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不思議っていうふしぎな言葉


不思議ってよく使う言葉だけれど、ふと「ふしぎな言葉だな」と思ったので、調査隊発動しました(笑)のお話。


不思議

不可思議

摩訶不思議

似たような言葉がありますね。


「思議」とは「あれこれ思いはかる、深く思いをめぐらすこと」つまり「いろいろと多種多様なことを、深く広く考えること」である


「不思議」とは

「不可思議の略語」で、その意味は「どう考えても理由・原因などを思いはかることができないこと」や「どう考えても説明がつかないこと」とあります。

また「想定の範囲外であること・思いもかけないこと」や「怪しく思うこと・不審に感じること」といった意味合いも含まれるようです。


「不可思議」とは

「不可思議」は仏教用語に由来する言葉。仏や菩薩の神通力や、言葉に表したり思いをはせることもできない境地を意味するとされ「思議すべからず」と読むそうです。「人間の判断力では及ばないこと」を指しており、さらに「物事の原因などを思いはかることができないこと・人の常識を超えていて説明がつかないこと」を表すようになったとされています。

「不可思議」にも「突飛なこと・思いがけないこと」や「怪しく思うこと」などの意味もありますが、「不思議」よりもそれぞれの意味がより強調されているニュアンスになるようです。

また「常識では理解できないこと」の意味から、普通では考えられないほど非常に多い数という、無量大数の1つ前の数字の単位にもなっています。「10の64乗」と言われても・・・確かに理解できない数字ですね💦


「摩訶不思議」とは

「現実とはとても思えず、にわかに信じられないこと」

「摩訶不思議」は「摩訶」と「不思議」に分解されます。

「摩訶」とはサンスクリット語で「偉大な」という意味である”maha(マハ)”という音に漢字をあてたもので、仏教では「偉大な、人智を超えた、非常に優れている」と言った意味で使われる言葉です。例:「摩訶般若波羅蜜多心教」「摩訶曼珠沙華」など。

巷で噂の「マカ」の名前の由来もこの辺りにあるとか・・・人智を超えた、そんなに優れたものなのか・・・ほお・・・🤔


話を戻します(笑)

そういった意味から「とてもとてもふしぎなこと」例えば、常識では考えられない様なことや、超常現象ではないかと思われる様なことが起きた時に、「ありえないことで、とても信じられない」という時に使われる、とあります。


ここまで見てきたところで・・・

どの言葉も「人の力や知恵では、思いはかることの範疇外である」時に使われる言葉であるのだなとわかりました。確かにそうですね。

使い分けについては、不思議ー不可思議ー摩訶不思議の順で、その信じられない度合いや、謎めいた雰囲気や理解しづらい感覚がより強くなる感じ。

例えば・・・

不思議は「理由はわからないけれども、まぁそんなこともあるよね」とか、「理屈は知らんけれど、まぁ科学的にはあり得るんでしょう」と、自分がその原因を知らないだけだろう、とか、謎めいているけれど何とか受け入れられるかな、という感じ。

摩訶不思議になると「いや、ちょっとそれ、受け入れるのもどうだか?というか、なんでそれが起きるん??」的な、いわゆる「狐につままれる感覚」といったところでしょうか。


って・・・わかったような、わからないようななんとも言えない考察になりました。なんだか「思いはかれない」を繰り返していただけのような🤣


ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました!


でもでも・・・

言葉の持つ意味を考えてみるって、面白くって、やっぱり「ふしぎ」ですね(ΦωΦ)フフフ



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