができず、新しい健康な細胞を作ることができなくなり、異常な細胞が生まれます。
これがガン細胞の正体です。

*現代医学では、この活性酸素が病気の90%以上に関係しているというのが定説になっています。
アルツハイマーでさえ、脳内の過酸化脂質が増えているという解剖学的所見によって、活性酸素の影響が認められています。


米国栄養士会とカナダ栄養士会は、妊娠していて母乳育児をする女性(すべての成人も)は、毎日、EPAとDHAを含む少なくとも500mgのオメガ3を摂取するよう推奨しています。

オメガ3脂肪酸の一つDHAに子宮を収縮させるプロスタランジンのバランスを整える働きがあることが関係しているといわれています。

またDHAは胎盤を通って、お腹の赤ちゃんに移行し、脳や網膜の神経細胞の材料となります。
そのため、妊娠後期にお母さんがオメガ3脂肪酸をどれだけ摂取するかが、赤ちゃんの脳や視神経の発達に影響するといわれています。
最近では、オメガ3脂肪酸の摂取は赤ちゃんのアレルギーの低減にも影響しているのではないかと言われています。

妊娠、母乳育児をする女性(全ての成人も)は、毎日少なくとも500mgのオメガ3を摂取するよう推奨、妊娠後期に、オメガ3をどれだけ摂取するかが、赤ちゃんのアレルギーの低減や、脳、視神経の発達に影響すると言われている

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