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「先生」という言葉


子どもの頃、自分の周りにいる人はみんな「先生」だった。
自分よりも先に生まれてる、つまりは自分より年上。

「先生」は、自分より先に生まれて、自分より知恵や知識がある人を指す呼び名。漠然とそんな風に思ってた。

学校でいろんなことを教えてくれる人も「先生」
病院でカラダを診てくれる人も「先生」
揉め事を代わりに解決してくれる人も「先生」
面倒なお金の計算を代わりにしてくれる人も「先生」
議会で居眠りしたりヤジを飛ばす人も「先生」


「先生」って言葉は単に『職業に対する敬称』だったんだ!と氣がつくのはだいぶ大きくなってから。


そして・・・いつの頃からか「後に生まれた」先生も増えてきた。

今の自分より先に生まれている人は、定年でもう学校にはいないと思う🤣
大学の教授くらいなら、結構な年齢の方もおられるけれど。

お医者さんも、開業している人は結構年配の方もおられるけれど、大きな病院だとどうかな?定年ってあるのかな?🤔


議員さんは・・・居眠りし放題だから、高齢の方が一番多くても大丈夫なのかな🤣


その他にも・・・自分の年齢が高くなった今はもう、自分より先に生まれてない「先生」がたくさんいる。

日本語の曖昧さも加わって「先生」って言っとけば失礼にはあたるまい・・・そんな雰囲気も若干はあるのかもしれないけど💦


こんな風に「先生」って呼ばれる職業が多すぎて、なんの「先生」かわからなくなってるよね。

普通にその職業名やその人の名前で呼べばいいのにな。


学校なら「教諭」「教師」
病院なら「医師」「検査技師」
代行業なら「弁護士」「会計士」
技術指導なら「監督」「コーチ」
議会に出るなら「議員」


あ、でも・・・お花の先生はどうしようか・・・🤔

困ったな・・やっぱり「先生」も必要か(笑)


そういえば・・・自分も学生さんの文化祭なんかの生け込みに、助っ人でお手伝いする機会があったけれど、学生さんたちは普通に「先生!」って呼んでくれたなぁ。
でも、私はそう呼ばれるのがとても嫌で「いや!先生違うから!」って頑なに拒否したりしてた🤣🤣🤣
学生さんからすれば、普通に「先に生まれた人」だったんだけどね🎶


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